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平成二十九年「猿若祭二月大歌舞伎」にて
三代目中村勘太郎、二代目中村長三郎が初舞台 お練り
来年2月、「猿若祭二月大歌舞伎」夜の部の『門出二人桃太郎(かどんでふたりももたろう)』で、
波野七緒八は三代目中村勘太郎として兄の桃太郎を、波野哲之は二代目中村長三郎として弟の桃太郎を演じ
初舞台を踏みます。中村勘九郎、中村七之助らと浅草の雷門から浅草寺まで、仲見世通りを練り歩きました。
▲弟の挨拶を兄がフォローするという微笑ましい姿に、観客からは大きな拍手が起きました。
◆中村勘九郎
朝早くから、またお寒い中お集まりいただきましてありがとうございます。
松竹関係者の皆様、浅草 仲見世の皆様、お練りをさせていただき本当に嬉しく思っております。
今日はねぇ、(雨が)降るかなと思っておりました。本当に。ですけど、
お集まりいただきました皆様もご承知の通り、父はものすごい晴れ男と言うか、
直前まで雨の予報でも晴れるという男だったので、
(少し声を詰まらせながら)今日は父がこのお天気を作ってくれたと思います。
私の長男の七緒八が三代目として中村勘太郎、そして二男の哲之が二代目として中村長三郎を名乗って、
来年2月に歌舞伎座におきまして初舞台をさせていただくことになり、この度、お練りをさせていただきました。
ありがとうございます。彼らはまだ海のものとも、山のものとも・・・ではございますけれど、
ゆくゆくはひとかどの役者になれますよう、皆様、温かいご声援のほどをよろしくお願いいたします。
◆中村七之助
今、兄が申しました通りこのようにたくさんの方がお寒い中お集まりいただき嬉しく思います。
このお練りに携わってくださった皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。
幼い二人にとりましては、最高の門出になったのではないでしょうか。
あとは、私たちがこの感謝の気持ちを舞台上で皆様にお返しするだけでございます。
是非、2月歌舞伎座にお越しくださいませ。
父になり代わりましてこの場で御礼を申し上げます。本当に本日はありがとうございました。
◆波野七緒八
波野七緒八です。今度、初舞台をして中村勘太郎になります。どうぞよろしくお願いいたします。
◆波野哲之
波野哲之です。初舞台で桃太郎をやります。どうぞ、よろしくお願いいたします。
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