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日中国交正常化45周年記念
上海歌舞団 舞劇『朱鷺』-toki-制作発表
第一幕
古代。人々が長閑に暮らしている、牧歌的な村。山に入った青年ジュンは、羽衣を脱いで憩う朱鷺の精達に遭遇し、ひと際麗しいジエに惹かれてその羽衣を手に取る。運命の出会いを果たしたジエとジュンは、互いについて学び、共に生きようとする。しかし、異なる世界に生きる彼らは別れる運命にあった。ジエはジュンのもとに羽根を1本残し、羽衣をまとって飛び立つ。ジュンは羽根を手に、ジエが消えた空をみつめる―—。
第二幕
近代。1幕から一転、世界は都市化されている。朱鷺たちの身体は黒く染まり、動きにもかつての煌めきがない。そこに舞い落ちる1本の白い羽根。生き物の手から手へと渡るその羽根を最後に拾ったのは、カメラマンの青年ジュンだ。彼は弱ったジエをみつけ、介抱する。ジュンが持つ羽根に気づくジエ。時空を超えて再会した2人は、かつてのように飛翔しようとする。だが、甚大な自然破壊を前に、朱鷺たちは次々と落命し標本箱に入れられ、やがてジエも、箱に納まる。
時は移り、現代。博物館では、教師が標本箱を示しながら学生たちに朱鷺のことを教えている。今や老人となったジュンは、箱に入ったジエに羽根をつける。すると、朱鷺と人とが共生していた、ありし日の楽園の情景が広がっていく。美しい記憶と共に、ジュンは羽根を学生に託すのだった。
2015年に全国30会場、12万人を動員した感動の名作、上海歌舞団による舞劇『朱鷺』-toki-。
今夏、東京、名古屋、大阪で再演されることが決定しました。
物語は地上に舞い降りた朱鷺の精・ジエと青年・ジュンとの1000年の時を越えて綴る愛の物語。
心通わせる踊りと幻想的な世界観は観るものを魅了し、深い感動に導きます。
▲主演は中国でもトップレベル誇る上海歌舞団のプリンシパル、朱潔静と王佳俊。
制作発表では日本公演にかける意気込みが語られました。
▲朱潔静
今回また日本に来ることが出来てとても誇りに思っていますし、
公演を楽しみにしています。日本のお客様、メディアの方々もこの公演を応援してくださり、
心からお礼申し上げます。朱鷺の表現に必要なのはとても細かいポーズや動きです。
朱鷺を観察して作り上げました。
王佳俊さんとは、子供の頃から22年間一緒に踊っているので、阿吽の呼吸で踊ることが出来ます。
今回の公演も日本のお客様にお楽しみ頂けたらと思います。
▲王佳俊
今回日本にまた来ることが出来てとても嬉しく思っております。
前回来た時に日本のお客様から温かい心を頂くことが出来ました。
とても感動しました。あれから2年ですがこの2年の間稽古を続け、
この作品をもっともっといいものにしてきました。
たくさんのお客様に観て頂けたらと思います。
▲元バレリーナで女優の草刈民代がオフィシャルサポーターを務め本作品を盛り上げます。
舞劇『朱鷺』-toki- の映像を観たと言い「バレエでもコンテンポラリーダンスでもなく、
中国古典舞踊の進化形。中国人の振付家、ダンサーでなければこういう作品は作れないと思いました。
一糸乱れぬ踊りの群舞はさすが」と語りました。
▲朱鷺の独特のポーズ。
▲三人で記念撮影
舞劇『朱鷺』
東京公演
日程:2017年8月29日(火) – 8月30日(水)
Bunkamura オーチャードホール
日程:2017年9月6日(水) – 9月10日(日)
東京国際フォーラム ホールC
名古屋公演
日程:2017年9月2日(土) – 9月3日(日)
愛知県芸術劇場 大ホール
大阪公演
日程:2017年9月13日(水) – 9月14日(木)
オリックス劇場
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