情報紙から飛び出した 演劇系エンタメ サイト
Copyright Since1999 情報紙ターミナル
Copyright Since2010 株式会社ERIZUN

主演 明石家さんま×作 生瀬勝久×演出 水田伸生『七人ぐらいの兵士』公演情報 2015年04月

(2015年04月14日記載)

『エンタメ ターミナル』では舞台を中心としたエンターテインメント関連情報をWEB記事として発信しています。
掲載内容は、掲載日付のものとなりますので、最新情報は各自ご確認ください。

※ 記事・写真等の無断使用・無断転載は禁止しています。なお、リンクはフリーです。

 

舞台『七人ぐらいの兵士』再演
主演 明石家さんま×作 生瀬勝久×演出 水田伸生


撮影:須佐一心

公演について(資料より)


2000年に初演された舞台『七人ぐらいの兵士』は、当時、明石家さんまの演劇初出演として注目を集めた作品。
初演はパルコ劇場でたった9公演。チケットは発売初日に5分で完売し、
“目撃”できた観客が少なかったこともあり、伝説と化した。

生瀬勝久が脚本を手がけ、さんま、生瀬をはじめ、
恵俊彰、山西惇、温水洋一、八十田勇一、中村育二他、実力派俳優たちが共演し、
現在は映画監督としてもその名を馳せる水田伸生が演出。
「お笑いモンスター」との異名を持つ”明石家さんま”と”演劇”の化学反応は、
ライブ感とドラマ性を併せ持つエンターテインメントを生み出し、爆発的な笑いと悲哀を観客の目に焼き付けた。

きっかけはさんま主演のドラマの打ち上げだった。
「このメンバーで舞台を創りたい」と盛り上がったことが発端となり同企画が実現。
以降、同カンパニーは、様々な旬のキャスト陣を迎えながら、2004年『JOKER』(ル テアトル銀座他)、
2006年『小鹿物語』(Bunkamuraシアターコクーン他)、2009年『ワルシャワの鼻』(世田谷パブリックシアター他)、
2012年『PRESS』(Bunkamuraシアターコクーン他)と、コンスタントに新作上演を重ねてきた。

『七人ぐらいの兵士』の舞台は、戦時中、中国大陸のとある駐屯地。
「戦争という笑いを抑制された環境に、明石家さんまが放り込まれたらどうなるのか」
その着想から生まれた物語であり、過酷な状況にあっても、
生きる事にどん欲な水嶋上等兵をさんまがどう演ずるのかが期待される。
また、大戦中に実際に吉本興業が戦地慰問団として一流芸人を集め編成していた
「わらわし隊(笑鷲隊)」がモチーフになっているところも興味深いところだ。

15年ぶりの再演に際し、初演組に加え、内田有紀、中尾明慶、須賀健太、森田甘路など、
新キャストが参加。フレッシュな風邪を吹き込んでくれるに違いない。

今回の再演に際し、さんまは、「久しぶりに集まりましたが、15年の年月が恐ろしいです(笑)。
でも15年前でも45歳ですからね。45歳で演じて不思議無かった役なんで、多分大丈夫じゃないかと。
この作品には「死にたないちゃうねんや俺は…。生きたいだけじゃ」というセリフがある。
『ワルシャワの鼻』という公演では「わくわくしながら死にたい」というセリフを言いましたが、
何年か歳を取って、”人は死ぬのが分かって生きている”ということが身にしみて分かって来たので、
その辺をうまく表現できればと思ってます。」と意気込みを述べた。
一方、生瀬は、「15年ぶりの再演で、とにかく同じものをやるつもりは全くないです。
新たなキャストが来て、僕らも歳を取りましたから、次のステージに進んだ『七人ぐらいの兵士』を
やりたいと思っています。さんまさんがさんまさんでいてくれたら、僕はきっとこの台本は成立すると思うし、
そのエネルギーをお客さんがどう受けて楽しんで頂けるか。見終わった時に、
明日も楽しく過ごせるんじゃじゃいかな、と思って頂けるのではと思います。」と抱負を語った。


あらすじ


戦時中の中国大陸。日本軍のある駐屯地で、ダメ兵士ばかり且つ大阪出身者ばかりが
集められた分隊があった。彼らは一旦戦地に派遣されたものの再訓練となっていた。
兵隊のリーダーである木下兵長(生瀬勝久)は、かつて漫才師であったが、
高座の出番直前に相方に失踪された過去がある。訓練中の怪我で野戦病院に運ばれた木下は、
“爆笑王”と入院患者達から呼ばれる男がいると、従軍看護婦・吉永花子(内田有紀)から紹介されるが、
それはかつての相方・水嶋(明石家さんま)だった。
ウソと詭弁の天才・水嶋はあらゆる手段を使って軍隊を逃げ出そうとするが、
一方、木下は水嶋を殺そうと目論む。そんなある日、駐屯地に慰問団がやってくるという情報が…。
水嶋は分隊の兵士達にある提案をするが、それが脱走を目論んでいた片岡(恵俊彰/中尾明慶)をはじめ、
兵士達の気持ちに火をつける。それぞれ交錯する思惑は一体どうなるのか?!


 

 

『七人ぐらいの兵士』

 

作:生瀬勝久

演出:水田伸生

出演:明石家さんま、生瀬勝久、内田有紀、中尾明慶(Wキャスト)山西惇

温水洋一、八十田勇一、森田甘路、須賀健太、中村育二、恵俊彰(Wキャスト)

 

【東京公演】

日程:7月5日(日)〜26(日)

会場:Bunkamuraシアターコクーン

http://www.cubeinc.co.jp

 

【大阪公演】

日程:8月19日(水)〜8月25日(火)

会場:シアターBRAVA!  

 

【チケット一般発売開始(東京・大阪)】2015年4月25日(土)

 

 

 
 

情報は書き込んだ時点のものですので、実際の内容と異なる場合があります。
あらかじめご了承下さい。

[ PR ]