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猫を描いて世の中を幸せにした人、山城隆一 「ね、コ」展
西武渋谷店で開催
西武渋谷店では、4月19日(水)より5月7日(日)までのゴールデンウィークを含めた19日間、
【猫を描いて世の中を幸せにした人、山城隆一「ね、コ」展】を開催します。
昭和から平成にかけ、日本のグラフィックデザイン界で活躍したアートディレクター、
山城隆一氏が、生涯の中で愛し独自の視点で描いた、デザイナー活動初期から後期までの「猫」の作品
約90余点を一堂に展示します。
日本のグラフィックデザインの黎明期を担い、きわめて先駆的な仕事で
ニューヨーク近代美術館永久保存作品など、数々の名作を残した山城隆一。
1972年、フランスの煙草「ゴロワーズ」のパッケージを使って制作した白い猫をモチーフにした
コラージュ作品「ネ・コラージュ」を発表し、若い女性を中心に大評判となる。
デザイナーとして、「デザインに悲しみは盛れないか」というテーマを追いつづけていた山城は、
これをきっかけに、その繊細な詩人の感性を見事に投影した猫作品を次々と発表。
「やさしさとかなしみをたたえた幸せな猫たち」は、多くの人の心をつかみました。
自宅で生活を共にした9匹の猫たちをモデルにしたコラージュ、絵画、デッサン、
絵皿、アートワークなど、半世紀を経ても愛され続ける山城隆一の「猫のいる風景」
90 余点をどうぞお楽しみください。
◆山城 隆一(やましろ りゅういち)プロフィール
1920年大阪生まれ。阪急百貨店、東京高島屋の宣伝部を経て、1959年日本デザインセンンター
の創立に参加。1973年デザイン事務所コミュニケーション・アーツ・R設立。主な受賞として、
朝日広告賞、毎日デザイン賞、ADC銀・銅賞、広告電通賞(総合)など。1985年紫綬褒章、
1993年勲四等旭日小授章。作品はニューヨーク近代美術館、アムステルダムステデリック美術館、
富山県立近代美術館など各地で永久保存。東京アートディレクターズクラブ評議員、
日本デザイナーズ協会会員、東京イラストレーターズ・ソサエティ相談役。1997年3月24日没。
<主な展覧会>1955年「グラフィック55」展、1969年「コラージュ’69」展、
1984年「猫のいるパンチュール」展、1989年朝日新聞掲載「丘の上の向日葵」(山田太一作)挿画展、
1995年「猫がいて幸せ」展、1996年「ADAGIO」展など。
<主な著作>猫の絵本「ネ・コラージュ」、絵本「こねこねこねこ」、エッセイ「猫の独白」ほか。
<展示ゾーン>※アクリル画(約80点)を中心に、リトグラフ、ペン画を展示しております。
1 日本グラフィックデザイン界で活躍した山城隆一氏の作品とプロフィールを紹介
2 猫を書き始めた初期の時代から年代を追いながら 未公開作品をくわえて展示
3 猫たちの小作品を紹介
4 スケッチ、プレートなどのアートワーク、存命中に開催した展覧会ポスターなどを展示
<物販ゾーン>
リトグラフ6種(受注販売)、オリジナルグッズ(ポストカード等)、関連猫グッズなど
(C) Ryuichi Yamashiro
【猫を描いて世の中を幸せにした人、山城隆一「ね、コ」展】
会期:2017年4月19日(水)~5月7日(日)
(月~土)午前10時~午後9時
(日・祝)午前10時~午後8時
※ご入場は各日閉場の30分前まで
※最終日は、午後5時にて閉場いたします。
会場:西武渋谷店 A 館7階 特設会場
入場料:一般・大学生500円、高校生以下無料
※スマートフォン、携帯電話、タブレットなどで会場内の作品の撮影は自由です。
主催:西武渋谷店
企画制作:株式会社アール
企画協力:山城隆一「ね、コ」展実行委員会
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