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『THE SHOW INFECTED “CONNECTION”』稽古場取材レポート
本番まであと約1週間。いよいよ佳境となった稽古場を訪れました。
稽古前はにこやかに談笑していた出演者たち。
音楽がかかったとたん、それぞれがスイッチオン!
曲にあわせてごく自然体で身体を動かし始めます。
同じ振りをしていても個性を感じます。
まずは「BlackBird」のシーンから。
▲宝塚退団後本格的なショー作品に初めて出演する、蓮水ゆうやさんの歌声が響きます。
▲息のあったダンスを披露。
▲どこかミステリアスな雰囲気を持つ蓮水さんの表情、そしてダンスの切れ味はさすがです。
▲大野幸人さん、千田真司さん、神谷直樹さん。
個性を出しつつ、決めるところはバシッと決める、そんな意思を感じます。
続いて「BilleJean」のシーン。
▲圧倒的な歌唱力で場面をけん引する中川晃教さん。
そしてその歌と共に、様々な変化を見せるダンス。
▲歌だけでなくダンスシーンでも魅せます。角度、表情、ビートを感じるリズム感。
どこをとってもかっこいいんです。
▲「それぞれが第一線で活躍しているダンサーだからこそ、この作品でいろんなことに挑戦して欲しい」。
構成・演出・振付・出演という4つの役をこなしている大澄賢也さんの思いが詰まっています。
▲場面が終わるごとに止め、大澄さんが感じたことを伝えていきます。
次々と湧きあがるアイデアを伝え、即座にその場で調整。
これぞプロ集団の成せる技。「いい作品を創りたい」そんな気持ちがみなぎっています。
▲中川さんが踊る場面の振付中。
中川さんが「BAD」を歌いだしたとたん、鳥肌が立ちました。
「こういう曲を歌うアッキー(中川さん)が観たかった!」そう思う方も多いはず!
あのマイケル・ジャクソンの「BAD」は世界的に有名な名曲ですが、
「それを大澄さんならではの見せ方になると、こういう世界観になるのね」、と感じられる場面です。
▲他の人の振付が行われている間も、各々が筋トレをしています。
そのやり方は、もはや体育会系を超え、アスリートのようです。
踊っているだけでも相当なエネルギーを消費しているのに、さらに空いた時間まで身体を鍛えているとは。
このような鍛錬のたまもので、あのダイナミックな動きが出せるのだなぁと改めて思いました。
さて、このほか本作品の「みどころ」を聞いてきましたので、みなさまにお知らせいたします。
なお、内容は現段階のものなので、変更となった場合はご了承下さいとのことです。
◆第一部は、「白鳥の湖」を様々にアレンジした4曲で「人と人とのつながり」についての物語を紡ぎます。
セリフではなく、今回の為に大澄さんご自身が書いた歌詞を、中川さん、蓮水さん、河村隆一さんが歌い、
ダンサーたちが動きと踊りで表現します。
◆第二部の「Puttin’ on the Ritz」では、ダンサー全員がそれぞれのスタイルを表現します。
オールドスタイルであるアステアダンスと、シアターストリートJAZZスタイルの融合。
フレッド・アステアから今っぽいスタイルへの変化の流れを見せます。
シルクハットにマイケル・ジャクソンが影響を受けた白い手袋。
燕尾服に白いスニーカーで今風に。
以下、同じく第二部の見せ場は他にもあります。
◆「I’ll Be There」は、シンガーズのみのバラードナンバーで、中川さんと河村さんが交互に歌います。
◆「Mr.Bojangles」は、中川さんのボーカルで、若かりし時代のダンサー(大野さん)と
年老いた時代のBojangles(大澄さん)のコラボ。若いダンサーがあるスターに憧れ、目指し、継承するという世代間の
CONNECTIONを表現するという意味でもあるそうです。
◆「Beat it」は、皆様ご存じのナンバー。JAZZバージョンで、フレアパンツの3ピーススーツにソフト帽で
男装っぽい蓮水さんが見られそうです。それとは対照的なダンサーがどのようにからむのか・・・
◆「The Band Wagon ~ Smooth Criminal」は河村さんを除く全メンバーで構成。
(マイケル・ジャクソンのPVは、The Band Wagonの映像のオマージュということで)
中川さんのボーカル、アステアダンス、マイケルダンス、ストリートJAZZスタイルの融合。
蓮水さんと大澄さんのデュエットダンスでは華麗なリフトも見られるかも?!
第二部を飾るビックナンバーです。
もうまもなくで、開幕です。
『THE SHOW INFECTED “CONNECTION”』
構成・演出・振付・出演:大澄賢也
音楽監督・編曲:大坪正、ongaq
出演
<Singers>
中川晃教 蓮水ゆうや/ Special Guest 河村隆一
<Dancers>
辻本知彦 TATSUO(GLASS HOPPER,BLUE PRINT)
TAKAYUKI 大野幸人 千田真司 神谷直樹
日程:2015年3月19日(木)~3月22日(日)
会場:天王洲 銀河劇場
http://www.gingeki.jp/special/connection/index.html
情報は書き込んだ時点のものですので、実際の内容と異なる場合があります。
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