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宝塚歌劇月組公演 スペクタクル・ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』 龍 真咲 愛希れいか 囲み取材 2015年06月

(2015年06月21日記載)

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宝塚歌劇月組公演 スペクタクル・ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』
龍 真咲 愛希れいか 囲み取材

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公演について(公演資料より)


かんぽ生命 ドリームシアター
スペクタクル・ミュージカル
『1789 -バスティーユの恋人たち-』
Le Spectacle Musical ≪1789 – Les Amants de la Bastille≫
Produced by NTCA PRODUCTIONS, Dove Attia and Albert Cohen
International Licensing & Booking, G.L.O, Guillaume Lagorce
潤色・演出/小池 修一郎

1789年初頭、官憲に理不尽に父親を銃殺された青年ロナンはパリに出て、
パレ・ロワイヤルで、デムーラン、ロベスピエール、ダントンら革命家と知り合い、
新しい時代の到来に希望を託して行く。
一方ヴェルサイユ宮殿では、ルイ16世や王妃マリー・アントワネットが、
華美な生活を続けていた。病弱な王太子の養育係オランプは、
王妃のお供で、お忍びでパレ・ロワイヤルに赴く。
その夜ロナンは、対立する立場のオランプと運命的な出会いをする。
王弟アルトワ伯は革命を潰そうと密偵を放つが、
革命家たちの理想の炎はますます燃え上がる。
ロナンは革命に身を投じ、遂に7月14日、バスティーユ襲撃に参加するが……。
革命勃発のパリに生きた若者たちの、激しく熱い愛と理想に満ちた青春を描く。

本作品は、2012年にフランス・パリの「パレ・デ・スポール」で初演され、
絶賛を博し、以降、フランス国内で度々上演されてきたヒット作です。
日本では宝塚歌劇団が、小池修一郎潤色・演出により宝塚バージョンとして
日本初上演。フランス革命に翻弄される様々な人間の生き様を、
ポップな現代音楽に乗せて描くフレンチ・ロック・ミュージカルです。
また、宝塚大劇場公演は第101期初舞台生のお披露目公演となります。


主な配役


ロナン・マズリエ(官憲に父親を銃殺された青年)龍 真咲
マリー・アントワネット(フランス王妃)愛希 れいか
カミーユ・デムーラン(革命家でジャーナリスト、ロナンの友人)凪七 瑠海
シャルル・アルトワ(ルイ16世の弟)美弥 るりか
マクシミリアン・ロべスピエール(第三身分出身の若い議員)珠城 りょう


初日囲み取材が行われました。(2015年6月19日)



◆龍 真咲

1789-2-2日本初上陸、そして東京初上演となりますスペクタクル・ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』。フランスで多くの話題を生んだように、日本でも沢山の話題を生めたらと思っております。様々なドラマがあるミュージカルです。多くのお客様に、この月組の公演を観ていただけたらと思っております。どうぞ宜しくお願いいたします。





◆愛希れいか
1004_8919宝塚(大劇場)で温めてきたこの作品、そしてこの役を、東京の皆様にも楽しんでいただけるように、1回1回精一杯務めてまいります。宜しくお願いいたします。




―――役づくりの苦労点をお聞かせください。

◆龍 真咲
(自分が演じる)ロナン・マズリエは民衆の1人で、普段の宝塚歌劇の作品ではスポットが当たりにくい役だと思います。
この十何年、格好つけて男役を演じてきた歴史があるので、どういう風に1人の男を演じ、作っていくかということは
最後までまわりの様子を伺いながら作っていました。通し稽古をした時点で、ロナンの見方や作り方を見極めながら、
ラストのラストまで役を作り切らないという事が初めてだったので、私にとっては挑戦でした。

◆愛希れいか
宝塚では『ベルサイユのばら』という作品でのマリー・アントワネット像が私にとっても強いですし、
お客様にとってもすごく印象が強いと思います。今回の作品で描かれているマリー・アントワネットというのは、
ちょっと異質な部分もありますが、その部分をいかにマリー・アントワネットという人物に融合させて
新しいものにできるかというところを重視してやっております。

―――『ベルサイユのばら』『スカーレット・ピンパーネル』などフランス革命を描いた作品に多く出演されていますが、
この作品ならでは魅力は何だと思いますか?


◆龍 真咲
『ベルサイユのばら』だったら、アンドレが(撃たれて)亡くなる時に橋の下にいる民衆。
フランス版を観た時に、そこにスポットが当たるということがとても面白いなと感じました。
フランス版は歌が中心で、あまりお芝居がなかったので、どのようにやっていくのか台本を貰うまで楽しみにしていました。
民衆が主役だといっても、そのバックグラウンドである歴史をしっかりと作っていかなければいけないというのが、
このミュージカルの課題だと思ったので、今回私と愛希が相手役としてでは無く配役されたということを聞いた時に、
本当にたくさんのご意見をいただきましたが、初日の幕が上がってから、それがどういう意味だったのか、
どれくらい民衆と王室の間の距離があるのか、そしてそこを繋ぐオランプという存在が居るからこそ、
どのようにミュージカルが進んでいくのか、というところが1つの見どころだと思うので、
楽しんでいただければ、と思っております。

◆愛希れいか
1人1人に、とてもドラマがあります。素敵な曲とともに描かれているのが魅力だと思います。

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宝塚歌劇月組公演

かんぽ生命 ドリームシアター

スペクタクル・ミュージカル

『1789 -バスティーユの恋人たち-』

 

公演期間:2015年6月19日(金)~ 7月26日(日)

会場:東京宝塚劇場

 

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/2015/1789/index.html

 

 

 
 

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