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ミュージカル『シークレット・ガーデン』舞台稽古写真
トニー賞3部門受賞!
世代を超えて読み継がれる感動名作のミュージカル化!
シアタークリエ開場10周年シーズンに、豪華ロードウェイミュージカルが登場します。
本作は1911年にブロードウェイで幕を開け、同年のトニー賞では、メアリーを演じた
デイジー・イーガンが11歳で最年少(当時)助演女優賞を受賞したほか、脚本賞、
装置賞の計3部門を受賞。ドラマデスクアワードではミュージカル作品賞、
ミュージカル脚本賞を受賞し、絶賛を浴びました。
ミュージカル版では、原作では描ききれていない、
子どもを取り巻く大人たちにも焦点を当てて、それぞれの物語を描き出します。
妻を亡くした夫、家族を遺して亡くなった妻、両親を亡くした少女、母を亡くした少年…
最愛の人を失った喪失感を抱えた登場人物たちが紡ぐ、夫婦と家族の美しい再生物語。
きっとあなたも誰かに共感するでしょう。
超豪華キャストで、待望の日本語版初上演が実現!
妻を亡くして日々を空しく生きる男・アーチボルドを演じるのは、
ミュージカル俳優としてはもちろん、映像・音楽など多岐にわたり活動を続ける石丸幹二。
亡くなった妻リリーを演じるのは、気品・美しさに溢れるミュージカル界の華・花總まり。
そして物語の主軸を担うメアリーは『アニー』『ライオンキング』などの人気ミュージカルで
メインキャストを務める実力派子役・池田葵と上垣ひなたがWキャストで演じます。
その他にも『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『オペラ座の怪人』などの作品たちで
主役を務めている錚々たる面々が出演。
感動の名作を日本ミュージカル界が誇る超豪華キャストでお贈りします。
◆キャスト
アーチボルド:石丸幹二
リリー:花總まり
ネヴィル:石井一孝
マーサ:昆 夏美
ディコン:松田 凌
メアリー:池田 葵/上垣ひなた(Wキャスト)
コリン:大東リッキー/鈴木葵椎(Wキャスト)
ベン:石鍋多加史
ローズ:笠松はる
アルバート:上野哲也
大田 翔/鎌田誠樹/鈴木結加里/堤 梨菜/三木麻衣子
1900年代初頭。イギリス領インドで育った10歳の少女メアリーは、両親を流行病で亡くし、
イギリス・ノースヨークシャーに住む伯父・アーチボルドに引き取られる。
しかしアーチボルドは、最愛の妻・リリーを亡くして以来すっかり気難しくなってしまっていた。
彼はリリーの面影を留めた息子とも距離を置き、屋敷にはすっかり沈んだ空気が漂っていた。
庭を散策していたメアリーはある日、「秘密の花園」の存在を知る。
リリーが大切にしていた庭園で、彼女の死後にアーチボルドが鍵を掛けて閉ざしてしまったという。
ふとした事からその鍵を見つけるが、肝心の扉が見つけられない―。
日々の暮らしの中でメイドのマーサやその弟ディコンをはじめとした使用人達と
徐々に打ち解けていくメアリー。しかしその一方でアーチボルドは、
どこかリリーに似ているメアリーを気に掛けながらも自身の殻から抜け出せずにいた。
アーチボルドの息子コリンは、叔父で医師のネヴィルの言いつけにより
屋敷の部屋から出ずに暮らしており、足が不自由なひねくれた少年に育っていた。
突然現れたメアリーにも始めは猛反発していたが、遠慮なくぶつかってくる
彼女に次第に心を開いていく。
ある日、リリーの不思議な導きにより「秘密の花園」の扉を発見したメアリー。
枯れてしまった庭を蘇らせようと、ディコン・庭師ベンと共に、
アーチボルドには秘密で手入れを始め――。
◆石丸幹二(アーチボルド役)
舞台稽古に入り、演出の“マリア・マジック”にかかりながら、
『シークレット・ガーデン』の世界観がより深まっていくのを感じています。
原作小説は子どもの目線で描かれていますが、このミュージカル版は大人の物語でもあり、
人生の喜び、哀しみを深く味わえる作品になっています。
アーチボルドという一人の男性が、伴侶の喪失から再生していく…。
誰しもが経験する肉親との別れ。
人生の最大の危機を乗り越えるための鍵穴が、ここにあります。
アーチボルドに心を添わせて観てください。
皆さんの心の中に堅く閉ざされた扉があるなら、
きっと鍵を見つけていただけると思います。
◆花總まり(リリー役)
原作の「秘密の花園」を子どもの頃に読んだことのある女性は多いと思います。
ミュージカル版も観れば観るほど心に響いてくる作品になりそうだと、
お稽古をしながら日々感じています。
一度だけではこの作品の全貌を知ることが難しいかもしれません(笑)。
ぜひ何度でもご覧ください。そして、皆様それぞれの人生と重ね合わせて、
何かを感じていただけるととても嬉しく思います。劇場でお待ちしております。
ミュージカル『シークレット・ガーデン』
東京公演:2018年6月11日(月)~7月11日(水)
会場:日比谷 シアタークリエ
全国公演:
神奈川:7月14日(土)~16日(月)
会場:厚木市文化会館
福岡:7月20日(金)~21日(土)
会場:久留米シティプラザ ザ・グランドホール
兵庫:7月24日(火)~25日(水)
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
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