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ブロードウェイミュージカル『CHICAGO』宝塚歌劇100周年記念OGバージョン 製作発表 2014年09月

(2014年09月28日記載)

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ブロードウェイミュージカル『CHICAGO』
宝塚歌劇100周年記念OGバージョン 製作発表が行われました

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公演について(資料より)

1914年にスタートし、今年100周年を迎えた、世界唯一の女性のみの劇団である、宝塚歌劇。この100年の伝統と歴史に欠かすことのできないのがミュージカルの聖地・ブロードウェイ。

1967年に月組と星組によって上演された『オクラホマ!』は、日本で初めて上演されたブロードウェイミュージカル作品として歴史に名を残しています。その後『ウエストサイド物語』、『回転木馬』、『南太平洋』、『ガイズ&ドールズ』など数多くのブロードウェイ作品が宝塚歌劇によって上演され、その後の『エリザベート』や『ロミオとジュリエット』などのウィーンやフランス発のミュージカルへの布石となりました。

この日本が誇る宝塚歌劇団の知名度はブロードウェイでも高く、この100周年の節目に女性キャストのみの『シカゴ』が実現します。ブロードウェイで1996年の初演(リバイバル版)から17年以上たつ『シカゴ』のロングラン記録は、ブロードウェイ史上1位(アメリカ作品)となり、公演回数は7,000回を超えます。

“オール・ザット・ジャズ”、”ラズル・ダズル”など全曲がミュージカル史に残る名曲揃いで、1920年代のジャズ香る時代のセクシーでスタイリッシュ、そしてコミカルなストーリーは、宝塚歌劇を卒業し、成熟した魅力を身につけた歴代のトップスターと、研ぎすまされたテクニックを持つダンサーたちによって表現されます。振付はブロードウェイで伝説的存在となったボブ・フォッシーによるもので、今回の『シカゴ』は今まさにブロードウェイで上演されている『シカゴ』のスタッフの手によって創られます。これは、100年を迎える宝塚歌劇、そして更なる100年に向けての、卒業生(OG)たちの挑戦です。

全世界が注目するワールドプレミア<世界初演>の女性キャストのみの『シカゴ』。作品を通じて、「タカラヅカ」と「ブロードウェイ」の最高の化学反応を感じることができる必見の公演なのです!

STORY

ロキシー・ハートは自分を捨てようとした愛人を殺害し、投獄されてしまう。夫エイモスは、そんな妻をかばって自分が犯人だと、あっさりばれるような嘘をついてしまうほどのお人よし。監獄でロキシーを待っていたのは、悪徳敏腕弁護士ビリー・フリンの力でメディアの注目を一心に集めているヴェルマ・ケリーをはじめ、自分たちの罪を正当化し、出獄を願う女囚たち。

女看守ママ・モートンの手引きでビリーの協力を得たロキシーは、ヴェルマに代わり、”シカゴで最もキュートな殺人犯”、正当防衛の悲劇のヒロインとして一躍スターダムへと登りつめる。

新たなスキャンダルを追いかけるメディアの注目を取り戻そうと、ヴェルマはロキシーに結託しないかともちかけるが、ロキシーは自らの妊娠をでっちあげ再び話題を独占し、調子に乗ってビリーも解雇してしまう。

囚人仲間に絞殺刑が下るや否やあわてて呼び戻してきたロキシーに、ビリーは「裁判や世間なんて、全てショーさ。あんたには超一流のスターがついている。」と安心させ、ロキシーはお腹の子供を盾にまんまと正当防衛を勝ち取る。だが、劇的な裁判結果が誌面に踊ることはなく、メディアは新たなスキャンダルを追いかけていた。

お腹の子供も嘘…。
無罪を勝ち取り出獄したロキシーとヴェルマが追い求め、手に入れたものは…。

製作発表が行われました(2014年9月17日)

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◆日本版演出: 吉川徹

953_04 『CHICAGO』という作品を知って頂きたく、この作品の最初のセリフをご紹介したいと思います。「ようこそ、レディース&ジェントルマン。これからご覧頂くのは殺人、牢獄、堕落、暴力、搾取、裏切りの物語です。いずれも皆様が大好きな物語・・・」こうして『CHICAGO』は始まっていくのですが、清く正しく美しくございません(笑)。(場内爆笑)その『CHICAGO』の世界に、今ここに勢ぞろいされたお一人お一人歩くミラーボールのような美しきレディスが、どのように体当たりでぶつかっていくか、それが今回の企画の最大の見どころでありみなさんにとっての最大のチャレンジです。そしてここには9名の方々がいらっしゃいますが、その背後には数十名の女性ばっかりの稽古場で、私はちょっと心細い思いをしておりますが、本当に女性の美しさ女性のカッコよさの大見本市でございます。我々のライバルはブロードウェイです。どうぞよろしくお願い致します。



◆峰さを理(弁護士ビリー・フリン役/トリプルキャスト)
953_05 この記念すべき宝塚100周年の最後のイベントとも言える『CHICAGO』という公演に出演させて頂けることをとても光栄に幸せに思っております。この間の顔合わせのときに演出の吉川さんが「『CHICAGO』ファミリーへようこそ!」とおっしゃってくださいましたけれど、まだ私、『CHICAGO』ファミリーの自覚と言いますか、実感があまりないのが現状です。今から一生懸命お稽古をして初日には自信を持って、胸を張って私は『CHICAGO』ファミリーなんだと言えるように、ビリー役として邁進して参りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。



◆麻路さき(弁護士ビリー・フリン役/トリプルキャスト)
953_06 私は宝塚に在団16年おりました。そして、大好きな男役を宝塚を卒業して16年が経ちました。結婚して子育てを終えて、節目に来ております。その節目の年にまた男役を一から作れる、そして宝塚らしからぬドロドロとしたミュージカルに参加できることは本当に光栄です。退団後の16年間の色々な経験を入れてビリー役を頑張りたいと思います。よろしくお願い致します。



