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赤坂ACTシアター5周年シリーズ
『真田十勇士』囲み取材が行なわれました

公演について（公演資料より抜粋）

江戸幕府を開いた徳川家康が、安定した長期政権を確立すべく、豊臣宗家の根絶を推し進めていたその時代。時流に逆らい、徳川勢に一矢報いようと、死力を尽くして戦った男たちがいた。詭計策略で知られる名将・真田幸村と、彼のもとに集まった10人の勇士たち。その熱い生き様が、とびきりのエンターテインメント作品となって、赤坂ACTシアター5周年を飾る。主演は、実力派俳優として益々充実ぶりを見せる上川隆也。脚本は、史実をもとにした疾走感溢れる壮大な作風で人気の劇団☆新感線の座付き作家・中島かずき。中島と初タッグとなる、新国立劇場演劇芸術監督・宮田慶子の繊細かつ大胆な演出にも期待が高まる。また、徳川家康を時代劇のベテラン・里見浩太朗がつとめるほか、身体能力抜群の俊英たちや華ある女優陣が顔を揃えるだけに、見応えあるシーンの連続になりそうです。

STORY

時は、徳川と大坂(豊臣)の合戦が間近に迫った慶長19年。

駿府に近い森では、はぐれ忍びの猿飛佐助(柳下 大)と由利鎌之助(松田賢二)が、徳川家康(里見浩太朗)の首を取ろうと待ち構えていた。すると霧隠才蔵(葛山信吾)、根津甚八(粟根まこと)、穴山小介(玉置玲央)、筧十蔵(三津谷亮)、三好清海(小林正寛)、三好伊佐(佐藤銀平)、さらに彼らの首領・真田幸村(上川隆也)が現れ、森に潜んでいた徳川方の伊賀忍者を次々に打ち倒す。 そこへ服部半蔵(山口馬木也)を伴って現れたのは家康。じつは家康は、かねてから幸村を味方につけようと画策しており、幸村はそのために家康に会いに来たのだった……。

一方、大坂城では、豊臣秀頼(相馬圭祐)と淀の方(賀来千香子)が、大野修理亮治長(小須田康人)・治房(俊藤光利)兄弟とともに、幸村の到着を待ちわびていた。やがて望月六郎(植本潤)を伴った幸村の息子・真田大助(渡部秀)が参上。続いて幸村が現れると一同は安堵するが、まだ実績のない幸村が提案した出陣案は、却下されてしまう。

その頃、大勢の人で賑わう大坂城下では、幸村を追って大坂へ来た佐助と鎌之助が、飯処で働く若い娘ハナ(倉科カナ)をめぐって、青海と伊佐と小競り合いを起こしていた。そこへやって来た幸村に、鎌之助と佐助は家来にしてくれと頼み込む。こうして、幸村のもとに揃った真田十勇士。しかし、佐助が事件を起こし……。

初日を明日に控え、囲み取材が行われました（2013年8月29日）

◆上川隆也　
稽古場では幸せな時間を過ごしました。豪華なキャストと一緒に恵まれた稽古環境で過ごした2ヶ月間でした。真田幸村の生き様をお見せしたいと思います。見どころは全てです。絢爛な衣裳、殺陣、真田幸村の物語、川になぞらえた舞台装置など、ビジュアル的にもストーリー的にも楽しんでいただけると思います。本番さながらに通し稽古が出来たので、とても良い状態に仕上がっています。あとは出走するだけです。この満たされた思いをお客様に放出したいと思います。

◆里見浩太朗　
立ち回りは本職ですが、久しぶりにやらせて頂き嬉しいです。若い人たちがよく頑張っていて、みんなよく動いています。忍びの立ち回りですから縦横無尽に走り回っています。これがひとつの見せ場でもあります。とてもいいチームワークです。

◆柳下 大　
自分の出ていないシーンも稽古場で見ていました。僕も幸せな稽古時間を過ごしました。里見さんの立ち回りはゾクゾク震え、ニヤニヤしながら見ていました。今回の公演で時代劇に興味なかった人も興味を持っていただけるようになるといいなと思います。

◆倉科カナ　
豪華なキャストと恵まれた環境での稽古でしたが、殺陣で足をひっぱり芝居で足をひっぱり、小さくなっていました。でも稽古期間で少しずつ自信を付けて恥ずかしくないようなものになっていると思います。ハートで飛び込みます。

◆賀来千香子　
上川さんを「殿」、里見さんを「大殿」と呼ばせていただいております。自分なりに悩んだ時期もありましたが、幸せな稽古期間でした。チームワークもよく、キャスト・スタッフ皆さん素敵です。私が着ている掛けが5キロあるので殺陣には参加していませんが鍛えている感じです。皆様に楽しんで頂ける舞台を目指します。

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