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宝塚歌劇 星組公演『ベルリン、わが愛』『Bouquet de TAKARAZUKA』紅 ゆずる、綺咲 愛里   囲み取材 2017年11月

(2017年11月25日記載)

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宝塚歌劇 星組公演
『ベルリン、わが愛』『Bouquet de TAKARAZUKA』
紅 ゆずる、綺咲 愛里 囲み取材



公演について

ミュージカル
『ベルリン、わが愛』
作・演出/原田 諒


サイレント映画からトーキーへと移り変わる頃──。1920年代から30年代にかけて、ハリウッドと並ぶ映画の都として栄華を誇ったドイツ・ベルリンにも、ナチスが暗い影を落とし始めていた。そんな中、新しい娯楽作品を模索する男達は、ミュージカル映画こそ大衆が求めるものだと確信し、その実現へ向けて邁進していた。無名の踊り子を抜擢し撮影された映画は大成功を収める。しかし、プロパガンダとして映画を利用しようとするナチスの圧力は強まる一方だった。理想と現実の狭間で苦悩しながら、映画を愛した彼らが描いたシナリオとは…。 激動期のベルリンを舞台に、「映画」を愛した人間たちの姿を、運命的なラブロマンスを織り交ぜながらドラマティックに描き出すミュージカル。

タカラヅカレビュー90周年
『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』
作・演出/酒井 澄夫


90周年を迎えたタカラヅカレビューの伝統を紡ぐレビュー作品。世界巡りの形式で展開するバラエティに富んだ場面に、きらめく花の様に多彩な輝きを放つ紅ゆずるを中心とした星組メンバーの魅力を一杯詰め込んだ、豪華絢爛なレビューをお届け致します。   

初日の囲み取材が行われました。(2017年11月24日)



―――トップコンビを組まれて初めてのオリジナル作品2本立てとなりますが、
みどころと意気込みを。


◆紅 ゆずる
再演物とはまた違ってオリジナル作品なので自分たちの色を出せるというのはいいのですが
どうにでもなってしまうということにもなるので、そこがとても難しいです。
ショーはレビュー90周年という節目の年にこのようなレビューをさせていただけることが
星組にとってとても大切な勉強にもなり、個性を発揮する場だと思っております。

◆綺咲 愛里
芝居は役をいちから創っていくことの難しさを学ばせていただきました。
ショーも宝塚らしい華やかなもので、毎日出ていてとてもわくわくしています。

―――レビュー90周年ということで、宝塚レビューの魅力とお好きなシーンを。

◆紅 ゆずる
宝塚レビューの魅力は、最下級生に至るまでタレントとしても
宝塚おとめという本が出ているように愛称から趣味から好きな花から全部書いてあるぐらい
ひとりひとりがスター性を持って舞台に存在出来るというのが宝塚の醍醐味だと思っておりますので、
ひとりひとりの個性を存分に生かすことが出来るというのが宝塚レビューのいいところかなと思います。
好きなシーンは花夢幻の場面です。

◆綺咲 愛里
観ていてわくわくするようなところが多くて、プロローグの場面ではひとりひとりが
お花になってみんなが集まって花束になるというところがとても素敵だなと思っていて、
そこを大切にやっていきたいなと思います。

―――芝居の役について、大切にしていることは。

◆紅 ゆずる
私は映画作りをしたことはありませんが、映画作りと舞台作りは
ものを作るという意味ではとても似ているなと思います。
ものを作るということだけでなく、周りの人間関係、仲間をとても大切にしている
ところを出したいなと思っております。今の星組に繋がればいいなと思いながらやっています。

◆綺咲 愛里
ジル・クラインはユダヤ人なんですけど、この時代背景を表現出来る重要な役目だなと思って
おりますのでそこを大切に演じたいです。

―――コンビとしてお互いの魅力を。

◆紅 ゆずる
酒井先生の今回のレビューは、芝居と踊りが半分半分で、お芝居をしながら踊っている感覚です。
目を見ただけで何を思っているのか分かるようになってきまして(笑)
相手役さんってそういうものなんだなと思っているんですが(綺咲に向かって)どうですか?

◆綺咲 愛里
スパニッシュのシーンなどお芝居が多く、毎回新鮮に感じております。

―――もう少しお話いただけると・・・信頼感とか。

◆紅 ゆずる
信頼感はあります。終演後とかもお互いの反省点を言って次に繋げようとしています。
彼女はとてもかわいらしいんですけど、大人っぽさがすごい眠っているんですよ。
だから大人っぽさをもっともっと引き出していけたらいいなと思っていまして、
それが少しでも垣間見られた時に信頼関係がちょっと深まったんじゃないかなと思います。

◆綺咲 愛里
うまく出来ないところをご相談させていただいたら、本当に何度も何度もお稽古してくださって、
教えてくださって、本当に素敵な方です・・・はずかしい(照笑)。







 

 

宝塚歌劇 星組公演

 

ミュージカル『ベルリン、わが愛』

作・演出/原田 諒

 

タカラヅカレビュー90周年
『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』

作・演出/酒井 澄夫

 

2017年11月24日(金) – 12月24日(日)

東京宝塚劇場

 

公式サイト

 

 

 
 

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