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『希望のホシ2018』囲み取材
あの刑事たちが帰ってきた!
2015年、絶賛と反響の嵐を巻き起こした『希望のホシ』が
さらにパワーアップして続編上演が決定!
新たなキャストを得て、いよいよ始動!!
2015年に上演された『希望のホシ』は、上演されると大好評を博し絶賛と反響の嵐を巻き起こしました。
今回は、前作をさらにブラッシュアップして待望の続編の上演となります。
この度の上演にあたり、劇団LIVESの主宰・大浜直樹が前回公演に引き続き、脚本・演出を担当。
ドラマ「記憶の海」「奇跡のホスピス」「ムッシュ!」などの脚本を担当、
巧みなセリフ運びとユーモアにあふれた人間ドラマの作り手として定評のある
大浜直樹が3年ぶりに『希望のホシ2018』を手掛けます!
主演は前回公演に引き続き、元宝塚歌劇団宙組の男役スター緒月遠麻。
池田努、金児憲史も前回に引き続き出演、息の合った3名の刑事たちが帰ってきます。
そして2016年「石原プロ次世代発掘オーディション」において準グランプリに輝いた岩永ジョーイと
数々のドラマ、映画、舞台で活躍している実力派俳優・野村宏伸の初出演が決定!
人気と実力を兼ね備えた充実のキャストを得て『希望のホシ2018』がいよいよ始動。
―――初日を迎えますが、今の気持ちを教えてください。
◆緒月遠麻
3年ぶりに池田努さん、金児憲史さんとご一緒できますし、
また新たに加わった野村宏伸さんと岩永ジョーイさんと共演できるのがすごく楽しみです。
◆池田努
この日のために厳しい稽古を皆で積んできたので、まずはこの日を無事に迎えられたことが嬉しいです。
これから、お客様にこの作品がどのように届くのか、作品に込められたメッセージを
皆で力を合わせて届けたいなと思って意気込んでいます。
◆金児憲史
池田さんのおっしゃる通りです(笑)。皆さんの足を引っ張らないように頑張ります。
◆野村宏伸
今回、僕は初参加ということで、このタイトル通り、観に来てくださったお客様に
希望や夢などを持って帰ってもらえたらと思っています。
◆岩永ジョーイ
初めて石原プロの先輩方とご一緒させていただいて、初めてのストレートプレイで、
初めてづくしなのですが、緊張感を持って頑張りたいと思います。
―――今回は続編ということですが。
◆緒月遠麻
お客様の期待が高まるので、そこにお応えしなきゃいけないと思うのですが、
もちろんそれにお応えできる作品になったので、存分に観ていただきたいなと思います。
◆池田努
あまり続編だからという気負いはないのですが、野村さんが入られて、全然違う作品として稽古していたので、
前回のことを自然と考えなかったですね。それくらい今回の作品は充実していて、
野村さんの存在がすごく大きくて。野村さんは犯人役なのですが、
野村さんを中心として物語が動いているので、前回とはそこが大きく違うところですね。
すごく新鮮にやることができました。
◆金児憲史
僕も池田もそうですが、緒月さんもこの3年間の間で色々な経験をされていますし、
3人とも成長してきていると思うので、それをまた観てもらう場になるのかなと。
前回の『希望のホシ』を観てくださった皆様には「あ、こういう感じで成長してきたのね」
というところを観せられたらなと思います。
―――野村さんは、このカンパニーに参加しての感触は?
◆野村宏伸
続編とかそういうことは、あまり関係なく。僕は犯人役ということですが、
刑事さんたちとどのように接して、物語を進めていくかということだけですね。
観た方を良い意味で裏切る部分があるので、そこをお客様が楽しんでいただけたらなと思います。
―――事務所の先輩方(池田さん、金児さん)から、どんな洗礼を受けましたか?
