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宝塚歌劇宙組公演 凰稀かなめ、実咲凜音 初日会見 2013年05月

(2013年05月13日記載)

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宝塚歌劇宙組公演
『モンテ・クリスト伯』『Amour de 99!!-99年の愛-』
凰稀かなめ、実咲凜音 初日会見


公演について(公演資料より)


東京宝塚劇場で、宙組公演が始まりました。

ミュージカル・プレイ
『モンテ・クリスト伯』

原作:アレクサンドル=デュマ・ペール
脚本・演出:石田 昌也

「岩窟王」のタイトルでも知られる「モンテ・クリスト伯」は、幾度となく映画化、舞台化されたデュマの名作。19世紀初頭のフランス、若き一等航海士エドモン・ダンテスは、美しき婚約者メルセデスとの結婚も決まり幸せの絶頂にあった。だが彼に嫉妬する人物によって身に覚えのない罪を着せられ、孤島の監獄に投獄される。獄内でファリア神父と知り合ったダンテスは脱獄に成功、モンテ・クリスト島の財宝を手に入れ、モンテ・クリスト伯爵となり、彼を絶望のどん底におとしめた人々に復讐を開始する。本作は復讐だけでなく、ダンテスを罠にはめた男の妻となったメルセデスとの「愛の葛藤」も織り込みロマン溢れる舞台となります。

レビュー・ルネッサンス
『Amour de 99!!-99年の愛-』

作・演出:藤井 大介

99年という長い歴史の中で、これまで宝塚歌劇が繰り広げてきたショー、レビューの名作、名場面の再演を盛り込んだ、華麗なステージ。様々な作品へのオマージュと共に、100周年への架け橋となる作品を目指します。

初日会見が行われました(2013年5月11日)





◆凰稀かなめ
新生宙組がスタートして2作品目で、宝塚っぽくない感じの『モンテ・クリスト伯』ですが、ご覧の通り宝塚っぽいお芝居になっていると思います。99周年にふさわしい2つの作品ですので、宙組一同盛り上げてまいりたいと思います。どうぞ宙組をよろしくお願い致します。

◆実咲凜音
本日はお忙しいところお集まりいただきありがとうございます。千秋楽まで宙組のみなさんと一緒に私も最後まで志を高く持ち、日々成長できるように頑張っていきたいなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。


――芝居、ショーの見所をお願いします。 

◆凰稀かなめ
お芝居『モンテ・クリスト伯』の方、は目に見えているものは憎しみを言っていますが、その根本にある愛をみんなで表現できたらいいなと思いますし、人間の奥さが私はとても魅力的だなと思っています。『Amour de 99!!』は今までの名作場面をやっていますけれど、もちろんそれを懐かしいと思ってくださっても良いですし、今ここに立っている私たちが作る作品、という風に見ていただけたらいいなと思います。見所は全てです。

◆実咲凜音
お芝居の方では、さっきおっしゃっていたように憎しみがあるのですけれど、最後にはハッピーエンドで気持ちが浄化されるといいますか、見ているお客様にも、心を一緒に動かしていただいて、最後にはみなさんでハッピーエンドになるというところが魅力であり、見所ではないかなと思います。ショーはいろいろなカラーの場面をさせていただいているので、今の宙組のみなさんと一緒に、ちゃんと色々なカラーをはっきり、メリハリをつけてお見せできたらと思います。

―――『モンテ・クリスト伯』で凰稀さんはたくさん変装をされていますが、凰稀さんはどのように楽しんでいらっしゃいますか。またそれを近くで見ている実咲さんは、どのように感じられていますか?

◆凰稀かなめ
私は、声のトーンであったり動きであったり、見た目もそうですけど変えていっています。声の出し方を変えていくのが一番大変なんですよ。4つ、5つの声を使い分けなきゃいけなかったので、そこに達するまで時間がかかったのですが、今はそれをやっていて楽しいです。これだけ一作品の中で変われるというのも珍しいことだと思うので、とても楽しいです。

◆実咲凜音
実際に会っているところはあまりないのですが、袖から見ていて、本当に凰稀さんの魅力だと思うんですけど、どんな格好になっても品がいつもあるなって思っています。様々な変装をされていますが、どの場面でも美しいです。

―――お二人でデュエットダンスは多いと思いますが、お二人の立ち回りというのは珍しいのでは。

◆実咲凜音
初めて剣を持って、難しいと言ったら難しいのですが、気持ちを乗せてお芝居の中でさせていただく中で、気持ちを表現するのに大切なものだと思っています。

◆凰稀かなめ
今回のものは、立ち回りと言っても、喧嘩にはなるけれども、愛があっての、お互いを思い合っての戦わなければいけない状況。 、何かを守らなければならない状況っていうのをすごくあそこで表現しなきゃいけないので、立ち回りというよりは、愛の表現方法と言った方が良いんじゃないかなと思います。

―――大先輩の天海祐希さんが入院されているということで、ひとこといただけますでしょうか。

◆実咲凜音
お聞きしたときはすごくビックリしました。早く回復してくださるといいなと願っております。

◆凰稀かなめ
受験前、生の舞台は見ていないのですが、天海さんが出演なさっている舞台の映像をずっと見て、舞台をやりたいという気持ちを持っていました。先輩が外でご活躍なさっている様子はとても嬉しいですし、天海さんはすごく好きなのでテレビドラマなども見ています。入院なさって大変だと思いますが、夢を与えてくださる天海さんだからこそ皆さん大好きですし、ファンの方も心配なさっていると思いますので、早く回復なさるよう祈っております。

―――ショーは昔の名作のオムニバス的な構成ですが、今のショーとの違いなどを感じることは?

◆凰稀かなめ
最初は初演のビデオは一切見なかったんですね。振りが付いてから改めて色々な場面を見させていただいたんですが、すごく自由だった。自由だったというか、パワフルだったりとか、パッションがすごいなと感じました。ビデオだけれどその熱さがどうしてこんなに伝わってくるんだろう、なんで今とこんなに違うんだろうと思いました。今は今の時代のものがあると思うんです。それを昔と比べることはないと思いますし。でもその違いにはとても、「あ、もっとこうしなきゃ」とか自分の勉強にはすごくなりました。

◆実咲凜音
振付が付いてからビデオを見させていただいて、映像も本当に古いものなので画面も荒いのですが、映像から感じ取れるものもあったので、そういうものをちゃんと私たちも引き継ぎたいなと思いました。でも、公演をさせていただいていて、これからやっていく上では、やっぱり今の宙組でさせていただけるということを前提に、私たち宙組らしさとして、今の魅力を加えたものを出していけたらいいなと思います。

 

宝塚歌劇宙組公演

 

『モンテ・クリスト伯』『Amour de 99!!-99年の愛-』

 

東京宝塚劇場公演

公演期間: 2013年5月10日(金)~6月9日(日)/p>

 

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/correlation/j324.html

 

 

 
 

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