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石井光三オフィスプロデュース
『死神の精度 7Days Judgement』
2009年8月 石井光三オフィスプロデュースとして、伊坂幸太郎氏の「死神の精度」を、
和田憲明の脚本演出により、伊坂作品としては初めて舞台化をいたしました。
当時は伊坂作品といえば、エンターテインメント性溢れる現実離れした独自の世界観もあり、
映画化が主流でした。本作は伊坂作品初めての舞台化、小説を読む時とは一味違い、
時間と空間を共有する“ライブ”ならではの作品として、伊坂ファンからも演劇ファンからも好評を得ました。
あれから9年、「死神の精度」の再演いたします。
◆伊坂幸太郎氏よりコメント
2009年の初演の際、自分の書いた小説がもとになっている
ということを忘れ、純粋に楽しんだことを覚えています。
観終えた後、いつになく良い気持ちになり、当時、構想中だった
続編『死神の浮力』に早く着手したくなりました。
今回の舞台もきっと、小説の世界を大事にしてくれたものに
なると思っています。
千葉(ミュージックが好きな死神)= 萩原聖人(初演キャスト=香川照之)
藤田(7日間の判定の対象、ヤクザ)= ラサール石井(初演のまま)
阿久津(藤田を慕う若いヤクザ)= 植田圭輔(初演キャスト=中川晃教)
栗木(藤田に敵対するヤクザ)ほか= 細見大輔(初演キャスト=鈴木省吾)
千葉は指令を受けてヤクザ藤田のところにやってきた。
今回の彼の姿は40代の中年男。
7日間でターゲット藤田の死を見定めて「可」か「見送り」かジャッジをする死神。
藤田は兄貴分を敵対する栗木に殺され、その敵を取ろうと舎弟分の阿久津に探らせていた。
死神を派遣する情報部の予定通り、阿久津は千葉と巡り会う。
藤田が匿われている部屋に潜入した千葉は藤田を観察し始める。
馬鹿正直なくらいの任侠の男、藤田。その藤田に心底惚れ込んでいる阿久津。
死神・千葉が加わったことで、彼らの運命は加速する。
ストーンズの脳天気なブラウンシュガーがBGM代りに鳴り響く。
石井光三オフィスプロデュース
『死神の精度 7Days Judgement』
原作:伊坂幸太郎『死神の精度』(文春文庫刊)
脚本・演出:和田憲明
出演:萩原聖人 植田圭輔 細見大輔 ラサール石井
会期:2018年8月30日(木)〜9月9日(日)
会場:東京 あうるすぽっと
一般前売は7月8日(日)
9月旅公演:
岡山:倉敷市芸文館 9月11日(火)
愛知:名古屋市青少年文化センター 9月13日(木)
兵庫:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール 9月19日(水)
山形:シベールアリーナ 9月23日(日)
宮城:電力ホール 9月28日(金)
盛岡:盛岡劇場 メインホール 9 月 30 日(日)
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