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『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』
稽古場レポート
20世紀最大の詐欺師フランク・アバグネイル!
パイロット、医者、弁護士になりすまし、若くして250万ドルを手に入れた
天才詐欺師フランク・アバグネイル。堂々と身分を偽り、偽造小切手を切っては
各地を豪遊する彼の“スタイル”は、当時のメディアも賑わせました。
逮捕後も逃走を繰り返すも、異例の5年弱で出所。その後、詐欺罪の調査を助けるため連邦政府に勤務し、
現在もセキュリティ・コンサルタントとして活躍する異色の経歴の持ち主であり、
彼の手口の大胆さ、鮮やかさは、今だ犯罪史上類を見ません。
スピルバーグ×ディカプリオ×ハンクス― ハリウッド最強のトリオによる映画化!
フランク・アバグネイルの自伝「Catch me if you can」は、1980年出版後、
わずか数週間でニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストに登場しました。
この自伝を原作にスティーブン・スピルバーグ監督が豪華キャストによって映画化!
フランク役にレオナルド・ディカプリオ、彼を追い続けるFBI捜査官カール役に
トム・ハンクスが好演。家族とのドラマやロマンスも織り込まれた、
スピルバーグ監督らしい一流エンターテインメント作品として、大ヒットを記録しました。
ちなみに、この映画には、アバグネイル本人も警察官の1人として出演しています!
2011年トニー賞4部門ノミネート作品!ついに日本に初上陸!!
2011年、この映画をベースにしたミュージカルがブロードウェイで上演!
映画の小気味良いテンポ感はそのままに、1960年代らしいノリの良いポップな音楽と、
数々の華やかなダンスシーンが散りばめられた舞台は反響を呼び、トニー賞に4部門ノミネート!
昨年まで全米ツアーも行われ、大好評を博しました。
そして、この舞台がいよいよ日本での上演を迎えます!天才詐欺師フランク・アバグネイルJr.役には、
新バンドMICAHELの結成を先般発表し、音楽活動はもちろん舞台での活躍も目覚しい松岡 充、
FBI捜査官カール・ハンラティ役に、ミュージカル界の実力派・今井清隆が挑みます。
いよいよ開幕間近となった『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の稽古場に
潜入してまいりました。次から次へと展開される楽曲に乗せ、
歌やダンスもふんだんに盛り込まれたこの作品。稽古場所狭しと
歌い踊る様子は、かなりの迫力でした。
動画がこちらにて公開されています!
▲まずは、松岡充さんの背中にご注目を。
このような遊び心たっぷりの松岡さんにぴったり?!の役どころ、フランク・アバグネイルJr.。
松岡さんの“変化”がたっぷりと楽しめる作品になっています!
▲フランク・アバグネイルJr.の母親役、彩吹真央さん。
きれいな髪をなびかせて歌い踊っておりますが、実はこの母親・・・
▲正直、こんなにダンスナンバーがたくさんあるとは思いませんでした!
▲こちらは父親のフランク・アバグネイルSr.役、戸井勝海さん。帽子がお似合い!
▲犯罪の臭いをかぎ分けるFBI捜査官のハンラティを演じるのは、今井清隆さん。
芝居心たっぷりに、そして時にコミカルに演じます。更には歌い踊ります!
▲息子のことが気になりながらも、母親の関心は・・・。
▲家を飛び出した少年フランクは、お金に困り小切手詐欺を思いつきます。
次から次へとエスカレートしていき・・・ついにはパイロットに?!
「そんなこと出来る訳ないでしょ」と思いきや、いとも簡単に大人たちをだましていきます。
▲女性たちはパイロットに扮するフランクにメロメロ。
▲世界中を豪遊するフランク。
▲どんどん大胆な行動に出るフランクはいったいこの先どうなるのか?!
▲第2幕では、ブレンダ・ストロング登場。写真は(ダブルキャスト)菊地美香さん。
▲こちらは同じくブレンダ・ストロング(ダブルキャスト)の新妻聖子さん。フランクとの関係は?!
▲ブレンダの両親を演じるのは、治田敦さんと小野妃香里さん。
▲何も事情を知らないブレンダはフランクとハッピーエンドを迎えられるの?!
テンポ良く進んでいくので、どんどん前のめりになっていきます。
そしてこのカンパニー、アーティストとしても活躍している松岡充さんはもちろん、
歌がうまい方がこんなにも揃っていると、気持ちがいい!
個性と個性がぶつかったり、交じり合ったり、高めあったり、
そんな俳優陣だからこそ、このハイテンションで楽しいミュージカルが成立つのでしょう。
これがシアタークリエという緊密な空間で観られると思うと、楽しみです。
果たして、FBI捜査官のハンラティは少年フランクを捕まえることが出来るのでしょうか。
数々の変化を繰り返し、人をだまし続けたフランクは、最後に何を手に入れるのでしょうか。
ミュージカル
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』
脚本:テレンス・マクナリー
音楽:マーク・シャイマン
歌詞:スコット・ウィットマン&マーク・シャイマン
翻訳・訳詞・演出:荻田浩一
日程 :2014年6月21日(土)~7月13日(日)
会場 :シアタークリエ
お問い合わせ:東宝テレザーブ
03-3201-7777(営業時間 午前9時30分~午後5時30分)
オフィシャルホームページhttp://www.tohostage.com/catchme/index.html
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あらかじめご了承下さい。