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『FLYING SAPA -フライング サパ-』製作発表会見 2020年03月

(2020年03月04日記載)

『エンタメ ターミナル』では舞台を中心としたエンターテインメント関連情報をWEB記事として発信しています。
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宝塚歌劇団 宙組公演
『FLYING SAPA -フライング サパ-』真風 涼帆、星風 まどか、芹香 斗亜 製作発表会見


公演について(リリースより)

『FLYING SAPA -フライング サパ-』
作・演出/上田 久美子


未来のいつか、水星(ポルンカ)。過去を消された男。
記憶を探す女。謎に満ちたクレーター“SAPA(サパ)”。
到達すれば望みが叶うという“SAPA”の奥地。夢を追い、あるいは罪に追われてクレーターに侵入する巡礼たち。
過去を探す男と女もまた、その場所へ…。
追撃者から逃れて、2112時間続く夜を星空の孤児たちは彷徨する。禁じられた地球の歌を歌いながら──

会見の前にパフォーマンスが行われました。

製作発表会見がトークショー形式で行われました。(2020年2月27日)

――――ポスターができあがってから、まわりの皆さんからのリアクションは?

◆真風 涼帆
モノトーンでスタイリッシュ、現代的な謎の多いポスターになっているのですが(笑)。
私もお稽古が始まるまで、ポスターのイメージが頼りだったので、
新しい役への挑戦になるのかなと期待を膨らませておりました。

―――今回ネタバレをしたくないという(作・演出の)上田久美子先生のお気持ちをうかがっておりますので、
役については先生からお願いいたします。


◆上田 久美子/作・演出
本来、制作発表では、どういう年齢でどういう職業かなど、各々に語って欲しいところではあるのですが、
序章的な作品ではなく、SFということで、叙事的に事件を追っていくとか、この人たちは一体誰なのかということを、
だんだん判明していくのが楽しいというタイプの作品で、今回はそれにチャレンジしてみたいと思いました。
どのような仕事、設定、関係性ということを言うのはまずい。
ケチとか意地悪と思われてしまうかもしれませんが、そうではなくお客さまにいい状態、
いいコンディションで観劇していただきたいということです。

―――真風さんはお稽古がはじまって、どんな感触を持たれていますか?

◆真風 涼帆
SFものに挑戦するのが初めてなので、お稽古場でもイマジネーションとの戦いといいますか、
自分の中から出てくるものを大切にしてお稽古をしております。

―――真風さんが演じるオバクはどんな人ですか?

◆真風 涼帆
記憶を失っている兵士ということで、政府の…。(上田先生を見て)あ、これ以上はダメみたいです。
趣味は、コーヒーを飲むことです。

―――このくらいがギリギリのラインですか?

◆上田 久美子/作・演出
いえ、どうぞ。

◆真風 涼帆
喋りづらい(笑)。

―――最初のシーンで長椅子に横たわっていたので。

◆上田 久美子/作・演出
まだ1幕最後までしかお稽古していないのですが、寝るか、アンニュイな状態でちょっと喋るか。

◆真風 涼帆
そうですね。

―――今までにない形だと思うのですが、お二人は、そんな真風さんを見て、どんな印象を受けましたか?

◆星風 まどか
ポスター撮影の時に、初めてオバクさんと会って、いまお稽古をして間もないのですが、
宝塚はコスチュームものとか時代ものが多い中、その場にリアルタイムに生きている人のような。
その取り組み方は(自分が演じる)ミレナもですが、私自身もしっかりと空気感を感じながら。
今までにない雰囲気でかっこいいので、皆さまもポスターを見て興味を持っていただけていると思うのですが、
私も日々そんな思いで拝見させていただいております。

◆芹香 斗亜
このアンニュイ感がめちゃくちゃカッコよくて。気怠い感じや声のトーンも張らないところとか。
真風さんは、もともと男役を演じる時に無駄な動きがすごく少ないんです。
人が三歩くらいでチョンチョンチョンと行くところを、大きく一歩、まぁ使っても二歩くらいで行くのが
オバクにぴったりだなと思って、そこが萌えポイントです。

―――上田先生は、オバクという人物のイメージを真風さんから持ってきた部分が多いのでしょうか?

