情報紙から飛び出した 演劇系エンタメ サイト
Copyright Since1999 情報紙ターミナル
Copyright Since2010 株式会社ERIZUN

宝塚歌劇星組『黒豹の如く』『Dear DIAMOND!!』囲み取材 2015年03月

(2015年03月28日記載)

『エンタメ ターミナル』では舞台を中心としたエンターテインメント関連情報をWEB記事として発信しています。
掲載内容は、掲載日付のものとなりますので、最新情報は各自ご確認ください。

※ 記事・写真等の無断使用・無断転載は禁止しています。

 

宝塚歌劇星組『黒豹の如く』『Dear DIAMOND!!』
柚希 礼音 夢咲 ねね 囲み取材

975_0001

公演について(資料より)

ミュージカル・プレイ『黒豹の如く』
作/柴田 侑宏
演出・振付/謝 珠栄


柚希礼音のために書き下ろされたオリジナル・ミュージカル。
第一次大戦後のスペインを舞台に、かつての恋人が再会したことから、
ある事件に巻き込まれ、思わぬ運命の渦に巻き込まれていく。
大戦中、「黒豹」の綽名を持つ硬派の海軍大佐アントニオ・デ・オダリス伯爵と、
カテリーナは恋仲であった。しかし大戦後、バルセロナで再会した二人の境遇は変わっていた。
カテリーナは父侯爵の窮地を救うためラミレス侯爵と結婚。その夫は大戦中に病死し未亡人となっている。
一方、アントニオはスペイン艦隊参謀として忙しい勤務に追われていた。
大戦後の収まりきらないヨーロッパ情勢の中で、ある種の資本家たちが画策し、
その達成のためにアントニオの戦闘力を味方に引き入れようとする…。

ダイナミック・ドリーム『Dear DIAMOND!!』-101カラットの永遠の輝き-
作・演出/藤井 大介


宝石の中で最高級の輝きを放つ、宝石の王ダイヤモンド。
柚希礼音自身をダイヤモンドに見立て、“DIAMOND”の頭文字Dに始まる、
柚希を形容する言葉—Dance、Delicate、Dramatic、Dynamicなどを
モチーフにした場面で構成した、華やかで美しく、愛と夢に溢れたショー。

初日囲み取材が行われました。(2015年3月27日)

975_0004

◆柚希 礼音
こうして取材していただくのも最後だと思うと・・・(報道陣に「そんなことないと言われ)
あ、まだまだですか?(笑)
幸せです。最後まで宜しくお願いします。

◆夢咲 ねね
私も最後の公演なので、自分の力を出し切って燃え尽きたいと思いますので、
最後の最後まで宜しくお願いいたします。

―――宝塚大劇場を終えられて、最後の公演を迎えてどんなお気持ちですか?

◆柚希 礼音
本当に最後なので5月10日まで、始まったらあっという間という感じがするので、
すごく大切にしようと思っています。

◆夢咲 ねね
大劇場の時は、目まぐるしくあっという間に過ぎてしまったので、
東京公演は一日一日を大切に過ごしていきたいなと思います。

―――東京のラストデーは、さいたまスーパーアリーナなど、中継が45カ所で行われますが、
それを聞いて柚希さんはどう思われましたか?


◆柚希 礼音
ビックリです。そんなに見てくださるのでしょうか。
すごいな~。すご過ぎてビックリ仰天です(笑)。

―――卒業された後については?

◆柚希 礼音
どうしましょう(笑)。今は必死に男役として、限りある日を大切に生きようと思っているので・・・
(これから)考えていきますね(笑)。

―――宝塚はどんな場所でしたか?

◆柚希 礼音
(大劇場千秋楽の挨拶で)夢咲も言っていましたけれども、
私もコンプレックスだらけの自分だったのですが、それに向き合い自分を認めて歩んでいけるようにしてくれる場所。
自分自身を好きになることができるんじゃないかなと思います。

◆夢咲 ねね
私が入団する前の作品を見返してみても、やっぱり夢があるし、元気になれるし、幸せになれるし。
そういうエネルギーをくれるものかなと思います。

―――いよいよお二人並んでの会見は最後になるかもしれませんが、
長年コンビを組んできた相手役に対する思いをお聞かせください。


◆柚希 礼音
そうですね。この公演をしていても『ブエノスアイレスの風』で組んだ時や、
『太王四神記 Ver.II』で初めてお披露目した時や、色々な思いがあり、
本当に二人で山あり谷ありでやってきましたので、それがデュエットの時に
走馬灯のように浮かぶので、手を離さず歩んできて良かったなと思います。

◆夢咲 ねね
先日『ノバ・ボサ・ノバ』を見返したのですが、なんかすごくちえさんがかっこ良くって。
客観的に見てもカッコいいですし、お芝居で銀橋を二人で見つめ合いながら渡るのですが、
なんてカッコいいんだろうと、いつも惚れ惚れしています(笑)。

975_0006

―――集大成の最後の公演になりますが、役柄に込めた気持ちと、見どころを教えてください。

◆柚希 礼音
役柄はアントニオという人物です。海軍と時代の狭での感情を織り交ぜながらできたらいいなと
お稽古中から思ってやっていたので、大劇場でもずいぶんそれをやりましたが、
東京でももっとできたらいいなと思って挑みたいと思います。

◆夢咲 ねね
お芝居は恋仲だったものが3年経って再会してということで、
やはり6年間組ませていただいていたので、その馴染みの感じが出るといいなと思います。
ショーも沢山見どころばかりなのですが、私はちえさんのドアボーイが可愛くて好きです。

―――全体が「サヨナラショー」のようなすごいショーだと思うのですが。

◆柚希 礼音
後半が「サヨナラショー」っぽいですが、自分たちではそこまではそうでもないかなと思っています。
サヨナラショーのようなショーかもしれないですが、明るく楽しく星組らしく、
まだまだゴールは先だという思いで、全員で進化していきたいなと思います。

975_0003

975_0003

 

 

宝塚歌劇星組

『黒豹の如く』『Dear DIAMOND!!』

 

日程:2015年3月27日(金)〜5月10日(日)

会場:東京宝塚劇場

 

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/2015/blackleopard/index.html

 

 

 
 

情報は書き込んだ時点のものですので、実際の内容と異なる場合があります。
あらかじめご了承下さい。

[ PR ]