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宝塚歌劇花組公演 蘭寿 とむ、蘭乃 はな 初日会見 2012年09月

(2012年09月15日記載)

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宝塚歌劇花組公演
『サン=テグジュペリ』『CONGA(コンガ)!!』初日会見


公演について

東京宝塚劇場で、花組公演が始まりました。

ミュージカル・ファンタジー
『サン=テグジュペリ』-「星の王子さま」になった操縦士(パイロット)-
作・演出/谷正純


(公演資料より)
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリが遺(のこ)した「星の王子さま」は、全世界の子供たちに、そして子供の心を忘れない大人たちに、今でも愛され続けています。厳格なフランス貴族の家に生まれながらも、操縦士(パイロット)として、作家として天空を飛び続け、空の彼方に消えて行ったアントワーヌ。彼とその妻コンスエロ、中米マヤ族の血を引く妖艶で情熱的な妻との愛情を軸に、アントワーヌの心の世界「星の王子さま」がファンタジックに絡み合い、純真な心の美しさを描くミュージカル。

ラテン・パッショネイト
『CONGA(コンガ)!!』
作・演出/藤井大介

ラテンの世界をテーマに、花組トップスター蘭寿とむの魅力を存分に引き出す、男っぽさと大人の色気を前面に出した、情熱的なショー。真夏に相応しく、熱く刺激的に華やかに展開します。


初日会見が行われました(2012年9月14日)



◆蘭寿 とむ
今回お芝居『サン=テグジュペリ』の方では、目には見えない大切なものを全員で心で感じて、ぬくもりのあふれる世界をみんなで描き出したいなと思っております。ショー『CONGA(コンガ)!!』は、大劇場公演でもかなりヒートアップしておりますので、この勢いのまま花組の夏はまだ終わらないという感じで激しく熱く突き進んでいきたいと思っております。

◆蘭乃 はな
お芝居は人間愛を描いた作品で、ショーは宝塚の愛にあふれた作品だと思っております。私も心を大切に、一日一日を大切に過ごしてまいりたいと思っております。


―――ファンタジックなお芝居とパッショネイトなショーで対比が面白いと思いました。みどころは?

◆蘭寿 とむ
おっしゃるとおり、この対比が私は大好きです。お芝居は温もりがキーポイントだと思いますので、見終わった後にサン=テグジュペリが伝えたかった世界がお客様の心に届いたらいいなと思います。ショーの方は、全員のモチベーションが高いので今の花組でしか出せないようなものがお届けできたらと思います。

◆蘭乃 はな
お芝居は、「星の王子様」に出てくるセリフが随所に使用されています。奥が深い言葉なので、ひとつひとつをお客様にもかみ締めていただけたらいいなと思いますし、私たちもその意味を大切に演じたいと思います。ショーは、私としては「真実の愛」(蘭の花のところ)の場面が好きです。蘭寿さんと踊らせていただくので、魂を込めて踊りたいと思います。


―――お芝居の方は「星の王子様」の言葉などがちりばめられているということですが、特に印象に残っているセリフは。 

◆蘭寿 とむ
二人でやるラストのシーンで「ねえ僕、あの花にしてあげなくちゃならないことがあるんだ。本当に弱い花なんだよ。本当に無邪気な花なんだよ」という件が、サン=テックスのコンスエロへの思いが全て詰まっていると思うので、そのセリフをかみしめて演じたいと思います。


◆蘭乃 はな
私は「大切なものは目には見えないんだよ」という言葉はもちろん一番ですが、コンスエロとしては「彼は死んだのではありません。彼の星に帰ったのです」という言葉が印象的で、本当に彼女がそれを信じきっているところに、彼女の生命力や大人になりきれない部分の魅力を感じるので、一番好きなセリフです。


―――ショーは、蘭乃 はなさんの羽根を背負って出てくるシーンがありますね。  

◆蘭乃 はな
見たこともないような大きさだったので最初驚きました。ひとつひとつ孔雀の羽根が付いていて、壊れやすく繊細な作りになっているので、大胆な中にも細やかな美しさがあると思います。そのように孔雀を演じたいと思います。


―――その場面、蘭寿さんは、ライオンですね。 

◆蘭寿 とむ
そうですね。こだわりはカツラです。勢いと静かな中の鋭さを出せたらイイナと思っています。


―――特にテンションが上がるシーンは。 

◆蘭寿 とむ
海賊の振付のところが、最後一列になってどっと前に男役が押し寄せていくところがあるのですが、暗転を食う感じで拍手をいただくのがすごく嬉しいです。


◆蘭乃 はな
私も海賊の場面が好きです。お稽古場ではすぐ近くでキャーキャー言いながら見ていました。花組の男役さんは、かっこよさがあふれ出ている場面だと思いますので、お客様にも一緒に盛り上がっていただきたいです。


―――ショーでは男役が女役に挑戦していますがどの方がおすすめですか。 

◆蘭寿 とむ
難しい質問ですね(笑)。私は組んでいるので華形ひかるちゃんをおすすめしたいと思います。初めて娘役をやるということで、お稽古場からはりきっていました。


◆蘭乃 はな
望海風斗さんは黒くて金髪なので、外国のお人形さんのようだなと思いました。男役さんがなさる娘役は凛としていて、強さと美しさを持っていて憧れます。




 

宝塚歌劇花組公演

 

『サン=テグジュペリ』『CONGA(コンガ)!!』

 

東京宝塚劇場公演

公演期間: 2012年9月14日(金)~10月14日(日)

 

http://kageki.hankyu.co.jp/

 

 

 
 

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