◆姿月あさと(弁護士ビリー・フリン役/トリプルキャスト)
953_07 2年半前にダイジェスト版で『CHICAGO』をやらせて頂き、今回このようにすべて演じることになり、そこにつながったことを大変嬉しく思っております。私は今年の2月に(宝塚OGによる『CHICAGO』上演のことで)、ブロードウェイの舞台で皆さんの前でビリーの格好、ビリーの化粧をして立たせて頂くという大変貴重な経験をさせて頂きました。さらにその次の日に『CHICAGO』を観劇した際に、最後にヴェルマとロキシーが薔薇の花を客席に投げるのですが、その薔薇の花が私の前の人が取ろうとした指に当たったのが飛んで私のところに来たのです。これは何かの縁だ、やらなければいけない『CHICAGO』ファミリーになった何か意味がある!と思って、心した日々を過ごしその薔薇を今日も持ってきました。その意味深い薔薇を胸に、このワールドワイドに世界にはばたく『CHICAGO』を成功させたいと思っております。よろしくお願い致します。



◆和央ようか(ヴェルマ・ケリー役/トリプルキャスト)
953_08 私は2008年の『CHICAGO』日本初演時のメンバーの一員でした。6年ぶりに同じヴェルマ・ケリーという役で『CHICAGO』に参加できますこと、本当に嬉しく思います。歳をとって涙腺が緩くなったのか(笑)お稽古の最初の日音楽が鳴っただけでうるっとしてしまいました。大好きなこの『CHICAGO』、そして宝塚100周年のOG公演ファイナルとして上演される『CHICAGO』に参加できます嬉しさを噛みしめて臨みたいと思います。よろしくお願い致します。



◆湖月わたる(ヴェルマ・ケリー役/トリプルキャスト)
953_09 私は宝塚退団後、女優初ミュージカルの作品がフォッシースタイルの作品でした。グウェン・バートンが踊るセクシーでコケティッシュなフォッシースタイルにすっかり魅了されまして、それからライブなどでもフォッシースタイルを踊らせて頂いたり、いろんなジャンルのダンスに挑戦させていただいたりしておりました。そんな中で2年前、姿月あさとさん、朝海ひかるさんと一緒に『CHICAGO』のセレクションバージョンをさせて頂いて、もうその時本当に嬉しくて。今回またフルバージョンで『CHICAGO』、フォッシーの世界で息づけることを本当に幸せに思っております。よろしくお願い致します。



◆朝海ひかる(ロキシー・ハート役/トリプルキャスト)
953_10 『CHICAGO』という大好きな大好きな作品に参加させて頂き、ロキシーという役を演じさせて頂けることを本当に幸せに思っております。頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。



◆貴城けい(ロキシー・ハート役/トリプルキャスト)
953_11 まだお稽古が始まったばかりなのですが、昨日演出の吉川さんが「この作品は借りてきたものではなく、自分たちの『CHICAGO』なんだと思って欲しい」とおっしゃったのを聞いてハッと気づいて、「これが自分たちの『CHICAGO』です」というものを、初日までに苦しみながら生み出して作らないといけないんだなと感じました。今は恐怖の方が大きいのですが、初日までにドキドキワクワクしながら精一杯務めていきたいと思います。是非本番も楽しみにしてください。よろしくお願い致します。



◆水夏希(ヴェルマ・ケリー役/トリプルキャスト)
953_12 お稽古の全員の顔合わせの時に吉川さんが、「『CHICAGO』は世界に通じる窓である」という風におっしゃって、この『CHICAGO』を通じて世界中の『CHICAGO』ファミリーに繋がることができるんだと思ったら、武者震いがするようなワクワク感がございました。でもこれからの1ヶ月半のお稽古で、ワクワクがドキドキや緊張や不安に変わり、一回りも二回りも大きくなった自分をお見せできるようにお稽古に励んで参りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。



◆大和悠河(ロキシー・ハート役/トリプルキャスト)
953_13 セクシーでカッコよくて大好きな『CHICAGO』の作品ににロキシーの役で出させて頂けるということで本当に嬉しいです。お稽古が始まってみますと、カッコよさセクシーさだけではなく、本当に奥の深いものが詰まっているんだなと感じております。初日まで精いっぱい『CHICAGO』をかみ砕いて、胸を張ってお届けできるように頑張りたいと思います。皆様どうぞよろしくお願い致します。



 

ブロードウェイミュージカル『CHICAGO』

宝塚歌劇100周年記念OGバージョン

 

作曲: ジョン・カンダー

作詞: フレッド・エッブ

脚本: フレッド・エッブ&ボブ・フォッシー

初演版演出・振付: ボブ・フォッシー

オリジナルNYプロダクション演出: ウォルター・ボビー

オリジナルNYプロダクション振付: アン・ラインキング

 

翻訳: 常田景子

訳詞: 森雪之丞

日本版演出: 吉川徹

日本版振付: 大澄賢也

指揮・音楽監督: 上垣聡

 

東京公演

日程:2014年11月1日(土) ~ 11月9日(日)

会場:東京国際フォーラムホールC

 

大阪公演

日程:2014年11月19日(水) ~ 11月30日(日)

会場:梅田芸術劇場メインホール

 

愛知公演

日程:2014年12月5日(金) ~ 12月7日(日)

会場:刈谷市総合文化センター大ホールC

 

東京凱旋公演

日程:2014年12月10日(水) ~ 12月19日(金)

会場:東京国際フォーラムホールC

 

http://www.chicagothemusical.jp/

 

 

 
 

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