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三代目尾上左近初舞台
記者発表が行なわれました

尾上松緑の長男、藤間大河が三代目尾上左近を名のり
歌舞伎座「六月大歌舞伎」『蘭平物狂』繁蔵役で初舞台を踏むことになりました。
▲関係者5名が登壇しました。
▲松緑、大河を側で見守ってきた菊五郎も同席。
▲現在8歳の藤間大河は少し照れながらも、
「これからやってみたい役は『白浪五人男』の弁天小僧菊之助」。
▲先日の「俳優祭」では大河の名前では最後の舞台、
『鈴ヶ森錦繍雲駕』の長兵衛を勤め、「長兵衛はこれまでの役のなかで一番気持ちよかった」そうです。
父親、松緑によると「息子は白塗りの役が好き」とのことで
松緑は砥の粉色の化粧の南郷役、菊之助が白塗りの弁天小僧役を勤めることが多く、
菊之助さんばかり見ている!というエピソードも明かしました。
◆松竹株式会社専務取締役演劇本部長 安孫子正
歌舞伎座もおかげさまで無事に1年が過ぎ2年目に入っております。そして6月に尾上松緑さんのご長男、藤間大河さんがおじいさま、お父様が名乗っていらっしゃいました尾上左近の三代目として歌舞伎座で初舞台を踏むことになりました。本名で初お目見えしてから何度か舞台には出ていただいておりましたが、新しい歌舞伎座で左近として初舞台となります。菊五郎さんのご尽力を得てこの日を迎えられたことを嬉しく思います。
早いもので歌舞伎座最後の公演の『音羽嶽だんまり』で初お目見えをした後、新橋演舞場での『め組の喧嘩』辰五郎倅又八、『魚屋宗五郎』、『文七元結』、国立劇場の復活狂言にも出て成長してくれまして、なかなかしっかりした子役でございます。初舞台となる『蘭平物狂』の一子繁蔵も大丈夫だと思いますが、皆様のお力をお借りしましてこの興行が大入り満員になりますよう、よろしくお願いいたします。
本日はせがれのためにお集まりいただきましてありがとうございます。松竹の皆様、菊五郎兄様をはじめとする諸先輩方の皆様のおすすめをいただきまして、6月に私のせがれ、初代辰之助の孫が三代目尾上左近として父、私の名乗った名前を襲名させていただくことになりました。諸先輩方が大勢いらっしゃる中での襲名し初舞台を踏ませていただくことは本当にありがたいことだと思っております。これからは私もせがれを育てていくことが私の祖父、父から、せがれを預かった者としての勤めだと思っております。これからせがれのこともご後援くださりますよう、どうぞよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。
尾上左近でございます。よろしくお願いいたします。
本日はお運びいただきありがとうございます。この公演がよりいっそう盛り上がっていくよう、お力添えのほどよろしくお願いいたします。
三代目尾上左近初舞台
歌舞伎座「六月大歌舞伎」
夜の部『蘭平物狂(らんぺいものぐるい)』
一子繁蔵役
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2014/06/post_76.html
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