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宝塚歌劇 星組公演
Musical『The Lost Glory ―美しき幻影― 』
ラテン・グルーヴ『パッショネイト宝塚!』
柚希 礼音、夢咲 ねね 初日会見
▲写真左:柚希 礼音、写真右:夢咲 ねね
公演について(公演資料より)
東京宝塚劇場で、星組公演が始まりました。
Musical 『The Lost Glory ―美しき幻影― 』
written and directed by Keiko Ueda, choreographed by Gustavo Zajac
作・演出/植田 景子
“栄光の20年代”と謳われた、第一次世界大戦後の好景気に沸くニューヨークを舞台に、
シェイクスピアの「オセロー」をイメージモチーフとして、男女の愛憎のドラマを描いたミュージカル。
不屈の精神でアメリカンドリームを体現させた主人公に専科より特別出演の轟悠、
執拗に復讐心を燃やす敵役に柚希礼音、そして、魅惑的なヒロインに夢咲ねねという、
最高のキャスティングでお届けします。振付に、グスタヴォ・ザジャック氏を迎え、
狂乱のジャズエイジを描き出す極上のエンターテイメント作品。
ラテン・グルーヴ 『パッショネイト宝塚!』
作・演出/稲葉 太地
ラテン世界を題材としたショーは、宝塚歌劇の歴史を彩ってきたショー作品の
魅力的なレパートリーの一つです。100周年にあたり、そんなラテンの世界を表現したショーを、
情熱的でエネルギッシュ、ダイナミズムに溢れた柚希礼音を中心とした星組によりご覧頂きます。
初日会見が行われました。(2014年9月5日)
◆柚希 礼音
星組としては久しぶりの二本立てなので、東京でも大いに
盛り上がりたいと思います。千秋楽まで宜しくお願いします。
◆夢咲 ねね
久しぶりのお化粧変えと、二本立てなので、あっという間に終わってしまいます。
皆様と熱い公演を過ごさせていただきたいなと思いますので、
千秋楽までどうぞ宜しくお願いいたします。
―――お芝居ではシェイクスピアの「オセロー」をイメージモチーフにした
大変難しい役ですが、どのように演じていますか。
◆柚希 礼音
悪役をすることがなかなかなかったので、
とてもやりがいを感じながら日々演じています。
東京でも一回一回、なぜこうなったのかというところをお見せできたらと思います。
―――ショーではカポエイラを踊られていますが。
◆柚希 礼音
東京に来るにあたって、もうひと特訓しました。
また、レベルアップした場面になったんじゃないかなと思っています。
―――夢咲さん、柚希さんと演じられて、
また、柚希さんのカポエイラをご覧になっていかがですか?
◆夢咲 ねね
ひと場面しか一緒にお芝居をさせていただいていないのですが、
いつもとは違う形で本音でぶつかり合えるお芝居だと思うので、
すごく楽しませていただいています。(柚希さんの)カポエイラは本当に神様です。
―――お芝居には専科の轟悠さんが出演されていますが、お芝居を間近で見られて学んだことなど、
組全体がどんな雰囲気だったのか教えてください。
◆柚希 礼音
所作も素晴らしいので、お稽古中から皆食い入るように見ていました。
なるほど葉巻はこのように持つのか・・・と。
昔、『長崎しぐれ坂』という公演で新人公演をさせていただいた時に、
その所作を真似しようと思っても真似出来なくて、そのころのことを思い出しました。
―――お芝居とショーの見どころを。
◆柚希 礼音
お芝居は、(専科の)轟悠さんと美城れんさんが出演してくださっていることで、
いつもの星組とはちょっと違った感じになっているとは思いますが、
このメンバーでガシッと団結してやっているかなと思います。
ショーは、もう夏は終わりそうですが(笑)、また夏が戻ってきたみたいな
熱いショーができたらなと思っています。
―――先日、退団会見をされて、その日に向けてカウントダウンが始まっていると思うのですが、
そのあたり対しての思いは。
◆柚希 礼音
これまでも毎回退団公演だと思うつもりでやってきたので、だからといって頑張ることはないのですが、
でもやはり限られた期間がはっきりとしましたので、その時まで、もっともっと自分を追求して、
男役として素敵になりたいと思います。みんなと最後の日まで、楽しくやりたいと思います。
◆夢咲 ねね
私もよく、柚希さんから「毎回が退団公演だと思って大切に演じよう」と言っていただいていたので、
今だからどうというわけではないのですが、毎回大切にしたいと思います。その残りの日まで、
まだまだ色々なことが沢山あるので、日々自分に厳しく、宝塚を愛し続けていけたらと思います。
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