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宝塚歌劇 宙組『宝塚110年の恋のうた』『Razzle Dazzle(ラズル ダズル)』東京公演が開幕!芹香斗亜、春乃さくら 囲み取材 2025年03月

(2025年03月19日記載)

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宝塚歌劇 宙組『宝塚110年の恋のうた』『Razzle Dazzle(ラズル ダズル)』東京公演が開幕!
芹香斗亜、春乃さくら 囲み取材


公演概要(リリースより)


宝塚歌劇百十周年紀念奉舞
『宝塚110年の恋のうた』
作・演出/大野 拓史   


宝塚歌劇110年の歴史を創り上げてきた数々の「日本物」作品から、
恋に纏わる名曲をセレクトし、新たに紡ぎ上げる日本物レヴュー。
宝塚歌劇の日本物の伝統を受け止め、未来へと繋ぐ、華やかで美しい舞台をお届け致します。
恋に破れ、二度と恋の歌など詠むものか…と嘆く傷心の歌人・藤原定家の前に、謎めいた人物が現れる。
110年にわたって恋の歓び、美しさ、そして辛さを演じ、歌ってきたというその麗人に誘われ、
定家は数多の恋の歌が綴られる不思議な世界へと旅立っていく…。   

ジャズ・スラップスティック
『Razzle Dazzle(ラズル ダズル)』
作・演出/田渕 大輔  
 

1950年代のロサンゼルス。幼い頃に富豪の両親を亡くし、莫大な財産を相続したレイモンド・ブルーは、
“ハリウッド一裕福な孤児”の異名を持つも、実際にその財産を手にするには条件があった。
それは、レイモンドの後見人である遠戚の実業家、リチャード・ウィンターズの娘アビーと結婚し、
放蕩三昧の生活を改めること。だが物質主義的なこのフィアンセを毛嫌いするレイモンドは、
彼の財産にしか興味のないアビーとの結婚から逃れるため、経営難に陥っていた行きつけの
ナイトクラブ「Razzle Dazzle」の新たなオーナーとなって活路を見出そうとする。
クラブを訪れた親友の映画スター、トニー・デイヴィスを相手に、まるで映画の筋書きのような愛を夢見がちに語るレイモンド。
だが彼の目を醒まさせようと現れたアビーは、もしも財産がなければ、
レイモンドを愛する女性などこの世に一人もいないと言い放ち、二人の口論はヒートアップ。
見兼ねたトニーは彼らを仲裁しようと、ある賭けを提案する。
その賭けとは、レイモンドがハリウッド一の金持ちという素性を隠した上で、
誰かの愛を得ることが出来れば、アビーとの婚約は解消され、財産はすべて彼の手に渡る。
だが期日までにそれが叶わなければ、レイモンドはリチャードの言いつけ通り、
直ちにアビーと結婚するというもの。そして、レイモンドが愛を勝ち得るべく“ヒロイン役”として、
彼らが白羽の矢を立てたのは…映画に出ることを夢見て、
田舎町からハリウッドへやって来たばかりの純朴な娘、ドロシーだった。
“華やかな喧騒・混乱・欺瞞”などを意味するナイトクラブ「Razzle Dazzle」を舞台に、
“偽りの愛”を手に入れようと奔走する主人公が、“真実の愛”に気付くまでを描くハートフルコメディ。   

囲み取材が行われました(2025年3月14日)



◆芹香 斗亜
本日はありがとうございます。
4月27日の千穐楽まで精一杯駆け抜けたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

◆春乃 さくら
本日はお越し下さりありがとうございます。
千穐楽まで全力で駆け抜けて参りたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

ーーー宝塚ならではの日本もののショーとものづくりの大切さを描く芝居、宝塚らしい二本立てですが、
それぞれ作品にどんな思いを込めて演じていらっしゃいますか?


◆芹香 斗亜
私は宝塚歌劇の日本物が大好きなので、またこれで私は卒業いたしますけれども、
後世にもこの素晴らしい日本物が引き継がれていくといいな、と思っております。
そしてお芝居の方は、とにかくハッピーなミュージカルなので、
お客さまに楽しかったな、と思って帰っていただけるように頑張っております。

◆春乃 さくら
ショーの方では、宝塚の日本物の歴史の素晴らしさや、愛を大切に演じていきたいと思っております。
またお芝居では、夢を大切に演じていきたいと思っております。

ーーー『宝塚110年の恋のうた』ということで、大変難しいと思いますが、特にお好きな場面や歌はありますか?

◆芹香 斗亜
そうですね、全部好きですし、これだけ受け継がれるということは、
皆さまにもいい曲だなと思っていただいけているから受け継がれていると思うので、本当に難しいです。
でもその中で選ぶとしたら今回、唯一の新曲「定家葛(ていかかずら)」がありますので、
またどこかでこの曲が歌い継がれたらいいなと思っています。

◆春乃 さくら
私も芹香さんと同じく、「定家葛」の歌がとても好きなので、
本当に心を込めて1回1回、大切に歌わせていただきたいと思っております。

ーーー『Razzle Dazzle』のお役柄を演じる上で大切にしていることは?

◆芹香 斗亜
お芝居については、レイモンド・ブルーという役の価値観がどんどん変わっていくところが見せ場だと思うので、
お坊ちゃまの破天荒な感じから、最後は夢をみんなで叶えたいい、と思うところにかけての流れを大切に演じております。

◆春乃 さくら
私はドロシー・レインについて、先ほども申しましたが夢の大切さをずっと心に秘めて演じています。
お客さまの夢に対する気持ちはそれぞれだと思いますが、もう一度、夢に対して皆さまが考えてくださったらいいな、
と思いながら演じております。

ーーー芹香さんは退団公演ですので、東京のお客様と後輩の皆様へのメッセージを。

◆芹香 斗亜
東京のお客様に対しては(宝塚)大劇場公演からちょっと期間が空きましたので、皆さまの熱も上がっているだろうと。
私は(東京で2月に)ディナーショーをさせていただいていて、その時にも感じたのですが、
すごくヒートアップして待ってくださっているのを実感しております。
それを超えるほどの愛を、皆さまにお届けできたらと思っております。
後輩に関しては、とにかく健康でいてくれることが一番だと思うので、
よく寝て、よく食べて、健康に過ごしてもらいたいなと思っています。

ーーー退団まで1ヶ月あまりですが、芝居のテーマが夢ということもあり、芹香さんにとってのこの1ヶ月あまりの夢は?

◆芹香 斗亜
とにかく4月27日まで、無事公演ができることです。

(取材・撮影 橘涼香)



<ライブ中継・ライブ配信>
宙組公演『宝塚110年の恋のうた』『Razzle Dazzle』

https://kageki.hankyu.co.jp/news/20241130_004.html

 

宝塚歌劇 宙組 東京公演

 

宝塚歌劇百十周年紀念奉舞

『宝塚110年の恋のうた』

 

ジャズ・スラップスティック

『Razzle Dazzle(ラズル ダズル)』

 

公演期間:2025年3月15日(土) ~4月27日(日)

会場:東京宝塚劇場

https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2025/razzledazzle/

 

 

 
 

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