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宝塚歌劇星組公演『ガイズ&ドールズ』 北翔 海莉、妃海 風 囲み取材 2015年10月

(2015年10月18日記載)

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宝塚歌劇星組公演『ガイズ&ドールズ』
北翔 海莉、妃海 風 囲み取材

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公演について(公演資料より)

ブロードウェイ・ミュージカル
『ガイズ&ドールズ』-GUYS & DOLLS-
原作/デイモン・ラニヨン 作曲・作詞/フランク・レッサー
脚本/ジョー・スワーリング、エイブ・バロウズ
脚色・演出/酒井澄夫
翻訳/青井陽治 訳詩/岩谷時子


『ガイズ&ドールズ』は、ブロードウェイでも最も陽気な
ミュージカル・コメディの一つとして人気と評価の高い作品です。
1950年のブロードウェイでの初演では、1200回ものロングランを記録。
その後の度重なる再演でも大ヒットを収めた、ミュージカル・コメディの傑作中の傑作と言われています。
1948年頃のニューヨーク。ギャンブラーのスカイは、仲間のネイサンから
“指名した女を一晩で口説き落とせるか”という賭けを申し込まれる。
指名されたのはお堅いことで有名な救世軍の娘サラ。
プレイボーイを自認するスカイは、言葉巧みにサラを口説き始めるが…。
宝塚歌劇では、1984年に大地真央、黒木瞳を中心とした月組により初演、
2002年には紫吹淳、映美くららを中心とした月組によって再演され、
いずれも大好評を得ました。今回は、星組新トップコンビ北翔海莉と妃海風の大劇場お披露目公演となります。

初日囲み取材が行われました。(2015年10月16日)

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◆北翔 海莉
星組の北翔 海莉でございます。今回、新生星組77名が(大劇場公演として)初めて揃った公演となります。
さらに私の唯一の同期生であります専科の美城 れんさんにもお力添えをいただいての公演となりますので、
皆さんに楽しんでいただける舞台を作っていきたいなと思っております。
千秋楽まで、どうぞ宜しくお願いいたします。

◆妃海 風
星組の妃海 風でございます。大劇場お披露目公演ということで、大劇場公演も奮闘しながら、
でも楽しく公演して参りましたので、東京の皆さまにも、この幸せを届けできたらと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。


―――トップ就任おめでとうございます。前回、月組公演『ガイズ&ドールズ』の際に、
北翔さんが出演されていて、その時と全然違う印象を受けたのですが、
今回星組で上演するにあたって、どのように取り組まれたのかを教えてください。


◆北翔 海莉
13年前の月組公演というより、大地真央さんの初演の『ガイズ&ドールズ』に一度戻そうということで、
演出家の酒井(澄夫)先生と一緒にプロローグの振り付けから、13年前よりかガラッと変わった作品づくりに取り組みました。
私も13年前に月組で三人組のラスティー・チャーリーという役で出演しておりまして、やはりキャストが変わるとここまで
変わるのかというのを今、すごく実感しております。私の憧れの紫吹淳さんや大地真央さんの先輩方のお手本をしっかりと
伝授しながら、でも自分の18年間培ってきたた男役像みたいなものをスカイ・マスターソン役でぶつけられたらいいなと
思って取り組みました。

―――北翔さんについていって、どんなサラ・ブラウン役を演じようと思いましたか。

◆妃海 風
紫吹淳さんの『ガイズ&ドールズ』を観ておりましたので、その作品に出演できるという幸せもありましたし、
お稽古場から、男役さんの仕草みたいなものがファンの心を突くようなところを沢山見ることが出来ましたので、
すごく素敵でした。

◆北翔 海莉
いや、私のことじゃなくて、自分のことを(笑)。

◆妃海 風
サラ役は黒木瞳さんと、映美くららさんの印象がすごく強かったので、私も大好きで、とてもキュートな役だなと
思っていたのですが、いざ私が演じるとなると可愛さというのはなかな出せないもので、それをいちから公私ともに
研究するというところから、まず入りました。

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―――役づくりで最も大切にしているところと、
コンビお披露目として一緒に演じられていてお互いの魅力を教えてください。


◆北翔 海莉
役づくりはスカイが持つ究極のギャンブラーという部分と、初めて恋をする純粋な男の2つの部分をしっかり明確に出すと
面白い作品だなと思っていたので、そこを明確にお客様にきちっとわかるようにお芝居をしたいなと思いました。
お互いの魅力は、まだ全国ツアーと今回の『ガイズ&ドールズ』と2作目なのですが、まだまだ・・・
(妃海さんに向かって)ね。どう?自分の知らないの風ちゃんもいますし、でもそれが作品の中で新鮮さで、
どんな子なんだろうという意味で近づいて恋に落ちていくというのが、今しか出せない期間なのかなとも思いますので、
そこを大事にしたいですね。(妃海さんに向かって)どうですか?

◆妃海 風
サラの役で大事にしているところは、朝、起きた時から心を真っ白にして、あまり複雑なことを考えずに目の前に起きたことを
感じて。毎日の舞台も公私ともに刺激が多いので、その気持ちが揺れるというところを大切にしていきたいなと思います。
北翔さんとは『大海賊』から2作目ということで、どんどん魅力が溢れ過ぎて、私は、どう溺れてしまえばいいのかと
思うほどでございます(笑)。私がどんなことをしても受け入れてくださる、そのお優しさで星組全体が包まれている状態です。
あたたかいです。

◆北翔 海莉
11学年違うのですが、本当にしっかりとした娘役さんなので私も安心して身を委ねています。
そして、相手役さんだけではなくて、柚希(礼音)さんが築き上げた星組ですので、本当に皆しっかりとした
組子のメンバーなので、安心して舞台に立てているというのが大劇場公演を終えて、実感しているところです。

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宝塚歌劇星組公演

『ガイズ&ドールズ』

 

日程:2015年10月16日(金)〜11月22日(日)

会場:東京宝塚劇場

 

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/2015/guysanddolls/index.html

 

 

 
 

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