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歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」初日劇場前イベント
©松竹
公演概要(リリースより)
本日8月3日(日)、夏恒例の歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」が初日を迎えました。
「納涼歌舞伎」は、平成2(1990)年より十八世中村勘三郎(当時 勘九郎)と十世坂東三津五郎(当時 八十助)を中心に、
花形が活躍する公演、趣向に富んだ舞台が好評を博してきました。
歌舞伎座の夏の風物 詩として愛され、幅広い世代のお客様に親しみやすい歌舞伎公演として、
気軽にご観劇いただくことのできる三部制を取り入れ、古典を継承する一方、
革新的な作品に取り組むなど、大きな話題と反響を呼んできま した。
本年も三部制にて古典の名作から新作まで、夏興行ならではの意欲溢れる舞台をご覧いただきます。
8月3日(日)の初日には、一昨年、昨年とご好評を賜りました劇場前イベントを3年連続で開催。
出演者が揃いの浴衣でうちわを手に、劇場前にてご来場のお客様の前に登場し、ご挨拶いたします。
登壇者コメント
◆松本幸四郎
みなさま、おはようございます。今日はお暑いなか、お集りいただき誠にありがとうございます。
八月納涼歌舞伎が初日を迎えることができまして、これまで、一座、昨日も遅くまで稽古をしてまいりました。
やっとみなさまに見ていただく日が来ました。今年の八月納涼歌舞伎は、“衝撃の八月納涼歌舞伎”と思っております。
ぜひとも皆さんにびっくりしていただき、興奮していただきたいて、夏の暑さを吹き飛ばす、
そういう時間にしたいと思います。精一杯、たくさん汗をかいて頑張ります。よろしくお願いいたします。
◆中村勘九郎
おはようございます。中村勘九郎でございます。朝早くから、またお暑いなかお集りいただきましてありがとうございます。
納涼の季節がやってまいりました。今回は一部二部三部とも、古典、新作、踊り、そして久しぶりの上演のものと、
いいラインナップで皆様に楽しんでいただけるようになっていると思います。
今、「国宝」効果で歌舞伎がブームになっておりますけども、これを“ブーム”で終わらせずに、
われら一生懸命勤めますので、どうぞ最後 までご覧くださいませ。よろしくお願いいたします。
◆中村七之助
中村七之助でございます。お暑いなかありがとうございます。
今年も納涼歌舞伎に出演させていただきましてうれしく思います。
一生懸命、(千穐)楽まで突っ走りますので、よろしくお願いいたします。
◆坂東巳之助
坂東巳之助でございます!お暑いなかありがとうございます。
私、第一部で31年ぶりの上演となります、お芝居をかけさせていただいております。
ありがたいことに、友人・知人からも反響をいただきまして…
「楽しみにしてます!『男達(おとこたち)ばやり』!」。
「た.. ..ち」じゃなくて「だて」でございます(うちわをみせながら、一同笑)。
『男達(おとこだて) ばやり』と読みます。『男達ばやり』でございます。よろしくお願いいたします。
◆坂東新悟
皆様お暑いなかお集りいただきましてありがとうございます。
私、うちわに「魂」と書かせ ていただきました。
この納涼歌舞伎は作ってくださった先輩方がいらしてこそだと思いますので、その魂を引き継いで精一杯舞台を勤めまして、
先輩たちが見に来た時に「頑張ってるな」と思っていただけるように、
「輝くウルトラソウル」ということで頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
◆中村米吉
みなさまおはようございます。米吉でございます。お暑いなかどうもありがとうございます。
私は第一部『男達(おとこだて)ばやり』で、おとまという嘘しかつかない女の役を勤めております。
また、第二部『日本振袖始』では、七之助兄さんに、食べられるお姫様の役を勤めさせていただいております。
正反対の二役でございます。一生懸命勤めますので、どうそよろしくお願い申し上げます。
◆中村隼人
みなさんおはようございます。お暑いなかありがとうございます。中村隼人です。
第一部『男達ばやり』に出させていただきます。(直筆うちわを見せながら)なぜか書くときに間違えまして
「男競べ(くらべ)」と書いておりますが(笑)、『男達ばやり』でございます。
バーッと書いたらこうなっちゃったんですけども…。とにかく『男達ばやり』、31年ぶりの上演 でございます。
その前の上演がさらに三十数年前ということで、三十年おきに上演されている演目でございます。
私と巳之助さん、国生(くにお)君(=橋之助)、米吉くん、みんなで力を合わせて、
次は三十年よりもっと早く再演されるように、頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。
◆中村橋之助
おはようございます。橋之助でございます。
「八月納涼歌舞伎」は先ほど新悟のお兄さんも仰っていましたけど、先輩方の魂を引き継いで、
僕らにとっても、とても大切な思い出深い 公演でございまして、
今年の「八月納涼歌舞伎」は私20代最後の納涼歌舞伎でございます。
『越後獅子』では若手で力を合わせて頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
◆市川染五郎
みなさまお集りいただきましてありがとうございます。市川染五郎でございます。
私は第二部の『日本振袖始』『火の鳥』そして第三部の『野田版 研辰の討たれ』に
出演させていただいております。どの役も尋常じゃないくらいの汗をかいてやっております。
(私は)あまり汗をかかないんですけども、それだけ熱い…
いろんな意味で熱い舞台をご覧いただけると思いますので、ぜひこの夏は歌舞伎座へお越しください。
◆市川團子
おはようございます。市川團子でございます。
私は第二部の『火の鳥』に出させていただきます。うちわには「躍進」と書きました。
千穐楽まで一生懸命駆け抜けてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
情報は書き込んだ時点のものですので、実際の内容と異なる場合があります。
あらかじめご了承下さい。