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ミュージカル『ボンベイドリームス』囲み取材 2015年02月

(2015年02月01日記載)

『エンタメ ターミナル』では舞台を中心としたエンターテインメント関連情報をWEB記事として発信しています。
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ミュージカル『ボンベイドリームス』囲み取材
浦井健治、すみれ、朝海ひかる、加藤和樹、川久保拓司が出席しました


ミュージカル『ボンベイドリームス』について
(公演資料より)


現実と虚構とが交錯する世界が描かれる本作の演出・翻訳を手掛けるのは、荻田浩一。
荻田ワールドと称されることもある繊細かつ甘美な独自の美学を持った作風で、
登場人物たちの心の奥までも丹念に描き出します。
ダンスシーンの振付はダンサー・振付家として圧倒的な力強さと多彩なアイデアで驚きと
情熱をもたらす原田薫と、今ダンス界で人気・実力ともに急上昇中の梅棒が手掛け、
振付だけでなく、出演者として舞台でダンスも披露致します。

本作の主演は、ミュージカル・ストレートプレイなどの舞台や映像と様々なジャンルで活躍し、
確固たるキャリアと実績を持ちながら、常に観るものに鮮度の高い存在であり続ける浦井健治。
演出の荻田とは初主演ミュージカル『アルジャーノンに花束を』(06,14)をはじめ、
『蜘蛛女のキス』(07,10)、『CHESS in Concert』(12)等でタッグを組んでおり、
築き上げられた深い信頼関係の中、新たに生まれる荻田演出×浦井主演の化学反応にご期待ください。

そして、アカーシュが一目ぼれする映画監督を目指すヒロイン・プリヤ役は、
映像等でも大活躍のすみれ。抜群の歌声と美貌で晴れ渡るようなヒロインを体現してくれるでしょう。
そして皆の憧れの的、大スターのラニ役は朝海ひかる。映画撮影のシーンでは得意のダンスを披露致します。
プリヤの婚約者で熱血漢あふれる知的な弁護士役は、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』や
『レディ・ベス』で着実にキャリアを重ねつつある加藤和樹が務めます。

また、アカーシュの育ての親、スラム街の母シャンティ役をまさに聖母の歌声を持つ久野綾希子、
プリヤの父でアカーシュをスターへ導くマダン役を安崎求、そのマダンの陰に常に潜む黒幕JK役を
阿部裕、アカーシュの幼馴染のスウィーティ役を川久保拓司が演じます。
その他、ひのあらた、小松拓哉、五大輝一、高谷あゆみ、原田薫、梅棒などが出演、
個性あふれる実力派が揃いました。

ストーリー


主人公のアカーシュはボリウッドの映画スターを夢見る青年。
彼の住むボンベイのスラム街は、再開発で一斉撤去の危機にある。
それを回避しようと弁護士のヴィクラムが彼らの元を訪ね、スラム街住人を勇気づけるが、
アカーシュと幼馴染のスウィーティの対応は冷ややかだ。
そんな中、スウィーティは女性を食い物にする美女コンテストの会場で抗議活動をする計画をたてる。
それを聞いたアカーシュはテレビ出演できるチャンスと、一緒に現場へ。
コンテストはスウィーティたちによって滅茶苦茶に。
一方、アカーシュは、その会場で映画監督を目指すプリヤに出会い一目ぼれ。
そして混乱の中、撮影に来ていたTVカメラの前で、絶好のチャンスと歌い踊りだすのだった。
その放送を観ていたプリヤの父で映画プロデューサーのマダンはアカーシュを気に入り、
映画出演をさせることを決める。相手は大スターのラニ。
チャンスを掴んだアカーシュは一躍人気者になり、スターへの道を駆け上がっていくのだが、
そこには、大きな代償が待っていた…。

囲み取材が行われました(2015年1月30日)



◆浦井健治(アカーシュ役)
このカンパニーならではの、(演出の)荻田さんならではのといっても
過言ではない『ボンベイドリームス』に仕上がりました。
A.R.ラフマーンさんの作曲を含め、ノリノリになって帰っていただけると思います。
平井堅さんもミュージックビデオでインド人のをやっていると思いますが、
(僕は)参考にしながら(やっているので)、みんなで楽しんでいただけたらと思います(笑)





◆すみれ(プリヤ役)
今回はマサラ(インド)ミュージカルということで、
すごく不思議な感じなのかなと思ったら、
実際に演じてみると意外と共感できるところがいっぱいあったり、
ストーリーの中でほっこりできる場面もあったり。
ダンスや歌もインドのボリウッドの世界に入り込めるような感じで、
すごい楽しいミュージカルになったと思うので、
皆様に、ぜひシェアしたいと思います。





◆朝海ひかる(大スターのラニ役)
本当に、どの音楽を聞いても、みんなノリノリになるような、
そしてバラードはとっても切ない素敵なメロディーの音楽そしてお話になっているので、
ぜひぜひ観にいらしてください。お待ちしております。





◆加藤和樹(ヴィクラム役)
いよいよ(明日)初日ということで、本当にカンパニーが笑顔で、楽しくて。
そのまま寒さを吹き飛ばすかのような初日を迎えられれば良いなと思っております。





◆川久保拓司(スウィーティ役)
とにかくきらびやかで、豪華で、派手でウワッと楽しめます。
皆さんも観に来てウワッとその世界に入っていただけたら思います。



―――マサラミュージカルというのは、あまり聞き慣れないのですが、
どのようなものなのでしょうか?


