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新作歌舞伎『木挽町のあだ討ち』主演 市川染五郎 コメント到着!! 2025年03月

(2025年03月10日記載)

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令和7年4月 歌舞伎座 松竹創業百三十周年「四月大歌舞伎」
新作歌舞伎『木挽町のあだ討ち』主演 市川染五郎
撮り下ろしスチール写真&ティザー映像公開、コメント到着!!

『木挽町のあだ討ち』伊納菊之助=市川染五郎(撮影:永石勝)

公演概要(リリースより)


令和 7(2025)年4月歌舞伎座、松竹創業百三十周年「四月大歌舞伎」において上演される
新作歌舞伎『木挽町のあだ討ち』の主演・市川染五郎の撮り下ろしスチール写真とティザー映像が公開されました。
また、染五郎からスチール撮影を終えた意気込みコメントも到着。4月の公演に向けて、期待が膨らみます。

白き雪を朱く染める――
『木挽町のあだ討ち』の主人公・伊納菊之助は、父の仇を追い、江戸・木挽町の芝居小屋にやって来ます。
仇を探し求めたある日、白い雪景色の中を赤い振袖を被き、傘を差した美しき若衆・菊之助が現れ…。
2月某日、博多座。市川染五郎のスチール撮影は、歌舞伎 NEXT『朧の森に棲む鬼』終演後に行われました。
激しい舞台を終えたばかりの染五郎は、仇討ちに臨む白装束を纏い、スチール撮影現場に颯爽と現れると、
傍らに用意されていた赤い振袖を手にし、撮影に向かいます――。
白い雪、そして仇討ちに臨む美しき若衆・菊之助の純真無垢な思いを表すような純白のバック紙。
撮影は BOØWY や布袋寅泰の撮影・アートワーク をはじめ、数多くのアーティストのクリエイションを手がける永石勝。
17歳の染五郎が初めて歌舞伎座で主演した『信康』や『新・陰陽師』『裏表太閤記』などの撮影も担当しています。
現場には、東京から駆け付けた脚本・演出の齋藤雅文、『朧の森に棲む鬼』公演を終えた父・幸四郎も撮影に立ち合いました。
カメラマン永石勝から言葉が投げ掛けられ、それに応える染五郎。
緊張感がありながらも、撮影した写真が映し出されるモニターを見たスタッフからは歓声が上がります。
新作歌舞伎の第一歩ともいえるスチール撮影で、染五郎扮する美しき若衆・菊之助の姿が浮かび上がります。

市川染五郎 コメント


お客様がイメージする菊之助に限りなく近い像になるよう化粧や衣裳、かつらや小道具など工夫をして臨みました。
カメラマンの永石さんが菊之助の若さ、鋭さを存分に引き出してくださり、このスチール写真を軸に、
菊之助という役、また作品全体を膨らませていきたいと思っています。

新作歌舞伎『木挽町のあだ討ち』


『木挽町のあだ討ち』の原作は、江戸・木挽町の芝居小屋を舞台に、美しい若衆が成し遂げた仇討の真相に迫る
永井紗耶子の人気時代小説で、読者を魅了する人間味溢れる登場人物と、それぞれの生き生きとした語り口、
謎を秘めた展開、そして歌舞伎に精通した作者の見事な筆致により、栄誉ある直木賞と山本周五郎賞の、
史上三人目となるW受賞を果たしました。
「忠臣蔵」や「曽我兄弟の仇討」など歌舞伎でも人気の仇討の物語。永井紗耶子が生み出した心揺さぶる物語を、
令和 7(2025)年に創業百三十周年を迎え、記念公演が続く松竹が歌舞伎の殿堂・歌舞伎座で新作歌舞伎として上演。
主演に市川染五郎、そして松本幸四郎も物語の鍵を握る重要な役で出演、
高麗屋親子の競演で歌舞伎座の歴史に新たな一ページが刻まれます。どうぞご期待くださいませ。

脚本・演出には、歌舞伎やミュージカル、大劇場のストレートプレイなど所属する新派以外の舞台でも
八面六臂の働きをみせる齋藤雅文。観客を魅了するそのドラマティックな構成力と、細部に亘る繊細で丁寧な描写には定評があり、
染五郎の祖父・松本白鸚、父・松本幸四郎の舞台も数多く手掛けています。
令和4(2022)年6月に染五郎が17歳のときに初めて歌舞伎座で主演した『信康』では、
若き命を燃やす主人公・信康を演じた染五郎の新たな魅力を開花させ、胸に迫る舞台を創出したのも記憶に新しいところ。
この度の新作歌舞伎『木挽町あだ討ち』では、歌舞伎座での舞台化に即したダイナミックな構成、
仇討ちに懸ける美しき若衆・菊之助の葛藤を繊細に描きます。
江戸・木挽町の芝居小屋を舞台に繰り広げられる緊迫した物語が、物語の舞台の“木挽町”に聳え立つ歌舞伎座で、
新作歌舞伎となってお目見得します!

 

 

松竹創業百三十周年『四月大歌舞伎』

 

2025年4月3日(木)~25日(金)

 

https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/930

 

 
 

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