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六本木歌舞伎 第二弾 市川海老蔵、寺島しのぶ 22年ぶりの舞台共演 2016年12月

(2016年12月05日記載)

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六本木歌舞伎 第二弾 製作発表会見
市川海老蔵、寺島しのぶ 22年ぶりの舞台共演

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公演について(公演資料より)

この度、2017年2月4日(土)~20日(月)東京EXシアター六本木にて「六本木歌舞伎」第二弾公演を上演することとなりました。 第二弾となる今回は、前回公演が初の歌舞伎演出となった鬼才・三池崇史と市川海老蔵の話合いの中で、三池が一度舞台で演出をしている演目『座頭市』が候補としてあがり、更に海老蔵の代名詞とも言える眼力を封印したら面白い!という意見も加わり、作品が決定!脚本には、多才な肩書を持ち、超売れっ子マルチタレントのリリー・フランキーが担当!リリー・フランキーが描きだした新解釈の『座頭市』を、三池演出でどう色付けされるのか?!また出演には、三池からの熱望により、舞台についても熟知している寺島しのぶに依頼。歌舞伎界を牽引する海老蔵と、日本を代表する女優 寺島しのぶという22年ぶりの強力タッグが実現します!

製作発表会見が行われました。(2016年11月28日/提供記事・写真)

◆演出:三池崇史
生涯で一本、歌舞伎をやってみたかったんです。自分にも、お客さんにも人生で一本となる歌舞伎を作りたかった。海老蔵さんに引っ張ってもらって、自分にも、孫にも誇れるようなものになったと思います。リリーさんからもこれからお話のことで色々出てくると思うけど、ドキドキワクワクしています。海老蔵さんと再タッグを組んだのは、一度海老蔵さんと仕事をしたら半年くらい拒絶反応が出るんだけど、タバコやお酒と一緒で、「また海老蔵が欲しい!」となるんです。来年公開する僕の映画の『無限の住人』にも出演していただいてるし、まぁファンなんです(笑)海老蔵さんは外から見るイメージと違って、シャイなので、あまり自分から「この人とやりたい」とかはないんですけど、自分の目の前にあることをコツコツやっているので、それがひとつの魅力です。リリーさんとは、たまたまローリングストーンズの公演で席が隣で、そこから俳優として自分の作品にも出て頂いています。それに、自分がこれまで仕事をしていて、勝新太郎の「座頭市」がたびたび出てきていて、そういう一連のご縁があって、今回「座頭市」をやろうと思いました。自分は映画監督なので、新しい歌舞伎が出来上がると思います。舞台のセットとか照明とかに頼らず、役者が舞台に立てばやれるもの・・・舞台装置やセットを見るものではなく「役者を見る」舞台にしたいです。歌舞伎の概念が揺らぐ作品にしたいと思います。

◆市川海老蔵
六本木歌舞伎は、中村獅童さんと一緒に「なにか面白いことをやりたいね」と言っていて始めたんです。10年前に、勘三郎のお兄さんから「座頭市をやったらいいんじゃないか」と言われたのがきっかけで、「やるか!」と。 しのぶさんとは子供の頃からお世話になっていて、また一緒に舞台をやれて嬉しいです。「鹿鳴館」という舞台以来の共演だったのですが、あの時、前日にニンニクを食べ過ぎてしまい、キスシーンの場面をやったときに「臭い」とすごく怒られました。まさかこんなに怒られるなんて思ってなかったんですけどね。寺島さんは覚えてないみたいなんですけど(笑)今回は食べずに頑張ります。

坂東玉三郎さんから「声がつぶれても声が出ない中で演技する事によって、新しい世界が見えてくる」といわれたことがあります。目が見えない中で演技をする事は初めてなのですが、自分の魅力の一つだと言われている目力を封印する事によって目に見えない世界、静けさを表現して、これを新しいステップアップとしていければいいと思います。

◆寺島しのぶ
まだ座頭市を演じる私のイメージがわからないし、リリーさんが自分のイメージで脚本を書いているということしかわからないです。まさか40うん年生きてきて歌舞伎に出演するとは思わなかったです。歌舞伎役者は2、3日で台詞を覚えてしまうらしいですが、私は10日くらいかかるので、早く脚本を書いてとリリーさんにメールしようと思います。海老蔵さんは、恥ずかしいくらい子供の頃から知っているのですが、思った事をすぐ口にするところとか、全然変わっていないです。なので、和気あいあいとしたエンターテイメントにしたいです。

 

六本木歌舞伎 第二弾』

 

日程:2017年2月4日(土)~2月20日(月)

会場:EXシアター六本木

チケット料金:一等席 13,000円、二等席 10,000円

 

お問合せ:Zen-A(ゼンエイ)TEL:03-3538-2300(平日11:00-19:00)

 

http://www.roppongikabuki2.com/

 

 

 
 

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