エンタメ ターミナル

また『ウェディング・シンガー』に戻ってくることが出来て本当に嬉しく思います。この舞台は1985年のニュージャージーですから戦争もありませんし革命もありませんし、歴史に名を残したような人も出てこない、あ、ソックリさんは出てきますが（笑）、日常の中での出来事が描かれたミュージカルです。そこにこの作品のメッセージやタッチが込められていると思います。今回ファイナルということになりましたが、この人たちが結婚適齢期に見えるのもそろそろ限界なんだということだと思いますが（笑）、今回も弾けて楽しいミュージカルになればと思います。何より嬉しいのは、前回の公演で東京公演の後に地方公演も予定されていましたが、東日本大震災が起こり、残念ながら岩手の公演が実現しませんでした。今回、ようやく約2年越しで岩手の盛岡にも行けるというのが何よりも嬉しいです。このおバカな人たちと、岩手に笑いと希望を持っていければと思います。よろしくお願いします。

この作品は僕も大好きで、3回目で、気付いたらファイナルになっていました。毎回どの舞台も1度やれば次いつやれるかわからないわけで、これで最後かなといつもファイナルのような気持ちで臨んでいるので今回もそれは変わらず一生懸命やりたいと思います。先ほど山田さんもおっしゃいましたが、震災の当日も公演していたのですが、直後は日本中が沈んだムードの中で、こんなバカバカしくて楽しいミュージカルをやっていていいのだろうかと私たちも思いながらやっていました。でも結果、舞台の力、やっぱりミュージカル・コメディの力でお客様と一緒になって笑いながら前に進んでいこうという気持ちになれたので、この作品の力を改めて感じました。また3回目新しいメンバーを迎えて上演出来ることをとても嬉しく思っています。よろしくお願いします。

私は再々演に出演させて頂くということで、こんなに愛されている作品に出演することが出来てすごく幸せです。山田さんともまたご一緒出来るご縁があって、成長した姿を見て頂けるようにこれから頑張りたいと思います。本当にこの英語バージョンのCDを頂いてずっと聞いているのですが、とても曲が良いんですよ。聞いているだけでとっても元気になるので、皆さんにもこの作品を見て元気になって頂けたらと思います。頑張りますのでよろしくお願いします。

私は初演も再演も拝見しました。こんなに明るいミュージカルは他にはないのではないだろうかというくらい、幸せな気分にさせて頂いたミュージカルです。そして、山田さんもおっしゃいましたがこんなにおバカな人たち、特に私のホリーと吉野さんが演じるサミーが最もおバカな二人にならなきゃいけないんじゃないかと思いますので、今から覚悟してとことんおバカになりたいと思います。よろしくお願いします。

(わざと裏返った声で)こんちは！（普段の声で）あっ、吉野圭吾です！(笑) 僕が初めて観たのは初演の舞台で、すごく面白くて本当にバカな人たちばっかりで、でも一生懸命で、すごく心に残って感動して、思わず客席で最後に立ち上がって拍手したんです。でも周りを見渡したら誰も立ってくれなくってね（笑）そんな舞台に自分が出演出来るのが本当に嬉しいです。そして皆さんに立って拍手をして頂けるようなおバカな人になりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。