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VIVAキラキラX’mas〜Song&Dance LIVE〜
宝塚歌劇団74期30周年スペシャル
麻乃佳世さん、美郷真也さん、はやせ翔馬さん インタビュー

公演について（リリースより）

宝塚歌劇団出身の元月組娘役トップスター・麻乃佳世さん、元宙組組長・美郷真也さん、
そして元雪組・現役ダンサー・はやせ翔馬さんの実力派トリオによる
エンターテインメントLIVE『VIVAキラキラX’mas〜Song&Dance LIVE〜
宝塚歌劇団74期30周年スペシャル』が、12月19日（水）めぐろパーシモンホール小ホールで開催されます。
トリオ結成5年目となる公演では生バンドの演奏や豪華ゲストも登場するとか。
今の心境を3名にインタビューしました。

麻乃佳世、美郷真也、はやせ翔馬インタビュー
（2018年8月8日　取材・撮影・文：住川禾乙里 ）

―――記念すべき5周年は、めぐろパーシモンホールでの開催となりますね。

◆はやせ翔馬
今年は、芸能生活30周年を迎えるアニバーサリーイヤーなので、
９月末に宝塚の同期生と『Fiesta del 74!!』という公演をさせていただきます。
その流れもあり、『VIVAキラキラX’mas〜Song&Dance LIVE（以下、“ビバキラライブ”）』にも
同期がゲストとして出演してくれます。９月の同期公演のエピソードなど、おもしろい話が飛び出すかもしれません。
そして、今回は生バンドの演奏が入ります！

◆美郷真也
それが今回の目玉だと思いますし、私たちにとっても新たな挑戦でもありますね。

◆はやせ翔馬
ジャズシンガー湯浅美恵子さんが作曲、私が作詞した“ビバキラソング”も歌いますし、今回もチラシやポスターには、
イラストレーターのHANAさんに描いていただいたオリジナルキャラクターも登場しています。

◆麻乃佳世
躍動的なポーズもあって、それぞれのカラーもこれで決まったよね。

◆美郷真也
ポーズも可愛いし、顔も似ているよね。このキャラクターはこれからも大切にしていきたいね。

―――『VIVAキラキラ〜Song&Dance LIVE〜』は、クリスマスだけではなく
春公演、秋公演を含め過去8回開催してきましたが、特に思い出に残っているシーンはありますか？

◆美郷真也
2017年2月までは、ショーマ（はやせ翔馬）が尾山台でやっていた「LIVE cafe HAYASE」での公演だったので、
お客様との距離も近く、いつものライブやコンサートとは違う雰囲気がありました。
お客様の席と席の間を「すみません」なんて言いながら歩いて。
アットホームで皆さんとの一体感があった良い空間だったよね。

◆はやせ翔馬
客席を回るのが楽しくて、お客様の手を取って一緒に踊ったり、ハイタッチしたり。

◆麻乃佳世
カフェキッチンの横から登場するので、見に来てくれた宝塚OGの仲間もキッチン窓から覗いているの（笑）。
でも、あの場所が、お客様の反応とステージの両方見られる特等席だったかもしれないね。

◆はやせ翔馬
キッチンの中にいる同期生の声援が大きかったり（笑）。タップダンスも猛練習しました。

◆美郷真也
そう！タップダンスは難しかったよね。

◆麻乃佳世
“ビバキラライブ”は台本があるわけでもないのに、起承転結のあるトークになるのよね。
同期生ならではのコンビネーションなのか、特に役割を決めているわけではないのに、うまく振り分けられて。
気負う部分が無くて、すごく楽しいの。

◆美郷真也
私のことをイジってみたり（笑）。誰かが言った言葉をキャッチして話を広げていくとか。
目の前にいらっしゃるお客様のリアクションに対して反応したり。意外と私たちトーク得意だったんじゃない？

