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ミュージカル『ブラック メリーポピンズ』囲み取材 2014年07月

(2014年07月07日記載)

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ミュージカル『ブラック メリーポピンズ』囲み取材
出演:音月桂 小西遼生 良知真次 上山竜司 一路真輝

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▲写真左より、上山竜司、小西遼生、音月桂、一路真輝、良知真次

公演について(公演資料より)


2012年、韓国ソウルの大学路で誕生し、心理スリラーという新たなジャンルを打ち立てた
ミュージカル『ブラック メリーポピンズ』。
脚本・演出・音楽、全て一人の女性「ソ・ユンミ」によって生み出されたこの異色作は、
初演プレビュー公演が異例の全席完売、韓国の小劇場公演では驚異的な記録となった。

ソ・ユンミは、自らの脚本に、音楽を付け、演出をし、更にはステージングまでこなす。
そのマルチな才能が発揮された今作は、小劇場オリジナルミュージカルでありながら、
『ウィキッド』『ラ・マンチャの男』『シカゴ』などの大型ミュージカルと肩を並べ、
その年の韓国の公演ランキングトップ10に入る人気作となった。
更に2013年8月には、東国大学校イヘラン芸術劇場で再演され、予定より1ヶ月以上も延長、
“ブラック メリーポピンズ シンドローム”を巻き起こした。

韓国で人気を博したこの作品が、日本初上陸。
演出に鈴木裕美、上演台本に田村孝裕、訳詞に高橋亜子を迎え、
未見と言っても過言ではない新感覚 “心理スリラーミュージカル”日本版が誕生。
キャストには、宝塚歌劇団雪組トップスターとして退団後、初の舞台出演となる音月桂をはじめ、
小西遼生、良知真次、上山竜司と、人気・実力を兼ね備えたメンバーに、
ミュージカル界で輝きを放ち続け、先に上演された韓国発日本初演ミュージカル「シャーロック ホームズ」で
女性版ワトソンを演じ、韓国オリジナルスタッフにも絶賛された一路真輝が加わった、
この強力な布陣で日本初演版『ブラック メリーポピンズ』に挑む。

物語(公演資料より)


1920年初頭、ドイツの著名な心理学者グラチェン・シュワルツ博士の館で火事が起こった。
博士は亡くなり、猛火は館もろともグラチェン博士の遺体さえも燃え尽くした。

この出来事は大きなニュースとなった。何より人々の興味を引いたのは、
この家の家庭教師メリー・シュミットが、猛火の中で自らは大火傷を負いながらも、
博士の4人の養子たちハンス、ヘルマン、ヨナス、アンナを、劇的に救出したということだった。

しかし、メリーは失踪。残された子供達は、その夜の事を何も憶えておらず、
火災の原因は分からないまま闇に葬られた。

それから12年が経ち・・・

囲み取材が行われました(2014年7月4日/世田谷パブリックシアター)

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―――役どころと意気込みをお願いします。

◆音月桂
アンナ役を演じさせていただきます、音月桂です。
今回、宝塚卒業後1年半ぶりに舞台に立たせていただくことになりました。
女性、あ(もともと)女性なんですけど・・・(笑)
女優として舞台に立つのが初めてなので緊張しておりますけれども、すごく楽しみです。
宜しくお願い致します。

◆一路真輝
メリー・シュミット役の一路真輝です。
隣にいる宝塚の後輩の音月桂ちゃんが宝塚退団後初舞台ということで
フレッシュな空気をかもし出している中、退団後10ウン年の私といたしましては
初心に返り、非常に楽しい稽古時間を過ごさせていただきました。
とにかくネタばれが出来ないのであまりお話出来ませんが、
とてもいいチームワークでやっております。皆様是非いらしてください。

