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ミュージカル『王家の紋章』製作発表 2016年05月

(2016年05月22日記載)

『エンタメ ターミナル』では舞台を中心としたエンターテインメント関連情報をWEB記事として発信しています。
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ミュージカル『王家の紋章』
製作発表が行われました

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公演について(公演資料より)

「月刊プリンセス」(秋田書店)にて1976年から現在まで連載を続け、累計発行部数4000万部を誇る『王家の紋章』がついに帝国劇場の舞台に登場します! 音楽を担当するのは、『エリザベート』や『モーツァルト!』など、数多くの名作ミュージカルを手掛けた巨匠シルヴェスター・リーヴァイ、演出には繊細で美しい世界観の創出に定評のある荻田浩一を迎え、壮大なスケールで古代エジプトの世界を表現します。悠久の刻の流れに繰り広げられる、3000年の時空を超えた熱烈な愛とロマンの物語。この夏、最高のキャストとスタッフでお届けする帝劇渾身の新作をお見逃しなく!


STORY

16歳のアメリカ人キャロル・リードは、エジプトで大好きな考古学を学んでいる。頼もしい兄や、友達や教授に囲まれ、幸せな毎日を送っていた。 ある日、とあるピラミッドの発掘に参加するが、そこは古代エジプトの少年王・メンフィスの墓だった。ピラミッドに眠っていた美しい少年王のマスク、古代エジプトへのロマンに沸き立つキャロル。 そんななか、アイシスという謎の美女が突然現れる。記憶をなくしているという彼女は、キャロルに優しく近づき、リード家で面倒をみることになるが、実はアイシスは古代エジプトの神殿の祭司でメンフィスの異母姉。メンフィスの墓を暴いたことによる祟りを起こすため、現代に現れたのだ。彼女の呪術によって、キャロルは古代エジプトへとタイムスリップしてしまう。 キャロルは、エジプト人にはありえない金髪碧眼に白い肌。そして、考古学の知識と現代の知恵を持つ。やがて古代エジプト人達から、“ナイルの娘”“黄金の姫”と呼ばれ、崇められる様になるが、キャロルは現代を懐かしみ、帰りたいと願っていた。しかし、メンフィスから求愛を受けるようになり、強引で美しい若き王メンフィスに反発しながらも心惹かれてゆく。だが、メンフィスを愛するあまり憎きキャロルの暗殺を企てるアイシスや、キャロルの英知と美しさにほれ込み、彼女を奪おうとするヒッタイト王子・イズミルなど、2人の間には数々の困難が立ちふさがる。 果たしてメンフィスとキャロルの運命は――。

製作発表(2016年5月16日)



◆細川智栄子あんど芙~みん 原作

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細川智栄子
私たちは読者の皆様、特に少女の皆様に愛や思いやりや優しい心、そして勇気を作品の中に込めてお届けしたいと思い、生涯をかけて漫画を描いてきました。そんな思いで『王家の紋章』も連載40年になりまして、このたびたくさんの方のお力添えをいただき東宝ミュージカルになり、私たちも喜んでいます。こういうお衣裳を着た皆さんを見たら、私たちも古代の世界に入り込んだ気分でワクワクしています。歴史の中から現れたようです。私たちも皆さんの作られるミュージカルを楽しみにお待ちしたいと思っています。皆様どうぞご覧になってくださいますようお願いいたします。

芙~みん
長年、姉と共に連載漫画を描き続けて、今年で連載40年となりました。この作品をミュージカルにしていただけますことになりまして、大変幸せに思っています。最高のキャストの方々、スタッフの皆様に恵まれ、8月公演にとして上演されます。皆様是非8月は帝国劇場へおいでいただき、国を超え、そして三千年の時と空間を超え、古代エジプトの王国へおいで頂ければと存じます。歴史の中、エジプトとヒッタイトを舞台に、素晴らしい音楽にのせて、愛が、夢が、そして嫉妬心や欲望がゆらめいて、皆さんのお心を満足させると思います。真夏のひととき帝国劇場で夢の世界でお楽しみいただければと存じます。



◆荻田浩一 脚本・作詞・演出
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細川先生と芙~みん先生が大切に生み育てていらっしゃる『王家の紋章』を初めて舞台化する、初めて生きている人間が歌い踊り演じるという、奇跡のような瞬間に携わらせていただくことに本当に感謝しています。先生の描かれる物語は少女漫画の王道で、金字塔と言いましょうか、愛と夢に溢れています。8月の帝劇を甘い夢でいっぱいにしたいと思います。その甘い夢を錚々たるキャストが紡いでいってくれると思います。先生方、本当にとても愛らしく、先生方のような愛らしい純真無垢な乙女心を観客の皆様にもきっと抱いていただけると思います。皆様、よろしくお願いいたします。



◆浦井健治 メンフィス役
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先生方のお話を聞いて感極りました。先生方が生涯をかけて紡いでこられたこの原作が、こうして東宝のミュージカルとして、帝国劇場で初めて舞台化されます。このことこそがロマンであり奇跡でもあるなと思います。連載40周年、そして累計4000万部という、少女漫画の金字塔であるこの作品が、荻田さんとシルヴェスター・リーヴァイさんの黄金タッグでミュージカル化され、まさか自分がそこで初の単独主演で帝国劇場のセンターに立たせていただけるとは、とても嬉しいのですが今はド緊張しています。この機会を与えてくれた多くの方の愛や支えにしっかり応えていけるようにやっていきたいです。僕がミュージカルを初めて観た『レ・ミゼラブル』に出演され、そして帝国劇場に初めて『エリザベート』で立たせて頂いたとき、いつも優しく傍で見守っていてくださっていた山口祐一郎さんが今ここにいてくださることがすごく光栄に思っています。(山口さんが立ちあがって深々とお辞儀)このメンバーだからこそ出来るミュージカルになるのではないかと思います。各ジャンルから集まったメンバーをしっかりと荻田さんに束ねていただいて、いい作品になるよう頑張りたいと思います。