◆上田 久美子/作・演出
真風さんに寄せた役だなと思っています。
SFストーリーをやりたいという思いは昔からあったのですが、兵士の主人公がいいなと思って、
長身でちょっと力をわざと抜いか感じがかっこいいみたいな。あまりやる気がみられないタイプの感じを
出せる方がいいなと思っていたところ、真風さんという方を得ました。
昔のヨハン・レイセンという若い時すごくカッコよかった人がいるのですが、
ちょっと大人の男の人のかっこよさがあるところが真風さんに当てはまるなと思って、
真風さんの声と動きでということをイメージしながら書いていきました。

―――真風さんご自身が、自分と近いなというところはありますか?

◆真風 涼帆
自分と近いなはあまりないですね。アンニュイな渋い男性はイメージしていたのですが、
ちょっと言えない部分をお稽古している段階で、人間じゃない部分も必要となってくるというか、
そういう感覚が今は模索しつつ。同じ人なのだけど…という部分が、自分の男役像に近いようだけど、
全然違う感覚の両面ある感じです。

―――星風さんはミレナという役ですが、どんなお役ですか?

◆星風 まどか
ポスター撮影の時から、お稽古をして、この制作発表でパフォーマンスをさせていただいて、
先ほどのゆりかさんのお稽古の取り組み方もそうですが、この場に存在している意味や、
本編が進んでいくにつれて、なぜそういう行動に至ったのか、そういうちょっとしたことを噛み砕いていかないと、
謎が多いからこそ自分の中で理解していきたいなということは初日に向けての課題です。
ミレナが様々人と出会って話が進んで行く中で、ストーリーを皆さまにお伝えできるように
自分を理解してやっていきたいなと思います。

―――真風さんはお稽古が始まってミレナにどんな印象をお持ちですか?

◆真風 涼帆
まだお稽古が最初の部分なので、わからない存在ですね。
星風自身もこれまでにないお役なので、これからどうお稽古が進んでいくのかわからないのと、
その役のわからなさが重なる部分があります。

◆芹香 斗亜
今回のビジュアルも斬新でモード系もすごく素敵だなと思います。
もともと、まどかちゃんの持っているハムスター的な可愛さみたいなものを封印した
上での役(づくり)じゃないとできないと思うので、新たな星風さんが見られるんじゃないかと思います。

―――上田先生はミレナという役を作って行くにあたり、
星風さんが演じることを念頭において作っていらっしゃるのですか?


◆上田 久美子/作・演出
元々の話の構造の中でヒロインは大体こういう感じになるのですが、それがまどか(星風さん)であれば、
こういう性格でこういう要素が強いのだろうなということを入れて書いています。
前の作品『神々の土地』の時もそうだったのですが、大きなものを背負っているという役を
演じて欲しいという傾向にあるようで。前は王家を背負っていましたし、今回も色々と背負っている
選ばれし者というのが似合っているのかなと思っています。
あとは、本人にもお願いしたのですが、普通の宝塚のヒロインだと正当化されうる行動をするのですが、
もうちょっと本能の赴くままに。普通に考えたら正義とはちょっと違う行動を平気でやってしまうような面白さや、
ちょっと崩れたところの魅力のようなものを、勇気を持ってバンッとぶつかってやって欲しい。
よく思われようとして演技してはいけない、ちょっと野生のあるような方がむしろ面白いという役だと思うので、
最後にどうなっていくのかというところなので、それをやってらえたらと思っています。
いまお稽古場で見ていても体当たりしているなと思います。

―――違う自分に会えそうな感じがありますね。

◆星風 まどか
そうですね。しっかりと体当たりをして初日に向けてお稽古できたらと思います。

―――ノアは、先ほどのパフォーマンスのセリフの中に少しだけヒントがありましたね。

◆芹香 斗亜
基本情報は精神科医。でもセリフにあったように何でも診ちゃう。

―――怪しいことをいっぱい言っていましたね。へその緒ってなんだろう!?

