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新演出となるミュージカル『レ・ミゼラブル』
製作発表が行われました その1
1985年ロンドン初演以来、全世界で興行収入記録を更新し続ける”ミュージカルの金字塔”『レ・ミゼラブル』―。新演出版として日本に初上陸する今回は、2013年4~7月の東京・帝国劇場を皮切りに、8月・福岡、9月・大阪、10月・名古屋と、全国四大都市(公演回数全209回)を一気に駆け巡ります。
原作は、フランス文学の巨匠ヴィクトル・ユゴーが自身の体験を基に、19世紀初頭のフランスの動乱期を舞台に当時の社会情勢や民衆の生活を克明に描いた大河小説。原作の持つ、「無知と貧困」「愛と信念」「革命と正義」「誇りと尊厳」といったエッセンスを余すことなくミュージカルに注ぎ込んでいます。1985年のロンドン初演を皮切りに、日本では1987年6月に帝国劇場で初演を迎え、以来熱狂的な支持を得ながら、東宝演劇史上最多の2572回という驚異的な上演回数を積み上げてきました。世界での観客総数も6000万人に迫っています。
今回お披露目となる新演出版について、プロデューサーのサー・キャメロン・マッキントッシュは、ロンドン初演から25年経てもなお、全世界を魅了し続けるこの作品に進呈できる最高の誕生プレゼントは何だろうかと、思案しました。そして辿り着いた結論が、”演出を一新する”という大英断でした。演出にローレンス・コナー(新演出版『ミス・サイゴン』演出)とジェームズ・パウエルを、装置デザインにマット・キンリー(新演出版『ミス・サイゴン』映像)を、そして照明デザインにポール・コンスタブルを起用し、より斬新でエキサイティングに『レ・ミゼラブル』を一新させました。
作品の持つ圧倒的な力強さはそのままに、舞台装置、照明、音響、衣裳、また登場人物のキャラクターの描き方等全てを一新。舞台機構には大型スクリーンを設置し、原作者であるヴィクトル・ユゴー自身が描いた絵画からインスパイアされた映像と、出演者の演技とが混然一体となり、よりリアルな舞台となっています。また、照明は時間の流れを意識した作りとなり、より明確な表現がなされています。衣裳も新鮮味を帯びたものとなり、それを身に纏う登場人物の各キャラクター・性格も強調されています。
また、日本での新演出版舞台上演に先んじて、ミュージカル版をベースとした映画版「レ・ミゼラブル」(出演:ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド他)が日本でも2012年12月21日に公開されます。
まず始めにプロモーション及びスタッフのインタビュー映像がプロジェクターで映し出されました。
その後、アンサンブルキャスト男性24名、続いて女性20名が登場。
そして、プリンシパルキャスト25名が登場。キャスト総勢68名が登壇しました。
フォトセッションの様子
その2へ続く。
新演出・ミュージカル『レ・ミゼラブル』製作発表が行われました その1
新演出・ミュージカル『レ・ミゼラブル』製作発表が行われました その2
新演出・ミュージカル『レ・ミゼラブル』製作発表が行われました その3
『レ・ミゼラブル』公式ページで、製作発表のコメントや動画が見られます。コチラをご覧下さい。
全国四大都市一挙上演
ミュージカル『レ・ミゼラブル』
【東京公演】帝国劇場
2013年5月3日(金・祝)~7月10日(水)
プレビュー公演2013年4月23日(火)~5月2日(木)
【福岡公演】博多座
2013年8月3日(土)~8月31日(土)
【大阪公演】フェスティバルホール
2013年9月7日(土)~9月23日(月・祝)
【名古屋公演】中日劇場
2013年10月1日(火)~10月20日(日)
公式サイト
http://www.tohostage.com/lesmiserables/
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