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シアタートラム・ネクストジェネレーション vol.15
room.Onaya Rion『Pupa』開幕!舞台写真・コメントも到着!
シアタートラム・ネクストジェネレーション初のフィジカル部門に選出された
女屋理音による新作公演 room.Onaya Rion 『Pupa』 が開幕
世田谷パブリックシアターで若い才能の発掘と育成を目的に、
2008 年より開催している「シアタートラム・ネクストジェネレーション」初のフィジカル部門のアーティストとして選出された
女屋理音(room.Onaya Rion)による新作公演 room.Onaya Rion『Pupa』が12月7日(木)、開幕いたしました。
開幕を迎えた振付・演出・出演 女屋のコメントと、舞台写真をお届けいたします。
開幕コメント
◆振付・演出・出演 女屋理音
3年前に大学の卒業公演が中止になった時、舞台の幕が無事に開くことが当たり前ではないことを思い知りました。
こうして初日を迎えられ、また次の回に向けて全員が向かって行けること、心から幸せに思います。
作品が観客の皆さまの視線を浴びてまたさらに進化していく過程を楽しみに、千秋楽まで駆け抜けます。
若い才能の発掘と育成をバックアップする「シアタートラム・ネクストジェネレーション」
初のフィジカル部門で女屋理音を選出
世田谷パブリックシアターでは、若い才能の発掘と育成を目的に、
2008年より「シアタートラム・ネクストジェネレーション」を毎年開催しています。
日本国内で舞台芸術活動を行う若きアーティストから応募をつのり、
選考により決定したアーティストにシアタートラムでの上演機会を提供しています。
公演を行うにあたり、会場を提供するだけではなく、次代を担うアーティストの方に
新たなステップを踏み出していただけるよう、世田谷パブリックシアターがバックアップします。
過去の受賞団体には、ミナモザ、てがみ座、悪い芝居等が名を連ね、若手団体の登竜門的存在として認知されています。
近年では瀬戸山美咲(ミナモザ)、長田育恵(てがみ座)、野上絹代(快快)ら、ネクストジェネレーションに登場した
アーティストが、世田谷パブリックシアター主催公演に登場、また演劇賞を受賞するなど、目覚ましい活躍をしています。
この度、2022年4月に着任した白井晃芸術監督のもと、節目となる vol.15 でリニューアルし、
「演劇」と「フィジカル」の2ジャンルが誕生、隔年での交互募集が開始しました。
初のフィジカル部門での募集となった今回、女屋理音 (room.Onaya Rion)が選出されました。
演劇的要素も多く取り入れ、独自の感性と強い芯を感じさせる女屋理音
新作『Pupa』のモチーフは“昆虫”
女屋理音は、3歳からクラシックバレエを始め、ピナ・バウシュとの出会いを機にコンテンポラリーダンスの道を目指しました。
お茶の水女子大学舞踊教育学コース在学中はピナ・バウシュを中心に研究を行いながら、
ダンサーとして能美健志、梅田宏明、ハラサオリなどの振付作品に参加。
同時に、振付家として自身の創作活動をスタートし、
『I’m not a liar.』(21年)で横浜ダンスコレクションコンペティションII新人振付家部門最優秀新人賞を受賞。
現在は、DaBYレジデンスアーティストとしても活動するなど、新時代のダンス界をリードするアーティストの一人として
注目を集めています。
本作『Pupa』のモチーフは“昆虫”。蛹(さなぎ)を意味する『Pupa』をタイトルに置き、
〈内的感覚〉や〈記憶の循環〉 に着目した新作をお届けします。
演劇的な演出手法や、ヒップホップ、アクロバティックな要素も取り入れながら、
独自の感性が散りばめられた作品作りに定評のある女屋さんが、
シアタートラム・ネクストジェネレーションの舞台でチャレンジする新作公演に、どうぞご期待ください。
シアタートラム・ ネクストジェネレーション vol.15 -フィジカル-
room. Onaya Rion『Pupa』
【振付・演出】女屋理音
【出演】Aokid 鈴木春香 畠中真濃 青柳潤 女屋理音
【音楽】DRUMS:家坂清太郎 KEYBOARD:Hanna.
※12月7日(木)・9日(土)・10日(日)公演に出演
【空間デザイン】藤崎りら
【舞台監督】河内崇
【照明】丸山武彦
【音響】中村嘉宏
【衣裳】藤谷香子
【アートデザイン】生駒優貴(絵描き:Cobble) 生駒卓
【ビジュアル撮影・記録写真】大洞博靖
【映像収録】須藤祟規
【演出助手】白井耀
【制作助手】岩城かのこ 林紗耶
【制作】後藤かおり
【世田谷パブリックシアター芸術監督】白井晃
【会場】シアタートラム
【日程】2023年12月7日(木)19:30◎ 12月8日(金)19:30◎
12月9日(土)14:00△ 12月10日(日)14:00
△=収録のため客席にカメラが入ります
◎=終演後、女屋理音とのポストトークあり
【料金】整理番号付き自由席 一般:3,500円/ペア券:6,500円/
U24:1,750 円(18~24 歳。要事前登録、前売のみ、枚数限定)
高校生以下:1,750 円(当日要身分証提示)
※託児サービス、車いすスペースあり(いずれも要予約。詳しくは劇場 HP へ)
【チケット取り扱い/お問合せ】世田谷パブリックシアターチケットセンター
03-5432-1515 (10:00〜19:00)
https://setagaya-pt.jp/stage/13374/
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あらかじめご了承下さい。