◆芹香 斗亜
(上田さんを見つつ)それ(答え)を言っちゃうとダメですね。

◆上田 久美子/作・演出
へその緒は、あるデバイスの名前。

◆芹香 斗亜
皆の疾患を診ます。出産もお手伝いします。

―――真風さんから見てどうですか?

◆真風 涼帆
最初ポスター撮影している時には、芹香はこういう役が似合うのだろうなと思っていたのですが、
実際にお稽古を始めて、芹香自身も私が思っていた役づくりとは違う感じで、
ここから作って行く段階なのすが、また新しいやりとりができるんじゃないかと思っております。

◆星風 まどか
私は出ていない時とかに見ていて、芹香さんが演じられるノアは、理性的で穏やかな部分もあって、
そういうところは普段お話しをしている時の芹香さんとちょっとかぶる部分もあるのかなと思いながら、
お医者様なので、お世話になるのかなと…。

―――芹香さんは上田先生の作品は『金色の砂漠』の時ですよね。

◆上田 久美子/作・演出
奴隷の役でしたね。

◆芹香 斗亜
昔の話でどんなことがあったかは、あまり覚えていないのですが、
すごく(上田)久美子先生の作品に出るのは、己の集中力との戦いみたいなのが
毎日あって、それがちょっと快感になってくるみたいな(笑)。そんなイメージです。

―――回はパフォーマンスでも使われていましたが、作曲家の三宅 純さんが音楽を担当されるということですが、
上田先生のリクエストということでしょうか。


◆上田 久美子/作・演出
そうですね。最近は、映画音楽もされていますし、昔からCM音楽ではすごく有名でいらっしゃいます。
私が最初に出合ったのは、フランスに留学していた時に、同じ寮で日本人留学生が
かっこいいボサノバのような音楽を聴いていて、でもそれがボサノバだけではなくて、
いろいろな音楽が入っているような、ちょっと無国籍な音楽で素敵だなと思って、
「それ誰の曲?」と聞いたら「三宅 純だよ」と教えてくれて。
フランスのツタヤ的なところに行って、店員のお兄さんが即座に教えてくれたという不思議な出合いでした。
そこで初めて出合いました。そこからエンキ・ビラル という方の『バンド・デシネ』という、
大人向けのアート系の漫画があるのですが、『モンスターの眠り』という作品が好きなのですが、
それを読んでいるときに、三宅さんの音楽がたまたま流れてきたときに、
この音楽とこの絵の雰囲気が合うなと思ったところから、今回のお話の世界観が浮かんできたという音楽でした。
元々、三宅さんの音楽から発想されることによってできてきた、このSFの世界観だったので、だったら源流に戻って、
この作品に音楽を書いていただけたら、どんなことになるのだろうと思いお願いすることになった次第です。

―――なかなか三宅さんの音楽に乗せて歌ったり、踊ったりということはないと思いますが、
今日のパフォーマンスを経験していかがでしたか?


◆真風 涼帆
この世界観を作る上で、初めて音楽を聴いたときは衝撃でした。
比較的普段は、体から音楽のグルーブ感がでてくることが多いのですが、
実際にパフォーマンスの曲を使ってお稽古したときに、感覚として自分の役も
関連しているものあるのかもしれませんが、出ていくというよりも、
細胞に染み込んでくるような感覚を強く感じました。新感覚な体験でした。

◆星風 まどか
初めて聴いたときは、どんな世界観になるのだろうと。
今回のパフォーマンスの振り付けもそうですが、また振り付けと曲とのバランスとかもアンニュイな感じとかも、
世界観と繋がっている部分があるのかなと無意識に体が動かされるという感じもリンクしきました。

◆芹香 斗亜
曲を聴いたときに、心地いい違和感みたいなものを感じて、それがすごく魅力的だなと思ったので、
他の場面も楽しみです。曲からイマジネーションを感じて作っていけたらと思います。

―――最初、お芝居なのか、ミュージカルなのか、ショー作品なのか、ポスターだけではわからないよね?
という感じがあったのですが、お芝居ということでしょうか?
ミュージカルやダンス、歌の要素は、どのくらいのバランスで入る予定ですか?