◆加藤和樹
荻田さん曰く「我々はインド人ではなく、あくまでも日本人なので、日本風のカレーを召し上がっていただくつもりで」と
言っていたので、僕らはその意思を組んで稽古を重ねて来ました。セットや衣装、楽曲を含めて、
インドを思わせるようなものが漂っているので、お客様も帰りにカレー食べたいなと思うかもしれません(笑)。
その世界感に浸っていただけるのではないかなと思っております。

―――女性陣はきらびやかな衣装ですね。

◆すみれ
衣装を着るだけで、役づくりしなくていいじゃん!というくらい、インドの女性が分かるというか。
色がすごくキレイ。まだ客席から(キャストの)皆を観ていないんですけれど、
普通に舞台上で観るだけでも、気分アップになる効果があると思うので、すごい楽しいです。

―――踊りも普通のミュージカルとは違うものですか?

◆浦井健治
首の動きとかね。

◆すみれ
本当に(普段とは)違うところが筋肉痛だったりするので、不思議なダンスです。

◆朝海ひかる
原田薫さんとダンスチームの梅棒さんで、振り付けてくださったのですが、ちょっと今(現代)のニュアンスの振りと、
インドの音楽がミックスされたような、すごく奥深いシーンになっていると思います。

―――見どころは?

◆加藤和樹
たくさんあるのですが、まず幕が開いた時に音楽に引き込まれます。
そこから、分かりやすいストーリーだし、プリヤは僕の婚約者なんですけど、アカーシュとプリアの届きそうで、
届かないLOVEだったりだとか。とにかく音楽に体が自然に動いてしまうので、
一幕も二幕も、最後まで見どころ沢山になっていると思います。

◆すみれ
ストーリーが素敵です。
たぶん皆様がこうなるんだろうなと思ったら、全然違う方向に進んで行ったり。
すごくサプライズの多いので、我々も色々な発見をしつつ、楽しくやっているので、
皆様にもぜひそういう、私たちの発見を見せたいなと思います。

―――休憩入れて上演時間3時間ありますね。

◆すみれ
3時間もある!?

◆加藤和樹
あるある、休憩入れて。演じる側としては、そんなに長くは感じないですね。

◆浦井健治
体力的には大変だよね。次から次へと色々なことが起きたり、色々なダンスがあるので、
まず3時間と感じるより、あっという間に終わっちゃったと感じると思います。

◆すみれ
お客様休憩している場合じゃないものね。もう楽しくて。

―――体力づくりはされているのですか?

◆浦井健治
皆やってる?僕はなるべくお肉を食べようとしている。エネルギー!(笑)

◆加藤和樹
浦井さんは踊って、歌いっぱなしですからね。

◆浦井健治
いや、皆踊って、歌っていますよ。加藤和樹くん、めっちゃ踊っていますよ!

◆加藤和樹
いや、ちょっとだけです(笑)。基本は弁護士なので、そんなに踊らないんです。

◆すみれ
高い(キーの)歌が多いですよね。

◆浦井健治
特殊なメロディーが多いというか。

◆加藤和樹
向うのナンバーが、インド独特の民謡というか、伝統的なナンバーが2曲あるので、
それはぜひ聞きどころかなと思います。

◆すみれ
自分で言ってる!(笑)

◆加藤和樹
僕的には、そこしか見せ場がないので(笑)

―――すみれさんと浦井さんと加藤さん(の役)が三角関係のようですが、いかがですか?

◆すみれ
難しいんだなというのはありますし、ちょっとどっちの方がいいのかなというのが
プリアの中にもあります。皆さんも観ていて思ったりするんでしょうね。 あ、私はそういう(三角関係の)経験ないですよ(笑)

◆浦井健治
荻田さんの演出で、格差社会というか、差別というものが、ちょっとだけ突出されています。
そういったところで、人間は変わるもの、変わらないものって何かなという
希望というか、一筋のメッセージが最後に観られる感じになっているので、その関係性でも観られると思います。

―――最後に意気込みを。

◆浦井健治
『ボンベイドリームス』は、年末年始からこのメンバーでいっぱい稽古をしてきました。とにかく笑いが絶えない現場です。
その現場を包み込むような雰囲気というものが、お客様と一緒に、皆でノリノリになっていけたらと
思っておりますので、ぜひ劇場に足をお運びいただけたらと思っております。
お待ちしております!ナマステ~!

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ミュージカル『ボンベイドリームス』制作発表 コメント


ミュージカル『ボンベイドリームス』制作発表 質疑応答

 

ミュージカル『ボンベイドリームス』

 

作曲:A.R.ラフマーン

作詞:ドン・ブラック

劇作・脚本:ミーラ・サイアル

原案・原作:シェーカル・カプール / アンドリュー・ロイド=ウェバー

演出:荻田浩一(訳詞)

出演:浦井健治 / すみれ / 加藤和樹 / 朝海ひかる /

久野綾希子 / 安崎求 / 阿部裕 / 川久保拓司 / 他

 

【東京公演】

日程:2015年1月31日(土) ~ 2月8日(日)

会場:東京国際フォーラム ホールC

 

【大阪公演】

日程:2015年2月14日(土)、2月15日(日)

会場:梅田芸術劇場メインホール

 

http://www.umegei.com/bombaydreams/

 

 

 
 

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あらかじめご了承下さい。

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