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[浅利慶太生誕90年] 2023年浅利演出事務所主催公演第2弾
ミュージカル『夢から醒めた夢』開催決定！

公演について（リリースより）

2023年は、劇団四季創設者で演出家、故・浅利慶太の生誕90年にあたります。
70年前に劇団四季を立ち上げ、数々の名舞台を生み出し、またプロデューサーとして
日本演劇界に革命を起こした浅利は、「演劇を通して<人生の感動>と<生きる喜び>を届ける」を理念に、
演劇人としての生涯を貫きました。
浅利演出事務所では、浅利演出の真髄を存分に味わっていただける作品をお届けいたします。
第1弾は、浅利の源流ともいえる劇作家ジャン・ジロドゥの代表作『オンディーヌ』を上演。
永遠を生きる純真な水の精ときわめて人間的な騎士の儚くも美しい恋の物語を、詩的で甘美な文体と、
美しい台詞をより輝かせる浅利演出による幻想的な世界観で描き、大きな反響をいただきました。
第2弾は、初演から36年、時代、世代を越えて愛され続け、日本を代表するオリジナルミュージカルとして
高い評価と人気を博してきた『夢から醒めた夢』をお届けします。
劇場という空間で、時空を超えた「生命の輝き」に触れ、日常から解き放たれるひと時をどうぞお楽しみください。

ストーリー

不思議なことに憧れる少女ピコは、夢の配達人に誰もいない夜の遊園地へと案内され、
そこで寂しげな瞳をした美しい少女マコに出会います。
実は彼女は突然の交通事故で生命を奪われた幽霊でした。
一人残され、娘の死を嘆き悲しむ母親のことが心配で、霊界に旅立てずに彷徨っていたのです。
お母さんを励ますために、一日だけ自分と入れ替わってほしいというマコの願いを聞き入れ、
ピコは一日だけ彼女の代わりに霊界へ行くことにします。ここからピコの大冒険が始まります。
未知の世界に入り込んだピコを待ち受けていたのは・・・

作品の魅力

日本を代表するクリエイティブな才能が集結
原作は、人気ミステリー作家赤川次郎による同タイトルのファンタジー小説。
夢を失いかけた子どもたちと夢を忘れかけた大人たちへ赤川が送る愛と冒険のメッセージを
浅利慶太がやさしくてユーモアたっぷりな極上のミュージカルに仕立て上げました。
音楽は、日本レコード大賞など多くの賞を受賞し、数々のヒット曲を世に送り出した故・三木たかしと、
ジャンルを越えて作曲、編曲を手掛け、指揮や演奏、解説などマルチな活躍をみせる宮川彬良が担当。
振付けは、日本における振付の第一人者で、初演から本作品に携わってきた謝珠栄。
衣裳は、世界的なデザイナーの森英恵。さらに照明に吉井澄雄、美術に土屋茂昭と、
『夢から醒めた夢』のクリエイティブスタッフには、日本を代表する各界の才能が名を連ねます。

愛すべき登場人物たちと思わず口ずさみたくなるメロディ
『夢から醒めた夢』には、個性豊かなキャラクターが登場します。
世界で起きていること、社会が抱えている問題、人間の弱さなど、現代を生きる私たちにとって
決して他人事ではないことが、登場人物の直面する、あるいは抱える事情として語られ、観る人の心に迫ります。
そして、そんな登場人物たちを彩るのが耳馴染みのよいキャッチーなメロディ。
キャラクターによって、時にコミカルに、時にシリアスに、また時にはスリリングにと変わる音楽は、
それぞれの場面をより生き生きと輝かせます。
なかでも美しい旋律の「二人の世界」「愛をありがとう」 は、心に残る名曲です。

普遍的なテーマ
幻想的な夜の遊園地と不可思議な霊界空港で繰り広げられるピコの一夜の冒険物語は、ファンタジーとユーモアにあふれ、
その中に「人 を思いやる気持ち」「勇気の大切さ」そして「生命の輝き」といったテーマが描かれています。
ふたりの少女の心の交流や、ピコが霊界で出会った人々との触れ合いに、客席は笑いと涙に包まれ、
見終えた後は、涙が滲むような満ち 足りた幸福感の中で、生きる喜びや希望が沸いてくることでしょう。
それは時代や世代を越えて語りかけてくる根源的なメッセージがあるからです。

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