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「GINZA KABUKIZA(歌舞伎座及び歌舞伎座タワー)」竣工式 2013年03月

(2013年03月04日記載)

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「GINZA KABUKIZA(歌舞伎座及び歌舞伎座タワー)」竣工式が
タワー29階で行われました



「GINZA KABUKIZA」について


劇場(歌舞伎座)とオフィスタワー(歌舞伎座タワー)とを合わせた総合施設を総称して「GINZA KABUKIZA」と命名されました。

総合施設のシンボルアイコンは、劇場とオフィスタワーとが一体となり、この3本のストライプが、銀座の地域ならびに歌舞伎の未来へ向けての永久なる活性、隆盛へとつながるようにという願いを込めて作られました。

「歌舞伎座タワー」の5階には、<歌舞伎座ギャラリー>という施設を開設。このギャラリーで様々な催しが開催される予定です。また、歌舞伎鑑賞を補佐するイヤホンガイドだけではなく、希望者には字幕のガイドも導入。

そんな「GINZA KABUKIZA」ニュース一覧はコチラのページで見られます。
http://www.kabuki-bito.jp/ginza_kabukiza/

こけら落とし公演一覧はコチラのページ
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/index.html


「GINZA KABUKIZA(歌舞伎座及び歌舞伎座タワー)」竣工式が行われました(2013年2月26日)


「GINZA KABUKIZA(歌舞伎座)」の竣工式がタワー29階で行われました。建設に携わった関係者、並びに坂田藤十郎、尾上菊五郎、中村吉右衛門をはじめとする歌舞伎俳優も列席する中、鐵砲洲稲荷神社の神職によって厳かに神事が執り行われました。続いて、神事の後には、松竹株式会社大谷会長と迫本社長より、設計、施工に当たった三菱地所設計、隈研吾建築都市設計事務所、清水建設に対して感謝状の贈呈が執り行われました。













その後、続いて行われた「祝賀会」では、来賓の祝辞として坂田藤十郎が歌舞伎俳優を代表して挨拶しました。




◆坂田藤十郎
日本俳優協会を代表してひとことご挨拶申し上げます。新しく再建された歌舞伎座、歌舞伎座タワーが無事に竣工いたしましたことは、まことにおめでたいこととお祝い申し上げます。この日を迎えるまで様々な課題を乗り越えられてきた、工事関係者の皆様に心より御礼申し上げる次第であります。 歌舞伎は今や日本を代表する伝統芸術として世界中から高い評価をいただいております。歌舞伎座が最新の技術と安全性を兼ね備えた劇場として再建されましたことは、私たち歌舞伎役者にとりまして、嬉しく誇らしいことでございます。第4期の歌舞伎座は60年以上にわたり数え切れないほどのお客様にお越しいただきました、その歌舞伎座の良さを受け継ぎ、お客様にとっても歌舞伎役者にとっても、見やすく使いやすい工夫が新しい歌舞伎座に活かされていると伺っております。こんなありがたいことはございません。 歌舞伎座は明治22年の創建からずっと一環として近代歌舞伎の殿堂となり、銀座のランドマークとして、愛されて参りました。歌舞伎役者に取りまして、歌舞伎座は特別な劇場であり、ホームグラウンドです。多くの名優がこの劇場で初舞台を踏み、襲名披露をし、先代先々代の追善興行をしてまいりました。歌舞伎座の真新しい舞台にまもなく立つことが出来ると、私たち歌舞伎役者は胸が高まってまいります。お囃子の皆様や竹本さん、スタッフの皆様と一緒に、立派な舞台をお目にかけなければいけないと決意しております。新しい歌舞伎座の歴史を作っていきたいと、今から全員が意気込んでおります。関係者の皆様、歌舞伎座を支えてくださる地元の皆様に、温かいご声援をお願いして、お祝いの挨拶とさせていただきます。

 

 
 

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