◆岩永ジョーイ
池田さんと金児さんが全く違うタイプで、圧倒的に金児さんの方が怖いのですが(笑)
毎回、先輩方にいじられたりするのですが、それが楽しくて、毎回こう言われたら、
こう返そうかなということを考えています。現場でもお芝居をさせていただく時も。
先輩の胸をお借りして、本気で向かっていきたいという気持ちがあるので、
毎日稽古が終わって、色々考えて、次はどういうお芝居をすれば
先輩方に認めていただけるかなということを考えて稽古に励んでいました。
◆金児憲史
この岩永さんの衣装のネクタイ僕のなんです。
◆岩永ジョーイ
そうなんです。
◆金児憲史
僕が「良いネクタイ着けてるな」って言ったら「僕そんなに気に入っていないんですけど」って。
僕が怖いと言っている割には…。(笑)
◆岩永ジョーイ
それだけ濃い時間を過ごさせていただいております(笑)
―――池田さんと金児さんから岩永さんへアドバイスは?
◆金児憲史
全然ないです。同じ立場の役者ということですから、僕がアドバイスするのはおこがましいです。
本当に僕らが気づかされるということもありますから。そういうことに関しては、すごいなぁと思います。
◆池田努
僕らが新人の頃って何もできなかったので、演技のえの字も知らない、セリフも棒読みで。
それと比べると驚異的ですよね。何でできるのかなって。
当たり前ですが、自然に一俳優としてスムーズに稽古もしていたので、そういう意味では、
自分はそうじゃなかったなと思うこともありますね。
また、後輩だから思いっきり当たるところもあって、結構やり合うシーンがあるのですが…。
思わずカッとなって掴みかかるシーンで、真剣にぶつかって。
◆岩永ジョーイ
押されて胸ぐらを掴まれるのですが、稽古中に一度、押されるところでグッと力が入ってしまって。
◆池田努
本当に申し訳ない。でも、それくらい思いっきりぶつかれる後輩ということです(笑)
真剣に来たら、真剣に応えなきゃいけないし。手を抜きたくないなと思います。
ジョーイはいつも真剣だし、すごく真摯に向かい合ってくれるので。
◆岩永ジョーイ
頑張ります。
―――緒月さん、この中だと誰が一番頼り甲斐がありますか?
◆緒月遠麻
皆さんです。遅れて稽古に参加したところもあるので、皆さんが「焦らなくていいよ」と
言ってくださって、そういう意味では皆さん頼り甲斐のあるお兄さんだなと思います。
―――石原プロと言えば刑事ものですが、参考にした作品とかありますか?
◆池田努
舘ひろしさんと共演させていただくことが多いのですが、直接教わるということはないのですが、
立ち居振る舞いとか、刑事役に向かう姿勢とか、刑事がこんなことを考えているんじゃないかとか、
いつも現場で見ていたので、フッとした時に舘さんの仕草とか演技の雰囲気とかが浮かぶ時があります。
似ているわけではないのですが。それぐらい自分の中に染み付いていて、
刑事は犯人に同情し過ぎて泣かないようにするとか、刑事としての仕事を全うする姿勢とか。
◆金児憲史
『西部警察』ですね。熱い刑事ドラマに憧れて子どもの頃から見ていたので、
そういうものに思い切りぶつかって演じられるというのは嬉しいですね。
◆岩永ジョーイ
僕は今回の役柄的にあまりカッコイイ刑事ではないので、逆にそれを参考にしてしまうと
自分の役に合っていないのかなと思うので、今回はそこまで参考にはしていませんが、
どこかいつも頭の片隅には石原プロだからこその『西部警察』や舘さんの『あぶない刑事』とか。
僕は今回の役が井口というのですが、台本に井口刑事と書いてあります。
金児さんに井口刑事(デカ)と呼ばれてグッとくるところもありますね。
―――メッセージをお願いいたします。
◆緒月遠麻
この作品ご覧いただいて、少しでも希望を持って帰っていただけるように役者一同精一杯つとめますので、
皆さんたくさん観にいらしてください。
『希望のホシ2018』
作・演出:大浜直樹
出演:緒月遠麻 池田努 金児憲史 岩永ジョーイ/野村宏伸
日程:2018年6月13日(水)〜6月17日(日)
会場:あうるすぽっと
アクセス:東京メトロ 有楽町線 「東池袋駅」6・7出口より直結
http://kibou2018.mono-dukuri.com
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