◆上田 久美子/作・演出
お芝居ですね。コンテンポラリーダンス的な動きのダンスはかなりあるかなと思います。
歌は事情があって、あまり歌えないです。彗星においては、歌はあまり歌えない。
それを破って地球の懐メロを歌っちゃう人もいるかな、みたいな。

―――え?これだけ三宅 純さんの曲と言っておいて(懐メロ!?)…。

◆上田 久美子/作・演出
あ、でも懐メロと言っても(山口)百恵ちゃんとかそういうことではないのですが。
地球での昔書かれた有名な曲という設定の様々な言語の。
ちなみに水星に移住してから15年しか経っていないというところは言っていいと思うのですが。
だからそんな昔に移住してというのではなくて、地球が訳あって住めなくなって、
とにかく脱出しよう、水と光を求めて水星に上陸した一部の人類たちの話なのですが。
15年前まであった地球の歌というものを、時々歌うこともあります。
ほとんど踊り…でも、ゆりか(真風)は踊ってもいない。寝ている…。

―――あまり喋らない、動かないで主役というのを成立させるには、
ご本人の存在感というのは大きいと思うのですが。


◆上田 久美子/作・演出
(真風さんに向かって)難しいですか?

◆真風 涼帆
今は、お稽古の段階は楽しいです。人間じゃないものをやっていくような感覚と言いますか。

◆上田 久美子/作・演出
それは記憶の問題のところとか?

◆真風 涼帆
そうですね。そこの兼ね合いもありますし、環境や物理的に起きていることも、現実的にはありえないという部分では、
普段の役づくりとは違う感覚もあるので。そこは自分のイマジネーションや想像力のも大きく反映していくので、
そことの日々自分との交信をして、何か出していけないかなということもあります。
音楽や振り、お芝居に続く動きなどをきっかけにしながら、模索して、
自分の想像力と集中力の限界に挑戦みたいなところが楽しくなってきている最中です。

◆上田 久美子/作・演出
なるほど。歌ったり、踊ったりという発散型とは違っていて。
たぶんわかりやすい設定で、貴族のこういう人とということであれば、作らなくてはいけない
リアルなものがある程度限定されるのですが、この感覚はどんな感じかとか。
未来なので機械と人間がどこか一体化しちゃっているような不思議な状況とか。
それが脳内に何かの通信が直接配信されちゃうとか。
そういう感じというのが、どういう感じなのかというのは、各々が自分たちで想像して、
体験したことのない感覚を演じているのは、私は楽しそうだなと傍目には思っております。

―――今までの役づくりとはまた違う、もう1人の役がらであるところの自分を探っていく
作業というのはしんどいこともあると思いますが、新しい自分との出会いもありそうですね。
星風さんはハムスター的、可愛らしさを封印して。


◆星風 まどか
いつもと何かが違うのかなと思うと、実際にはない感覚とか、これは何でこうなったのかとか考えだすと
止め処ないというか、じゃあ何でこうなるのだろうっていう疑問が生まれてくるところも面白いです。
基本状況が水星ということで、今の私とは違うところで過ごすのですが、
でもそれが当たり前の生活というところがスタートなので、お芝居をする上では当たり前なのですが、
そこが手探りな感じが新鮮で楽しいなと思います。

―――芹香さんは精神科医ということで、割とお二人に比べると水星に根を下ろした感がありますよね?

◆芹香 斗亜
私は以外と普通…(上田先生に向かい)え、どこまで言っていいですか!?

