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宝塚歌劇 花組公演『CASANOVA』
明日海 りお、仙名 彩世 囲み取材
公演について
祝祭喜歌劇『CASANOVA』
作・演出/生田 大和 作曲/ドーヴ・アチア
Contact and Agent of Mr. Dove Attia: Guillaume Lagorce Organisation info@glorganisation.com
18世紀ヴェネツィアに生まれ、ロココ文化華やかなりしヨーロッパ諸国を跳梁した稀代のプレイボーイ、
ジャコモ・カサノヴァ。詩人や作家、聖職者、詐欺師、錬金術師、そしてスパイ……様々な貌を持つ
カサノヴァが辿った数奇な人生を基に、愛と夢に彩られた冒険譚を明日海りお主演の
オリジナル・ストーリーで綴るスペクタクル・ミュージカル大作。
数度にわたって繰り返し映画などの題材とされてきた「世界の恋人(カサノヴァ)」が、
『太陽王』『1789』『アーサー王伝説』などを手がけたドーヴ・アチア氏書き下ろしの楽曲と共に、
宝塚歌劇の舞台に新たに蘇ります。
数々の女性と浮名を流し、ヴェネツィアの風紀を乱した罪で「鉛屋根の監獄」に投獄されたカサノヴァは
周到な計画を立て、見事脱獄を果たす!!……折しもヴェネツィアはカーニヴァルの日を迎えている。
その人混みに乗じて逃亡を試みるものの、脱獄したカサノヴァがカーニヴァルに紛れている事に
気がついた街の女達がこぞって彼を助けようとしたばかりに、かえって大騒動となる!!
……その最中、カサノヴァは一人の女性と出会う。修道院での行儀見習いを終えたばかりという
ヴェネツィア総督の姪、ベアトリーチェ。彼女との出会いが、カサノヴァの運命を大きく揺り動かして行く。
理想の愛を求め、彷徨い続けるカサノヴァが最後に辿り着くところとは……
水上都市ヴェネツィアを舞台に、カサノヴァの新たな冒険が今、幕を開ける……!!
舞台稽古前に囲み取材が行われました。(2019年3月29日)
◆明日海 りお
本日はお忙しい中、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。
仙名との最後の共同作業というか(笑)。最後の舞台となりますので、
一日一日を一つずつ務めて参りたいと思います。よろしくお願いします。
◆仙名 彩世
本日はお集まり頂きまして誠にありがとうございます。
明日海さんとの共同作業を、最後まで心を込めて務めて参りたいと思います。
どうぞよろしくお願います。
―――今「共同作業」と二人で顔を見つめ合っていましたが、
どんな気持ちをお互いに抱きながら舞台に立ってらっしゃいますか?
◆明日海 りお
そうですね(笑)。劇場がホームグラウンドではありますが、宝塚大劇場と(東京宝塚劇場)は違いますので、
その中でお互いのやり取りが、より効果的に見えるように、
(作・演出の)生田先生の思い描いていらっしゃるものが形にできるように。
もっとより良くするために、初日に向けて突き詰めて行く作業を一緒にしています。
◆仙名 彩世
大劇場で1ヶ月出演してきましたが、まだまだクリアーしていきたいところがたくさんありますし、
本当にあと一ヶ月という短い時間ですが、しっかり全てをかけて、より良い作品にできるように頑張りたいと思います。
―――音楽が本当に素晴らしいと思うのですが、演じていてどう思われますか?
◆明日海 りお
(作曲の)ドーヴ・アチアさんの曲は、最初に聞かせていただいた時に、
ビートに乗った曲に、思わず体が反応してしまうような素敵な曲ばかりだなと思ったのですが、
歌い続けていて、次から次に新たな味を感じるなと思いました。
東京の劇場に来て、オーケストラのミックスされて聞こえてくる音とか、
ちょっとした立ち位置でも違う音が聞えたりして、すごく新鮮です。
私たち出演者も常に楽しませていただいているなと思います。
どう効果的に歌うことができるか、その素敵さを半減させてしまわないように、
(仙名さんの顔を見て)ちゃんと、ね(笑)。それを表現出来るようになりたいとなと思います
◆仙名 彩世
今、明日海さんがおっしゃったように、本当に色々なリズムがあって、
昨日の舞台稽古で、オーケストラの皆さんが合わせていらっしゃる時に、
ビートだけが鳴った時があって、これはどこで流れているんだろう?と思って。
パーカッションだけだと、こんなリズムが流れているんだ!という発見をして、
もっと曲を聞いて理解してやらないといけないなと、すごく感じました。
自分が出ていない場面は袖で見ているのですが、
(明日海さんを見て)明日海さんは見事に歌いこなしていらっしゃるので。
◆明日海 りお
ありがとうございます(笑)。
◆仙名 彩世
私も早くそこへ行きたいなと思いながら、毎日楽しく歌わせて頂いております。
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宝塚歌劇 花組
祝祭喜歌劇
『CASANOVA』
東京公演:2019年3月29日(金)~ 4月28日(日)
会場:東京宝塚劇場
公式サイト
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