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宝塚歌劇星組公演
ミュージカル
『ロミオとジュリエット』
柚希 礼音、夢咲 ねね 初日会見
公演について(公演資料より)
東京宝塚劇場で、星組公演が始まりました。
ミュージカル
『ロミオとジュリエット』
Roméo & Juliette
Le spectacle musical de GÉRARD PRESGURVIC
D’après l’œuvre de WILLIAM SHAKESPEARE
原作:ウィリアム・シェイクスピア
作:ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出:小池 修一郎
世界で最も知られている永遠の純愛物語、ウィリアム・シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」が、
作詞家、作曲家、そして演出家であるジェラール・プレスギュルヴィック氏によって
新たにミュージカル化された本作品は、潤色・小池 修一郎により、
2010年7月に星組により梅田芸術劇場、博多座で日本初上演。
素晴らしい楽曲と史上最高のラブストーリーで連日劇場を感動に包み絶賛を博しました。
2011年には雪組で、そして2012年には月組により再演され、いずれも高い評価を得ました。
今回、初演を務めた星組が、大劇場の舞台で、よりグレードアップしたステージをご覧いれます。
初日会見が行われました(2013年7月26日)
◆柚希 礼音
通し舞台稽古をご覧くださいまして、ありがとうございました。今日から千秋楽まで、3年前から更にパワーアップした星組の『ロミオとジュリエット』をご覧頂けるように頑張りますので、どうぞ宜しくお願いします。
◆夢咲 ねね
本日はお集りいただきありがとうございます。初演の自分に負けないように、さらに成長できるよう頑張っていきたいと思います。
――星組が日本初演を担当されて3年ぶりの再演ですけれども、改めてどのように取り組んでいらっしゃいますか。
◆柚希 礼音
そうですね~。初演をなぞるのではなく、再び、いま思う自分のロミオを作り直すという気持ちでやりました。もっと違うロミオに感じるかな?と思ったのですが、違うロミオを作ろうとしても、結局は同じ道をひたすら突き進むことになりました。
◆夢咲 ねね
私もそうだなと思ったのですが、初演の時は、自分の中でも勢いとかエネルギーとか、みんなが初めてのことに取り組むパワーみたいなもので、すごく乗り切れたと思うところがあったので、今回は地に足をつけて、ひとつひとつクリアーにしていこうと思っています。
―――大劇場公演の時に、ジェラール・プレスギュルヴィックさんがご覧になったということですが、感想などお聞きになりましたか。また、それを受けてお二人がどのように感じたかを教えてください。
◆柚希 礼音
「良かった、良かった」と言ってくださるから、私たちは不安で・・・(笑)。もっと何か言っていただきたい!!という感じでした。「歌の音程とか大丈夫でしたでしょうか?」とお聞きしたら、「役で歌えば何でもオッケーだ」みたいなお返事がかえってきて。でも、それも確かにそうだなと思いました。(今回も)音程とかきっちりやり直して挑みましたけれど、結局それにとらわれているうちは、役として歌えていないなと思うので、それをちゃんとやりつつも、本番は役として歌うように心がけています。
◆夢咲 ねね
私も、本当にちえさん(柚希)がおっしゃった通りで。私も「違うアドバイスはないでしょうか?」とお聞きしたのですが、「役で歌ってくれていることがすごく嬉しい」ということを言ってくださったので、役の気持ちを大切に過ごしていきたいと思います。
―――100周年のラインアップが発表されて、星組はジェラール・プレスギュルヴィックさんが音楽を担当される世界初演作品『眠らない男 ―ナポレオン・愛と栄光の涯(はて)に― 』へと続きますけれども、今回の作品において、ジェラール・プレスギュルヴィックさんの音楽の魅力はどんなところに感じますか。
◆柚希 礼音
作曲をギターでされるみたいなのですが、すごくそれが想像できてカッコいいなと思ったのですけれども。『ロミオとジュリエット』に関しては、すべての根本にあるシェイクスピアの役どころがすごくよく分かった上で作られているので、すごく曲に助けられることが多くて感動しています。次回作のナポレオン(を題材にした舞台)もどうなるのかなと楽しみです。
◆夢咲 ねね
ずっと聞いていても飽きないというか、おしゃれなリズムの作り方だったり、役によって楽器が替わっていたりして、本当に色々精密に作られているのだなと思うので、次回作もすごく素晴らしい曲なのかなとドキドキしています。
―――今年は東急シアターオーブでも、同じ小池先生が『ロミオ&ジュリエット』を演出されますけれど、これが私たちの『ロミオとジュリエット』だということころ、もしくはこれが宝塚版だというところでもいいのですが教えてください。
◆柚希 礼音
初演もしましたし、その後も、色々な組(雪組と月組)でも、外でも上演されたのですが、誰かのロミオと自分のロミオを比べたことは無いのです。今でも自分のロミオとの戦いなので、ここはこうですというところは無いのですが・・・。宝塚には愛という存在があり、ロミオもいっぱい踊ります。そして華やかなフィナーレナンバーもついています。そこが宝塚らしいのではないかと思っています。
◆夢咲 ねね
宝塚は女性だけで、1人1人が本気で取り組んでいて、その情熱やエネルギーが宝塚らしいと思うので、そういうところを観ていただきたいなと思います。
▲真正面からは見えないところでも、さりげなく・・・
▲報道陣の質問に答える柚希礼音さん
▲笑顔で囲み取材は終了!
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