◆小西遼生
ハンス・シモン役の小西遼生です。
この作品は少ない人数で演じ、内容はとても明るい作品ということではなく、
どちらかと言うととても重さを感じる作品だとは思うのですが、
演出家・鈴木裕美さんから「エンターテインメントとして
みなさんにお見せするように」という言葉を聞きながら、1ヶ月間稽古してまいりました。
皆様に楽しんでいただけますよう頑張りますので、宜しくお願い致します。

◆良知真次
ヨナス役の良知真次です。(血は繋がってはいませんが)今回一番末っ子の役で
ある意味キーパーソンにもなるような大事な役をいただいたということもあり、
男性陣よりもかっこいいお2人に付いていきながら、(一路・音月:おう!と低音で反応)
挑んでいきたいと思っております。1人でも多くの方に観ていただきたい作品です。
皆様のお力をお貸しいただきたいなと思います。宜しくお願いします。

◆上山竜司
強く男らしく生きようと奮闘する(と言いかけたところで、一路:役名は?笑)
青年・ヘルマン役の上山竜司です。(音月:青年・・・笑)
いやぁ~(音月:お茶の間かっ?!と突っ込んで、笑)
稽古場で音月さんが男前で・・・(音月:ちょっとちょっと!!!)
インタビューでも「命、かけて頑張ります!」と
男らしい発言をなさっていて、
とにかくその音月さんに負けないように頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました!(良知:コメントがやらしいな。笑)

―――音月さんは宝塚退団後初の舞台出演となりますが、
舞台で女性役に初挑戦の感想を。


◆音月桂
お稽古場に入った瞬間に、「男性の方がいる」というドキドキ感がありました。
当たり前のことかもしれませんが、私にとっては本当に新鮮で。
今までと大きな違いは仕草などもそうなのですが、
キーの高い音域の歌を歌わせていただいていています。
男役の時は低いところを一生懸命歌っていたので、そこが一番変わった点です。
そこに男の子たちの厚みのある歌声がコラボレーションした時に
すごく鳥肌が立ちました。憧れの大先輩の(一路さんが後ろでつついて、笑)
一路さんとご一緒し、JFK(一路さんは宝塚時代『JFK』でジョン・F・ケネディを演じた)と一緒に
歌えるなんて!と。(一路:JFK!笑)
「新しい」と付くことが多すぎて、楽しくて楽しくてお稽古が終わって欲しくないなと
思っていました。でもそうすると本番も遅れてしまうので・・・(笑)。
本番も毎日充実するんじゃないかなと期待しています。

―――韓国発のミュージカル作品ということですが、
韓国版はご覧になったのでしょうか?


◆音月桂
みんな韓国では見ていないのですが、資料映像は拝見しました。

―――日本版の変更点は?

(音月:一路さんの方を向いて、お願いします!)
◆一路真輝
鈴木裕美さんが日本版として演出して下さいましたので、
韓国でご覧になった方はその時のことを想像してご覧になると
違うところもあると思います。

―――メッセージを。代表して音月さんに。

(上山:お願いします!)
◆音月桂
今回ミュージカルをご覧になったことがない方にも、ミュージカルの世界に足を踏み入れるのに
すごくいい作品だと思います。演出の鈴木裕美さんがそういう形にしてくださっています。
何よりもチームワークが良くて、すごくいい作品です。
絶対見た方に後悔はさせません!(キッパリ言い切る音月さん)
何度でも観に来ていただきたいなと思います。

◆全員
宜しくお願いします!
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舞台稽古が行われました(2014年7月4日撮影/後日別ページにて舞台写真追加掲載します)

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ミュージカル『ブラック メリーポピンズ』

 

脚本・作詞・音楽:ソ・ユンミ

演出:鈴木裕美

上演台本:田村孝裕

訳詞:高橋亜子

 

出演:音月桂 小西遼生 良知真次 上山竜司 一路真輝

 

公演日程:2014年7月5日~7月20日

会場:世田谷パブリックシアター

 

http://www.m-bmp.com/

当日券も販売されます

 

 

 
 

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あらかじめご了承下さい。

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