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2023年浅利演出事務所主催公演第1弾『オンディーヌ』開催決定!
2023年は、劇団四季創設者で演出家、故・浅利慶太の生誕90年にあたります。
70年前に劇団四季を立ち上げ、数々の名舞台を生み出し、またプロデューサーとして日本演劇界に革命を起こした浅利は、
「演劇を通して<人生の感動>と<生きる喜び>を届ける」を理念に、演劇人としての生涯を貫きました。
浅利演出事務所では、浅利演出の真髄を存分に味わっていただける作品をお届けいたします。
第1弾となるのは、浅利の源流ともいえる劇作家ジャン・ジロドゥの『オンディーヌ』です。
劇場という空間で、時空を超えた「生命の輝き」に触れ、日常から解き放たれるひと時をどうぞお楽しみください。
嵐の夜。湖のほとりで水の精オンディーヌは騎士ハンスと宿命的な恋におちる。
これを許さない水界の王は、ハンスが心変わりすれば、彼の命とオンディーヌの記憶を永遠に奪うと契約させる。
二人は人間界での生活を始めるが、天真爛漫なオンディーヌは人間社会に馴染まず、
ハンスの心は次第にかつての婚約者ベルタに傾いていく。このままでは愛するハンスの命が奪われてしまう。
オンディーヌは水界の王を欺くために、自らが心変わりしたと見せかけ、姿を消すが・・・
水の精と騎士との幻想的なラブストーリー
ヨーロッパに伝わる水の精の物語を、あふれるような詩情と軽妙なエスプリで彩り、緻密な3幕構成に仕立てた本作。
永遠を生きる純真な水の精ときわめて人間的な騎士の恋は、儚くも美しい輝きを放ち、自然と人間、無限と有限の本質に迫ります。
劇的構成の緻密さと詩的であまりにも美しい台詞から、ジロドゥの最高傑作の一つとされています。
深い余韻が心に染みわたる現代人のためのおとぎ話です。
美しい台詞
どの台詞にも、韻とリズムが絶妙に組み合わされ、詩的で美しい響きがあります。
ジロドゥは考えうるあらゆる文体を用いて、甘美でファンタジックな世界をつくり上げ、
その中に物事の本質や永遠の真理を示しました。
観客は、まるできらめく宝石のような、儚い夢のような劇の世界へ誘われることでしょう。
浅利演出
『オンディーヌ』の戯曲にちりばめられた美しい台詞をより輝かせるために、浅利は幻想的な舞台空間を作りました。
幕毎に変わる印象は、詩的であり、ロマンティックであり、喜劇的であり、悲劇的です。
水の精たちのファンタジックなダンスと歌、宮廷シーンの華麗でオペラティックな演出は、
ストレートプレイの枠にはまらない高いエンターテインメント性があり、演劇の醍醐味をご堪能いただけます。
2023年浅利演出事務所主催公演第1弾
『オンディーヌ』
演出/浅利慶太
作/ジャン・ジロドゥ
訳/米村あきら
台本協力/水島弘
【公演日程】2023年4月29日(土)~5月6日(土)
4月29日(土)13:30開演
4月30日(日)13:30開演
5月1日(月)休演日
5月2日(火)18:30開演
5月3日(水)13:30開演
5月4日(木)13:30開演
5月5日(金)13:30開演
5月6日(土)13:30開演
【会場】自由劇場 (東京都港区海岸1-10-53)
JR山手線・京浜東北線「浜松町駅」北口より徒歩7分
【チケット料金】8,800円(税込)
【チケット発売日】3月11日(土) 一般発売開始
3月4日(土)「四季の会」会員先行予約 http://489444.com
3月6日(月)ぴあ先着先行 https://w.pia.jp/t/ondine/
【公演サイト】https://asarioffice.jp/ondine2023/
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