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綺咲愛里ファンミーティング『東京・Airi Kisaki 1st Fan Meeting~a-♡family~』レポート
綺咲愛里ファンミーティングが『東京・Airi Kisaki 1st Fan Meeting~a-♡family~』が、
10月31日ハロウィンの当日に大阪で、11月3日には東京・目黒BLUES ALLEY JAPANで開催されました。
11月3日昼の部では、宝塚歌劇団を卒業した昨年10月13日の楽屋入りの際に着ていた
真っ白のワンピースで綺咲愛里さんが登場。
「東京でのファンミーティングにお越し下さりありがとうございます。
世界がこのような状況になってしまい、なかなか機会が設けられなかったのですが、
色々なことに気をつけながら今日を迎えられて、とても嬉しいです。短い時間ですが楽しんでください」
という綺咲さんの挨拶からスタートしました。
司会者から10月13日に発売された1st写真集『Airi Kisaki 1013』について聞かれると、
「(宝塚退団から1年という)節目の日に発売させていただけたことが嬉しかったですし、
実際に形になって感動しました。短い撮影期間ではありましたが、色々なカットを撮影させていただきました。
まわりの皆さんと1つのものを作り上げていく充実した日々でした。どれもこだわり抜いた写真です。
パンツスーツは立ち振る舞いやポーズが難しかったのですが、とてもいい経験でした」。
来年1月に開幕予定のミュージカル・ゴシック『ポーの一族』に出演が決まった時の気持ちや役づくりについても聞かれ、
「萩尾望都さんの原作もとても有名なお話です。宝塚で上演された時に拝見したのですが、唯一無二の世界観と、
どんどん吸い込まれていくような空気感にすごく圧倒されたことを覚えています。出演が決まった時は驚きました。
メリーベルという役で出演する責任を感じております。まだお稽古は始まっていませんが原作を読んでいます。
メリーベルには、明日海りおさんが演じられるエドガー(ポーツネル)というお兄ちゃんがいるのですが、
自分は(実生活では)長女なので、妹ってどんな気持ちなのかな?と生活の中でも頭の端々にメリーベルを置いて
役と近づいていきながら、お稽古を迎えたいなと思っているところです」。
また、宝塚歌劇団で同じ星組の先輩である夢咲ねねさんとの共演については
「私のお手本となる尊敬する方。時を経てまた同じ舞台に立てるとは思っていませんでしたし
嬉しい気持ちでいっぱいです。私は宝塚を退団してから初のミュージカルとなりますので、
とにかく足を引っ張らないようについていき、戦力になれるように頑張りたいと思います」。
一問一答コーナーでは、ファンの方から事前に集めた質問に1つずつ答えていきました。
ーーーもう一度、宝塚に入団するとしたら男役と娘役どちらを選びますか?
またどの組で、どんな役を演じてみたいですか?
◆綺咲愛里
同じことをしたいくらい本当に幸せでした。もう一度、星組に入って娘役かな。
今までの経験を経てできるのならば、知識もあるので、もっともっと色々なことができると思うので、
やり直してみたいですね。それも楽しいかも!
ーーー紅(ゆずる)さんと綺咲さんのデュエットダンスが大好きなのですが、
どの公演が心に残っていますか?
◆綺咲愛里
私もデュエットダンスが昔から本当に大好きです。
初めて(トップお披露目公演の)『THE SCARLET PIMPERNEL』でデュエットダンスを
させていただいた時には、緊張と喜びでいっぱいでした。大劇場の大きなステージに2人きりしかいない。
そこを埋めなければいけないという怖さもあったのですが、紅さんが導いてくださり、
公演を重ねていくにつれて、お客様を近く感じられるようになりました。
どのデュエットダンスも好きですが、やはり公演の中で一番幸せになれる瞬間だと思うんです。
私自身も大切にしておりましたし、こうやって「大好きです」と言っていただけるのは、私にとって本望です。
ーーー綺咲さんが在団中に着たお衣装で好きなものはどれですか?
また紅さんのお衣装で素敵だなと思ったものはどれですか?
◆綺咲愛里
これも1つに選べないのですが…。キラキラしていて羽根を背負わせていただいている
パレードのお衣装がどの公演も好きです。紅さんのお衣装も選びきれないですし、
それも紅さんじゃないと着こなせないと思うお衣装ばかりなのです。
台湾公演『Thunderbolt Fantasy東離劍遊紀( とうりけんゆうき)』は、
人形演劇『布袋劇』を舞台化した作品だったのですが、画面から飛び出てきたような再現をされていて。
重いし大変だと思うのですが、お衣装がとても豪華ですし、さゆみ(紅ゆずる)さん自身のオーラと輝きで、
さらに豪華だな〜と思ったうちの1つですね。
その後も、退団後はどのように過ごしていたのか、今後行きたい場所、メイク術などの
質問に答えていきました。
後半にはピアノ伴奏に合わせて、ディズニーの『塔の上のラプンツェル』から
「自由への扉」を歌い、可愛らしさが垣間見えました。
次に宝塚で自身のトップお披露目公演である『THE SCARLET PIMPERNEL』から
「あなたを見つめると」を歌唱。大人の揺れ動く心情を表現し、客席では涙ぐむ人の姿も。
また、今回初披露だったというピアノの弾き語りではアンジェラ・アキさんの
『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』を熱唱。お客さんから大きな拍手が送られました。
綺咲さんのサイン入りグッズが当たるビンゴゲームなど、お客さんも参加するコーナーもありましたが、
コロナ禍ということもあり、じっくりと静かに綺咲さんと過ごす時間を楽しんでいました。
2010年、宝塚歌劇団に入団。月組『THE SCARLET PIMPERNEL』で初舞台。星組に配属。
12年『ジャン・ルイ・ファージョン』で、後に相手役となる紅ゆずるの妻役を演じる。
14年『太陽王〜ル・ロワ・ソレイユ〜』で、トップスター柚希礼音の初恋の女性としてヒロインの1人を務める。
『The Lost Glory-美しき幻影-』『黒豹の如く』『ガイズ&ドールズ』で新人公演ヒロイン。
16年に星組トップスター紅ゆずるの相手役として、星組トップ娘役に就任。新人賞、娘役賞に加え、
「宝塚歌劇団年度賞」2018年度優秀賞を受賞。19年10月「GOD OF STARS/ Éclair Brilliant」で退団。
20年10月には、FanClub「〜a-♡family〜」を開設予定。
2021年1月開幕「ポーの一族」メリーベル役で出演予定。
宝塚在団中にはなかなか見せることのできなかった、綺咲愛里の素顔を中心に、
綺咲愛里の素顔を中心に、あらゆる表情を凝縮した一冊となる。
また、購入者特典動画(QRコード読み取り)も収録されており、大満足の内容となっている。
書名:Airi Kisaki 1013
定価:本体2,000円+税
判型:B5判
頁数:160P
発売日:2020年10月13日
ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』
https://www.umegei.com/poenoichizoku/
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