◆上田 久美子/作・演出
健全。過去の背負い具合が描かれていないんですよね。たぶん設定は自由なので、どうにでもなるのだと思うのですが。

◆芹香 斗亜
いま先生に聞こうと思う箇条書きにしたものが山ほどあるのですが(笑)。それは自由に作っていい感じなのですね。

◆上田 久美子/作・演出
どんなことを作ったのは教えてください!
他の役もそうですが、ここはこうというのは決められているのですが、そこに来るまでに何があって、
水星に降り立ったのかとか、何で乗れたのかとか、何で稼いで生きているのかとか、そういうことに関しては、
それぞれの想像の余地と、作りようがいっぱいあって。
それは遊べるところなので、普段生きたことのない世界で生きられる楽しさみたいなことを、
ちょっと感じてくれている気もして稽古場は楽しいなと思っています。
とはいえ、実らない感じの思いとかもあるじゃないですか。

◆芹香 斗亜
そういう部分では人間的なものをかなり持ち合わせています。

◆上田 久美子/作・演出
ゆりかさんたちは、またそこに至る前です。

―――ここまでトークショーをしてきましたが、わかったような、わからないような。
でも色々なヒントはあったと思いますので、あとは実際に観に行っていただいて、
その世界観に溶け込んでいただけたらいいですね。
SFというのは観ている方を信じ込ませるというのは難しいですよね。SFなんですよね?


◆上田 久美子/作・演出
SFにも色々とありますが、ファンタジー系のエンタメ的なSFものありますが、どちらかといえば文学的というか。
SFといっても、みんなが銀色の衣装を着てというわけではなく、パラレルワールドに近い。
時代でいうと私たちの世界から何十年も先ではなくて、
例えば、たまたま太陽熱が弱まって地球がものすごく寒くなったというような架空の話、
ちょっと未来の話という感覚で。ちょっと惑星観光はできるくらいには発達しているよというようなSFにしています。
あまりにも突拍子もないものだと、感情移入もしにくくなってしまうと思うので、そこはなるべく
現実のものとして捉えてもらうよにしたいなと思いつつ。衣装もなるべく天然素材のもの使って、
今の私たちからしても共感できるものにしたいです。あとは演じる人たちの説得力というところがありますし、
その人たちがその世界を信じて入り込んでいたらそうなんだなとお客さまも引き込まれて、飲み込まれていくような。
あまりこちらから発散して、こちらに来てくださいウェルカム!という感じの、手拍子して一緒に盛り上ろう!
という感じのミュージカルではなないので、ここで何か突拍子もないけれど、信じ込んでやっているという世界観に、
どういうことだろう?と観ている人が吸い込まれていく感じになるのは、出演者たちの腕の見せどころ。
3人に加えて、京 三紗や汝鳥 伶さんという、すごく有力な助っ人を得まして、そういう方々のすごいところは、
ちゃんと生身の骨肉のある人間として演じられるんですよね。どんなに宇宙の酒場のおかみだと言われようが、血が通っていて。
何でここのこの役がいるのかなというのも、そんなに疑問を感じずにやる力技みたいなところでも信じさせてくださる。
真風たちもそうなるのではないかと期待しています。

―――最後に意気込みを。

◆真風 涼帆
私自身も新しい挑戦になるではないかと日々お稽古場でも楽しくさせていただいております。
赤坂ACTシアター私自身初めて出演させていただくので、そういう意味でもお客様と一緒に
どういう世界が一緒に作れるか精一杯務めたいと思います。

◆星風 まどか
初日に向けて、まだお稽古場も始まって間もないのですが、表現したい世界観をしっかりと理解した上で、
お客様にお届けできるように頑張りたいと思います。

◆芹香 斗亜
普段なら過去のものを演じることが多いのですが、それがフィクションであっても、
その時にどういう歴史があったのかなと調べたりすると、いまは資料もありますし、
それだけ自分の中の役のヒントが蓄積されていて、それで演じていける部分があるのですが、
今回は何の情報も調べられないような状態で。逆に自分の中からの想像力だけにかかっていると思うので、
そこは楽しみながら想像力を膨らませていきたいと思います。

 

 

宝塚歌劇団 宙組公演

『FLYING SAPA -フライング サパ-』

 

日程:2020年3月30日(月)~ 4月15日(水)

会場:BS赤坂ACTシアター

 

*公演詳細は下記公式サイトからご覧下さい。

https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2020/flyingsapa/index.html

 

 

 
 

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