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宝塚歌劇団 雪組『壬生義士伝』『Music Revolution!』望海 風斗、真彩 希帆 囲み取材 2019年07月

(2019年07月31日記載)

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宝塚歌劇団 雪組公演
『壬生義士伝』『Music Revolution!』
望海 風斗、真彩 希帆 囲み取材


関連記事→宝塚歌劇団 雪組公演『壬生義士伝』『Music Revolution!』 望海 風斗、真彩 希帆、彩風 咲奈 制作発表会

公演について(リリースより)

かんぽ生命 ドリームシアター
幕末ロマン『壬生義士伝』
~原作 浅田次郎「壬生義士伝」(文春文庫刊)~
脚本・演出/石田 昌也

2002年にドラマ化、そして2003年に映画化され大ヒットを記録した、
浅田次郎氏のベストセラー小説「壬生義士伝」が、宝塚歌劇で舞台化!
幕末、南部藩の下級武士として生まれた吉村貫一郎は、貧困にあえぐ家族を救う為に妻・しづを残して脱藩し、
新選組隊士となる。朴訥な人柄でありながらも北辰一刀流免許皆伝の腕前を持つ貫一郎は、金の為、
ひいては盛岡に残る妻子の為に危険な任務も厭わず、人を斬り続ける。
しかし時代の流れには逆らえず、新選組は鳥羽伏見の戦いで敗走。隊士達が散り散りとなる中、
深手を負った貫一郎は何としても故郷への帰藩を請うべく大坂の南部藩蔵屋敷へと向かうのだが、
そこにいたのは出世し蔵屋敷差配役となった竹馬の友・大野次郎右衛門だった…。
宝塚歌劇でも新選組を題材とした作品は過去に多く上演しておりますが、これまでとは全く異なる視点から描かれる
新選組の物語となります。近藤勇、土方歳三、斎藤一、そして沖田総司…新選組の名だたる隊士が一目おいた
田舎侍・吉村貫一郎。武士としての義、家族への愛、そして友との友情という人間ドラマが凝縮されたこの作品に、
望海風斗率いる雪組が新たな挑戦をいたします。

かんぽ生命 ドリームシアター
ダイナミック・ショー『Music Revolution!』
作・演出/中村 一徳

世界各地の人々の生活の中で生み出され、育まれてきた「音楽」──
「音楽」は古来より人々にとって身近なものであると同時に尊いものであり、
多くの人々にときめきや喜び、そして希望を与えてきました。
ジャズ、ロック、ラテン、ポップス、クラシック…「音楽」には様々なジャンルがありますが、
本作品ではその中での代表的なジャンルの「音楽」の起源から今日に至るまでの発展をテーマに、
「音楽」の持つ美しさと素晴らしさをダイナミックにお届けいたします。
豊かな表現力を持つ望海風斗と真彩希帆の歌声に、雪組生が一丸となってハーモニーを奏でることで
センセーションを巻き起こす『Music Revolution!』にご期待下さい!  

舞台稽古後に囲み取材が行われました。(2019年7月26日)

◆望海 風斗
浅田次郎先生の『壬生義士伝』という素晴らしい小説を宝塚で、そして雪組で挑戦させていただけることをとてもありがたく思い、
一回一回を大切に公演できることに感謝をしながら千秋楽まで全員で深めていきたいと思います。
そしてショーの『Music Revolution!』は、お客様と一緒に汗をかきながら、
楽しい時間を過ごせたらいいなと思っております。千秋楽まで、どうぞよろしくお願いいたします。

◆真彩 希帆
浅田次郎先生の小説の舞台化ということで宝塚(大劇場)でも、一日一日とても特別な時間を過ごしてきました。
先生の小説に助けられて学ぶことがとても多かったのですが、東京でもさらに大切に人の心を表現できたらと思います。
また中村先生のショーはエネルギッシュで毎日楽しく踊っております。
客席降りもありますので、一緒に楽しんでいただけたらと思います。
千秋楽まで頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

―――お芝居ではお二人ともとても難しい役どころに挑戦されているのではないかと思いますが、
会見の時にも、トップスターがあまりやらない役とおっしゃっていましたが、真彩さんは二役ということで、
そのあたりの苦労などありましたら、お聞かせください。


◆望海 風斗
1人の人間として役を深めていくのはどの役とも同じだなと思ったのですが、
振り返った時に、この人が主役だったと自分が忘れてしまうくらい、まわりに馴染んでしまうような感じで。
話を進めてくれる新選組の真ん中の人や斎藤一さんの中で、どう吉村貫一郎が動くかというところを
見せる場面が多いので、どうやってその中で芯として存在できるかというのはすごく難しいところだったとは思います。
照明などもお力もお借りして、自分が芯としてドシッとしていなきゃいけないなというのは
舞台に来てから自覚として感じられるようになったかなと思います。

◆真彩 希帆
しづ/みよという二役ということで、難しいという思いよりも、どちらの女性の人生も生きるというか。
自分の中での流れが止まらないようにやりたいという思いがあります。
私が今回の二役で良かったなと思うのが、どちらの役も(望海さんが演じる)吉村さんを想っている女性であるということ。
そこが、とても自分の中でやりやすいものがあります。正反対の女性像なので、お客様がご覧になった時に、
しづと同じ人と思われないように、それぞれの人生を生きていきたいなと思っております。

―――お芝居で大切にしていることは?

◆望海 風斗
家族への思いですね。その思いがあるからこそ、脱藩までして新選組に入っているので。
主に新選組にいる時間の方が長く場面的に家族と一緒にいる少ないので、
どれだけ家族という存在が吉村貫一郎を生かしているのかということを常に思っていたいと思います。

◆真彩 希帆
しづさんは何より家族が大切です。最初にプロポーズをしていただく場面から、しづがどうして大野次郎右衛門さんではなく、
(吉村)貫一郎さんのところに行きたいと強く願ったのかというところから、子どもができてという人と人との繋がり、
家族の繋がりを少ない場面の中でも、強い絆として見せられたらいいなと思っております。
おみよさんは描かれていないのですが、なぜ八木源乃丞さんのところに来たのかとか、
でもその中で貫一郎と出会って、おみよさんがどう感じたのかというところを大切にしていきたいなと思っております。

―――ショーで好きなシーンは?

◆望海 風斗
ショーはどの場面も好きですが、いまパッと思い浮かぶのは白い衣装で全員が出ている『Music is My Life』の場面は、
中村 一徳先生が前回の『ファントム』の時に私が取材で「音楽とはあなたにとって何ですか?」と聞かれた時に
「人生ですね」と言ったことを先生が覚えていてくださって、このような場面を作ってくださいました。
すごく毎日こみ上げてくる気持ちが全然違ったりするのですが、それを出演者全員で舞台に乗って、
ぞれぞれの想いで歌っているところがグッとくるものがあります。

◆真彩 希帆
私も『Music is My Life』の場面は大好きで、雪組生全員の一体感。望海さんに向ける目や気持ちが
真っ直ぐと1つに繋がっていく瞬間を感じられるのもとても好きです。
(望海さんを見つめながら)デュエットダンスも大好きです。

◆望海 風斗
は〜い(笑)。

―――とても素敵です。

◆望海 風斗/真彩 希帆
ありがとうございます。

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宝塚歌劇 雪組公演

幕末ロマン『壬生義士伝』

ダイナミック・ショー『Music Revolution!』

 

東京公演:2019年7月26日(金)〜9月1日(日)

会場:東京宝塚劇場

 

公式サイト

 

 

 
 

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