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『男の花道』稽古場会見 2012年06月

(2012年06月20日記載)

『エンタメ ターミナル』では舞台を中心としたエンターテインメント関連情報をWEB記事として発信しています。
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『男の花道』稽古場会見
中村福助、中村梅雀ほか出演


▲写真左より中村梅雀、マキノ雅彦(=津川雅彦)、中村福助 

公演について(公演資料より抜粋)

現代の名優たちにより、新しく華やかに舞台に甦る名作!
人気女方役者 加賀屋歌右衛門と蘭学医 土生玄碩

それぞれの道を究めた男たちの深い絆の物語…講談や映画・舞台の題材にも幾度となく取り上げられ、
友情物語の代名詞とも言える「男の花道」を、映画監督としても注目を集めるマキノ雅彦(=津川雅彦)が演出!
どんなに時代が変わっても失いたくない大切な何かを、今を生きる人の胸に熱く呼び覚まします。

江戸時代後期、失明の危機を隠しながら舞台に立ち続けた名優 加賀屋歌右衛門と
困難な大手術に賭けてその眼病を治した名医 土生玄碩(はぶ げんせき)。

それぞれの信念を貫く生き様とお互いを強く信じ合う心、そして彼らを取り巻く悲喜こもごもの人間模様を描いた、
心温まる人と人との絆の物語。中村福助が演じる美しい女方役者や泣き笑いを巻き起こす中村梅雀の円熟した芝居に
宇崎竜童の音楽が花を添える本作は、エンターテインメントとしても見所満載!


トークショー

トークショー出演者決定!
7月16日(月・祝)12:00
 出演:マキノ雅彦 中村福助 中村梅雀
7月19日(木)12:00
 出演:中村福助 中村梅雀 尾上松也 風間俊介
7月23日(月)12:00
 出演:中村福助 中村梅雀 尾上松也 風間俊介
※各公演当日の公演チケットを持ったお客様が対象です。
公演終了後、休憩をはさんだのちアフタートークを行います。ご観劇時と同じ座席でご覧ください。


製作発表が行われました(2012年6月11日)





◆脚本:齋藤雅文

この脚本は歌舞伎でも一般の演劇でも随分とやってきた作品ですが、今回はマキノ雅弘監督の映画のシナリオを基本にしています。ただ、平成の『男の花道』を作りたいと考え、新しいこころみをしたつもりです。福助さんと梅雀さんという強力なツートップがせりふを飛ばし始めましたので、僕は自動初期しただけです。熱く情熱的な舞台になる予感がしています。

◆演出:マキノ雅彦

最近は映画のほうで監督をやらせていただいています。その昔、芝居を20~30本演出しました。この題材は(叔父の)マキノ雅弘が監督し、長谷川一夫さんと古川緑波さんが演じた映画がもとになっているということで、そういう縁もあって演出のご指名を受けました。素晴らしい脚本と、福助ちゃん、梅雀ちゃんの共演、このキャラク ターが素晴らしくて素敵です。今回は平成の男の友情として描かれていますので、古さを感じない面白い友情関係が成立するのではないかと思います。先ほど本読みを聞いていて、泣いて笑いました。

◆中村福助

『男の花道』は、私と梅雀さんの先祖であります、三代目加賀屋歌右衛門と名医 土生玄碩(はぶ げんせき)の友情を描いたものです。映画は素晴らしい金字塔を残しています。お話をいただいたとき、演出はマキノ雅彦監督しかないと思いました。ひごろからかわいがっていただいているので、こうやってお仕事を出来ることを楽しみにしています。最高のスタッフと出演者に恵まれ、わくわくする舞台に必ずやなると思います。今回のテーマは友情と絆です。梅雀さんと友情が結べたらいいなと思います。

◆中村梅雀

ただならぬご縁があり、私の曾祖父中村梅雀は、四代目歌右衛門さんのお弟子でその後独立して柳盛座を築き、また五代目歌右衛門さんのところに息子と共に戻り、その息子である中村翫右衛門が前進座を作るという縁がありました。そして『男の花道』は、長谷川一夫さんが舞台で同じ役をなさったときに、土生玄碩を私の父が演じております。それを私も見ております。おまけに今年は土生玄碩さんの生誕250年と、とても深い縁を感じます。今回の台本は私たちにぴったりに書いていただきました。友情によって心の 目が開かれるという普遍的なところが感動的です。この物語は、現代に通じるものだと思います。生の舞台で感じていただけたらと思います。

◆尾上松也

中村勘三郎をさせていただきます、尾上松也です。中村勘三郎をさせていただく尾上松也というのは言いにくいところがあるのですけど(笑)。実在の勘三郎という役者さんを演じさせていただくということで自分といたしましても、身のひきしまる思いです。歌舞伎をはじめ、色々なところで上演されてきた作品です。僕も映画を見て親しみを感じていた作品ですので、出演させていただき嬉しいです。

◆風間俊介

出演の話を聞き、気を引きしめていかなきゃなと思いました。今回本当にたくさんのことを吸収しながら、自分らしく現場にいられたらと思います。本読みをして、何を大切にしなければいけないのかということが描かれている作品だと感じました。

◆一色采子

料亭のおかみをさせていただきます。一流のスタッフ、役者の皆様と同じ舞台に立てますことを嬉しくありがたく思っております。皆様方の芸をぬすみたいと思います。

◆風花 舞

土生玄碩の妻を演じさせていただきます。普段ミュージカルやダンスショーに出させていただく機会が多いので、今回めったにご一緒できないような素晴らしいかたがたと同じ舞台に立たせていただくことをとても光栄に思っております。本読みもとても緊張しました。マキノさんはじめ、皆様から色々と教えていただきながら頑張りたいと思います。

◆真由子

おすず役をやらせていただきます。屈託なく、言いたいことをいう明るい女の子の役です。素直に演じられたらと思います。今回素敵な作品、素敵な先輩がたに囲まれて勉強させていただく機会に恵まれ、役者冥利に尽きます。

◆森本健介

福助さんのおやりになります歌右衛門さんのお父さんの弟子の役を演じます。若旦那のためなら命もいらないというような役です。この芝居、我欲がはびこるこの中に、自分のことはさておいて、他人のために命をかけていきていくという、すがすがしい話です。

◆春田純一

土生玄碩を窮地に追い込んでいく原因のもととなる役を演じます。物語の中でも重要な場面となりますので、ちゃんと私が演じないと物語もよくなくなってしまうのでプレッシャーではありますが、それを楽しみに変えていい緊張感で演じられればと思います。

 

パルコプロデュース公演

『男の花道』

 

原案:小国英雄

脚本:齋藤雅文

演出:マキノ雅彦

音楽:宇崎竜童

 

【大阪公演】

公演日程:2012年7月1日(日)~7月5日(木)

会場:新歌舞伎座

 

【岐阜公演】

公演日程:2012年7月7日(土)~7月8日(日)

会場:羽島市文化センター

 

【東京公演】

公演日程:2012年7月12日(木)~7月26日(木)

会場:ル テアトル銀座 by PARCO

 

http://www.parco-play.com/web/play/otokonohanamichi/

 

 

 

 
 

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あらかじめご了承下さい。

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