◆宮澤佐江 キャロル役(Wキャスト)
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素晴らしい『王家の紋章』という作品のヒロインに選んでいただいて、本当に光栄に思っていると同時にとても緊張しています。頑張ることは当たり前だと思うのですが、私は今回ご一緒させていただくキャストの皆様の中でも特に一番頑張らなきゃいけないと自分で思っています。帝国劇場という、夢にも思えなかったくらい素晴らしい場所に自分が立てることに感謝して、キャロルという可愛らしい女の子をしっかり私らしく演じたいです。一生懸命頑張ります。



◆新妻聖子 キャロル役(Wキャスト)
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私は本当に幼い頃から『王家の紋章』が大好きで、今日は細川先生と芙~みん先生の生声が聞けただけで、さっきから武者震いがしています。子どもの頃から夢と感動を頂いてきた原作の初の舞台化で、キャロル役をいただけたことは、私にとっては奇跡で、作品、お客様に失礼のないよう全身全霊でキャロルと向き合って、この夏『王家の紋章』に命を捧げたいと思います。



◆宮野真守 イズミル役(Wキャスト)
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皆さんのお話にもあったように、すごく歴史的瞬間なんだなと改めて感じています。僕もイズミルの役で『王家の紋章』のミュージカルに出ると決まり発表された時、周りのみんな、特に女性スタッフにすごく喜んでもらいました。(キャストみんながいっせいにうなずく)それだけ多くの人に愛されている作品で、僕がその中にいられるとことが幸せに思います。がきんちょの頃から劇団ひまわりに入っていましたが、帝国劇場に立てるということが感無量です。夢見ていた舞台ですし、今の自分がどんな挑戦が出来るか、切磋琢磨してやりたいです。



◆平方元基 イズミル役(Wキャスト)
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本当に緊張してしまい、いまここに立っている瞬間も汗が吹き出しています。最初に『王家の紋章』を読んでとても五感をくすぐられる漫画だなと思いました。温度や質感、感触、そういったものを丁寧に表現していけたらいいなと考えています。最後まで頑張りますので応援よろしくお願いします。



◆伊礼彼方 ライアン役
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私だけ不思議な格好をしていますが、この作品はとても帝国劇場に相応しいテーマ、題材だと思っています。これだけの素晴らしいキャストが集まって、帝国劇場を『王家の紋章』の色に染めるのが、非常に楽しみです。皆様原作をご存知だと思いますが、僕が演じるライアンは現代の人間なのですが、現代代表は僕ひとりだけですか?(新妻「私もいるじゃない!」 伊礼さん「あなたすぐエジプト行っちゃうじゃない。(僕は)取り残されるから。彼女がエジプトに行ってしまったら、僕はたぶん孤独にかられるでしょう。なので、キャロルがメンフィスとラブラブしてる時、僕は袖でアイシスに求愛しようかなと思っております。新しいドラマが生まれるのを皆さん楽しみにしていてください(笑)。



◆濱田めぐみ アイシス役
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皆様に愛されているアイシスという役なのですが、私は古代エジプトの作品に携わることがすごく多くて、今回も私ごとなのですがすごく運命的なものを感じました。彼女の中に宿る品性やスピリチャリティなど、この作品に不可欠なパートを受け持っていると思います。その部分を大切にしひとりの人間として、女性としての思い、苦しみ、そんな生々しい彼女の生き様というものを舞台上で演じられたらな、生き抜けたらなと今、感じています。今まで色々な役をやらせていただきましたが、全ての役の良いところをアイシスに投影し、バージョンアップし、原作ファンの方々、ミュージカルファンの方々の期待を裏切らないように、誠心誠意心を込めて演じさせていただきます。今年の夏は帝国劇場で素敵な夢を観てください。



◆山口祐一郎 イムホテップ役
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今、皆さんのお話を聞きながら、愛とロマンスが溢れる夢のような舞台になるんだろうな、そのひと時を皆さま方と過ごすことが出来ればな、そうなれば素敵だなと思いました。しかしふと我に返ってみると、僕は(愛やロマンスとは)何にも関係ない(笑)。僕はそういう役なんだなと今改めて再発見したところでございます。それでもきっと楽しめる素晴らしい作品になると願っております。皆様方とワクワクしながら、この作品の誕生を待ちたいです。



▼まずは楽曲披露が行なわれました。
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▼♪「Where I Belong」
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▼♪「Unrequited Love」
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▼細川智栄子あんど芙~みんさんをエスコートしているのは!ライアンさん。
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▼マイクが入っているかどうかを確認するイムホテップ様。
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▼イムホテップ様の発言にキャストもドキドキ!?(笑)
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▼チラっ。
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▼豪華なお衣裳もみどころです。
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公式動画もアップされております。


 

ミュージカル『王家の紋章』

 

原作: 細川智栄子あんど芙~みん

「王家の紋章」(秋田書店「月刊プリンセス」連載)

脚本・作詞・演出: 荻田浩一

作曲・編曲: シルヴェスター・リーヴァイ

 

日程:2016 年8月5日(金)~8月27日(土)

会場:帝国劇場

 

http://www.tohostage.com/ouke/index.html

 

 

 
 

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