◆はやせ翔馬
“ビバキラライブ”を通して、自分もお客様の前でこんなに喋ることができるのだと気がついたし、
この5年で色々な新しい発見ができたと思います。

◆美郷真也
それぞれが可能性を見つけられたし、ダンスや歌などのパフォーマンスを、より掘り下げられる場になったよね。

―――内容は、どのように決めていたのですか？

◆はやせ翔馬
クリスマス公演の時は、皆でパーティー気分で明るく楽しく賑やかに過ごしたいというイメージ。
季節によって内容や選曲も変えていました。

◆麻乃佳世
春だから“出発”とか、バレンタインデーの時期だから“愛”とか。まずテーマを決めてから進めていたね。
私が最初に出演したのは、お客様参加型のゲームのプレゼンテーターとしてでした。

◆美郷真也
映画の題名を当てるクイズの中で、１人がジェスチャーをして、それをお客様に当ててもらうというゲーム。

◆はやせ翔馬
その後に、もっとお客様が参加できるゲームはないかな？と考えて「しりとり」ゲームが誕生しました。
“ビバキラライブ”のために、しりとりの練習をしてくださるお客様もいて「しりとりライブ」って呼ばれていたり（笑）。

―――印象に残っている衣装はありますか？

◆麻乃佳世
衣装は、それぞれがリサーチをして選んでいます。

◆美郷真也
爽やかなチェック柄のシャツが良いということになって、
私が探しに行った時に良い色合いのものを見つけて二人に連絡したんだよね。

◆麻乃佳世
とても良かったから、試着もしたいし、それぞれで買おうという話になって、
ショーマが見に行ったら後ろが昇り竜の刺繍だった（笑）。

◆美郷真也
すぐに連絡が来て「後ろが昇り竜だけど良いの！？」って。全然爽やかじゃなかった（笑）。

◆麻乃佳世
そのシャツじゃなくなったのに、その昇り竜が見たくて、わざわざお店に行っちゃったもん。

◆はやせ翔馬
毎回、衣装にもテーマがあって。春は桜をイメージしたピンク、クリスマスは羽根を使おうとか、
秋はブラウンにしようと決めて、それを三人がそれぞれ探しに行って情報を共有して
コーディネートしていくのも楽しいよね。

◆美郷真也
“ビバキラライブ”のオリジナルソングができて振り付けを考えた時に、皆で手袋をつけようということになったんだよね。
ショーマが熱烈なマイケル・ジャクソンファンなので、マイケルのイメージといえば、
片手にキラキラの手袋をしているというのも兼ねて手袋をつけました。

◆はやせ翔馬
黒い衣装にシルバーのラインストーンの手袋は、とっても象徴的だよね。

―――最後に、公演の意気込みを。

◆はやせ翔馬
今まで“ビバキラライブ”をホールで開催するというイメージは特にしてこなかったのだけど、
色々なステップを踏んで、今できる形としてホールまで辿り着いたので、
これまで5年間の積み重ねってすごいなと実感しています。その喜びを気負うことなく、
いつも通りのナイスコンビネーションで皆様と一緒に楽しめたらと思います。

◆美郷真也
その通りだね。正直、まだホールでやる“ビバキラライブ”は想像がつかないのだけど
、カフェの時のライブ感とはまた違ったスケールの大きなものが作れるように。
そして、やっぱり“ビバキラライブ”ならではのアットホームで和やかな雰囲気、
お客様との距離感は大切にして、またチャレンジという思いでやりたいと思っています。

◆麻乃佳世
ホール公演だからと気取ったり、気負ってしまいそうだけど、
“ビバキラライブ”のファミリーのような温かい雰囲気は絶対にあると思います。
この気心知れているメンバーと一緒に5年間の蓄積を頼りに、良い方向に変換していって、
「あ、そういえばパーシモンだった」とお客様に思っていただけるように。
とにかく、この日は絶対に楽しめる！という、自信を持っています。

◆はやせ翔馬
今回はバンドメンバーがついているので大船に乗った気持ちで（笑）。
私たちもお客様との時間を楽しめる公演にできたらと思っています！ぜひ、お越しください。

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