情報紙から飛び出した 演劇系エンタメ サイト
Copyright Since1999 情報紙ターミナル
Copyright Since2010 株式会社ERIZUN

宝塚歌劇 雪組公演 望海 風斗、真彩 希帆  囲み取材 2018年01月

(2018年01月02日記載)

『エンタメ ターミナル』では舞台を中心としたエンターテインメント関連情報をWEB記事として発信しています。
掲載内容は、掲載日付のものとなりますので、最新情報は各自ご確認ください。

※ 記事・写真等の無断使用・無断転載は禁止しています。

 

宝塚歌劇 雪組公演
『ひかりふる路(みち) ~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』『SUPER VOYAGER!』
望海 風斗、真彩 希帆 囲み取材



公演について

ミュージカル
『ひかりふる路(みち) ~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』
作・演出/生田 大和


18世紀末、フランス。立ち上がった市民達によって達成され、現代を生きる人々の生活の礎ともなったフランス革命。宝塚歌劇においてもこれまで度々物語の題材として取り上げられてきたこの革命の中心人物の一人であり、理想に燃え、そして自らもまたその炎に焼かれた革命家マクシミリアン・ロベスピエール。
1791年9月14日。革命が始まって以来の宿願であった憲法が、ルイ16世によってついに承認される。国民議会議員として一大事業を為したロベスピエール達はパリ市民の歓呼の声に迎えられる。しかし憲法の承認は混迷する革命の、まだ序章に過ぎないものであった・・・
志を一つに共に立ち上がった仲間達との絆、運命的なロマンス・・・その青春を賭し、理想に燃えた青年が革命の頂点へと邁進する姿を通し、彼が掲げた「自由・平等・博愛」に込められた思いを紐解き、人類の歩むべき路を問いかける歴史ミュージカルです。
なお本公演は雪組新トップコンビ望海風斗と真彩希帆の大劇場お披露目公演となります。

レヴュー・スペクタキュラー
『SUPER VOYAGER!』 -希望の海へ-
作・演出/野口 幸作


「VOYAGER(ヴォイジャー/航海者)」をテーマに、望海風斗のトップスター就任と新生雪組の「船出」を盛大に祝福する颯爽絢爛なレヴュー作品。
豪華客船の出航をイメージした躍動感溢れるプロローグに始まり、「望(HOPE)」「海(OCEAN)」「風(WIND)」「斗(BIG DIPPER)」と新トップスターの名前にまつわる場面を中心に、未来への希望に満ちた場面の数々で構成。
望海風斗の男役の美学と新生雪組の魅力の全てを凝縮した究極のエンターテインメントにご期待下さい。

初日の囲み取材が行われました。(2018年1月2日)



―――芝居とショーそれぞれのみどころを。

◆望海 風斗
『ひかりふる路(みち) ~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』は、何といっても
フランク・ワイルドホーンさんの楽曲とそれに乗せたみんなのコーラスや踊りや歌、
そういうものが一番のみどころかなと。それに芝居を乗せて、1時間35分の全てがみどころですね。
本当にどの楽曲も素敵で、皆さんの中でお気に入りの一曲を見つけて頂けたら嬉しいなと思っております。
ショーはプロローグでの「希望ダンス」、客席と一緒にポンポンを持ってやっております。
皆さんと一緒に出来るというのがめったにない機会だなと思って楽しんでおります。

◆真彩 希帆
お芝居もショーも二人の先生方がとても大事に大事に作ってくださったのが伝わるなと毎日思っております。
お芝居はフランク・ワイルドホーンさんの壮大な音楽、そして雪組全員のパワーがとても熱く、
それがフランス革命と一体となったらとても素晴らしいな、それを感じて頂けたらいいなと思います。
ショーでは様々な形で望海 風斗さんのお名前の場面があって、どの場面も目が足りないなと
出演している私自身が思うので、お客様にも楽しんで頂きたいなと思っております。

―――役作りで大切にされたことは。

◆望海 風斗
ロベスピエールという人物は宝塚歌劇でもよく登場する人物であり、皆様の中でも印象に残る人なのかなと
思っております。私自身もそのイメージからなかなか抜け出せない部分が最初はありましたが、
ひとりの普通の人間として革命に命を燃やし、出会った人たちとの関わりによって自分が変わっていきます。
そんなひとりの人間としての心の変化を日々感じていくことが大切かなと思っております。

◆真彩 希帆
私のお役は唯一架空の人物ということで稽古場から今も試行錯誤をしながらやっております。
その中で彼女がどう生きてきたのかなということを(意識して)、やはり慣れてしまうのではなく毎日新鮮に
自分ひとりで作るのではなくまわりの方の呼吸を感じてこれからもっともっと作り上げていけたらいいなと
思っております。

―――ショーの中で特にお気に入りのシーンは。望海さんは大きな羽根を背負われた感想を。

◆望海 風斗
特にお気に入りのシーンはみんなで白い衣裳を着て大階段でマスゲームをしているところです。
普段は見られませんが映像を見て後ろですごいことになっているなと感動しました。
羽根は全国ツアーでも早霧さんが背負われたものを背負わせて頂いたのですが、
こんなに重いものを毎日背負っていらっしゃったんだなと思いました。
自分のためにデザインして頂き、雪組ということで雪の結晶も付いている羽根を
背負った時、重いんですけど自分のために作って頂いたという喜びと感動を感じました。

◆真彩 希帆
どの場面も素敵で、私も白い衣裳のマスゲームのシーンは好きです。
このお衣裳のデュエットダンスは歌っているのですが、毎日幸せだなと思っております。
(私が)アンダルシアの場面からお迎えし、前を向いた時の笑顔の瞬間が好きです。

―――昨年を振り返り、今年はどういう年にしたいですか。

◆望海 風斗
去年は大きく変わった一年だったなと思います。今まで生きてきた中で一番忘れられない一年に
なったんじゃないかなと思います。本当に別れのさみしさもありながら、
周りのみなさんのあたたかさ、お客様のあたたかさをすごく感じた一年でした。
今年は今まで以上に楽しみたいなと思います。まだまだ男役を追及して攻めの一年にしたいです。

◆真彩 希帆
私も自分の知らなかった感情や経験したことがないことを経験し、
まだまだ人生奥深いなと。いろいろとこれからも体験して感じていきたいなと思った一年でした。
今年もさらにどんなことが待っているか分からなくて不安も期待もありますが、
雪組のみなさんと望海さんと一緒に、自分自身やることにも責任を持ち、
私も攻めていけるように頑張りたいと思います。






 

 

宝塚歌劇 雪組公演

 

『ひかりふる路(みち) ~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』

『SUPER VOYAGER!』

 

2018年1月2日(火)~2月11日(日)

東京宝塚劇場

 

公式サイト

 

 

 
 

情報は書き込んだ時点のものですので、実際の内容と異なる場合があります。
あらかじめご了承下さい。

[ PR ]