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『大江戸緋鳥808』映画館上映記念舞台挨拶 2012年12月

(2012年12月30日記載)

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『大江戸緋鳥808』
映画館上映記念舞台挨拶が行われました


▲(写真左より)未沙のえる 貴城けい 大地真央 湖月わたる 市瀬秀和

『大江戸緋鳥808』とは

2012年8月に明治座で上演された『大江戸緋鳥808』が期間限定で、2013年新春に大スクリーンで甦ります!

原作は、故石ノ森章太郎さんの大人向けの漫画で、色っぽいシーンが多いのですが、そういったところは省き題材を取ったかたちでオリジナルの作品となっています。演出は、岡村俊一さん。漫画テイストは残しつつ、岡村さんならではのスピード感溢れる舞台になっています。

主演の大地さんは明治座5年ぶりの登場です。前回の2007年11月の『女ねずみ小僧~目明しの女房~』で、これも同じ岡村さんの作品で評判となりました。共演の湖月わたるさん、貴城けいさん、東さんは明治座初めての登場。大地さんとの共演も初めてになります。そして、未沙のえるさん。大地さんと同じ59期生で、10代のころから大地さんと一緒にお芝居をやられていました。今回が宝塚卒業以来、初めての舞台出演です。

主演の大地さんの多様な衣装も見どころの一つ。劇中で12着、13回着替えております。ストーリも、笑えるところもあり、泣けるところもありといったところですが、最後にフィナーレが付いて、主演の3人が歌って踊ったりするショーもファンにとって嬉しいところです。

ストーリー

大地真央が、華やかにそして凛々しく、江戸の町を駆け抜ける。

天才漫画家・石ノ森章太郎の作品を初舞台化!



作品紹介 ​

誰にも揚げられないことで名を馳せる、美貌の花魁・高尾太夫。実の名は緋鳥、“くノ一”である。
明るくさっぱりとした人柄から大勢の者に慕われるが、望まれずに生まれ、戦うために生きた過去に、緋鳥はぬぐい去れない孤独を抱えていた。 時を同じくして江戸幕府ではお家騒動が勃発。その背景に見え隠れするのは、かつて緋鳥を裏切った忍び集団、卍党であった。
自分の生きる場所は、戦いだけなのか―。
将軍家綱の一人娘・直姫、江戸市井に暮らす絵師・参次、お七を巻き込み、緋鳥の本当の戦いが、今始まろうとしていた。

明治座公演 『大江戸緋鳥808』 記者懇親会

大地真央主演 明治座8月公演 『大江戸緋鳥808』初日舞台公開・囲み取材

舞台挨拶が行われました(2012年12月17日)

『大江戸緋鳥808』が期間限定で、2013年新春に大スクリーンで甦ります。 12月17日(月)には劇場版『大江戸緋鳥808』の完成披露試写会が都内で行われました。

大地真央さんは「石ノ森章太郎先生の作品が舞台化されたことだけでも素晴らしいことですのに、今回こうして劇場版として上映することができるということを、私たちも本当に嬉しく思っております。いろんな方々に楽しんでいただける作品となっておりますので、みなさま新春はワーナーマイカルシネマズのほうに足を運んでいただけたらと思います」と語りました。






▲大地真央 湖月わたる 貴城けい

▲市瀬秀和 未沙のえる


<囲み取材より>



ーーー舞台が映像化されたということですが、ご覧になった感想を。

◆大地
私はまだ劇場版は観ていなくてDVD版を観ました。劇場版も大画面で観たいと思います。

◆湖月
私も劇場版はまだなのですけど、DVDを観た限りでは(大地)真央様の美しさがひときわで一緒に演じていると横や後ろからしか観られなかったのですが、前からのショットに見とれました。

◆大地
湖月さんのお姫様も本当にかっこよかったですよね。

◆湖月
いえいえ、ありがとうございます。ぜひ劇場で観て頂きたいですよね。

◆大地
でも劇場だとちょっと怖いね。どれぐらいの大きさで映るのかなぁって。

◆一同
そうですね。

◆貴城
舞台の映像化はなかなか珍しいと思うので、それだけでもこの作品に携われて幸せだなと思いますし、真央様と同じフレームに入れる喜びをかみしめております。

◆未沙
劇場版というのはすごいですよね。私たちも劇場の大きな所で観られるというのが嬉しいですよね。それも正面から。観たいなぁと思うところがひょっとして映っているかなと考えるとワクワクします。

◆市瀬
本格的な時代劇作品なので真央さんの着物の所作なども映像で伝えることが出来るのは嬉しいなと思います。

ーーー舞台は8月だったということですね。

◆大地
本当に暑い毎日でしたね。でも本当にやりがいのある好きな作品でしたので、またこうやって劇場で違った楽しみ方をしていただけるというのは私も嬉しいですし楽しみですね。素敵な衣装を着させていただいておりますので、楽しんでください。

ーーー大先輩との共演となりましたが、大地真央さんの印象は?

◆貴城
神です(笑)お稽古場からご一緒させていただいて、気さくな方だということがすごく嬉しかったですし、お芝居しているときも目を見つめられるとドキドキするのですけど、毎日すごく新鮮にのびのびと演じさせていただきました。

◆大地
本当にみんな仲良くて楽しかったよね。

◆湖月
本当に夢のようなひとときで、先輩としても憧れていましたが、稽古場のストイックさや日々の公演のお客さまとのキャッチボールの仕方など、女優としてまたひとりの女性としてかわいらしい面をたくさん見させていただけました。

◆市瀬
朝、楽屋で真央さんにご挨拶させていただくときにいつも「やべーめっちゃかわいい」って思いました。

◆湖月 貴城
そうそう。毎日、飽きることない魅力。ずっと観ていたい!

◆未沙
27年ぶりに共演したのですが、昔と全然変わらずすごいのはお稽古場から本気で演じているんですよね。毎日涙を流す感情に持って行けるというのは、同期生ながら誇りに思います。

◆大地
私は未沙のえるという同期生を、こんな面白い人を宝塚を辞めて女優もしなかったらもったいないって思って、今回もおふじさんという長屋のおかみさんを見事に演じていたので、共演できてよかったなと。

◆未沙
大地さんもお忙しいのに色々アドバイスくれたんですよ。

◆大地
こんな人いるよねーというおふじさんで、人間味溢れるところがいいですよね。今回の共演者、みんなで褒め合っているんだよね。市瀬さんも立ち回りすごいし。

ーーー女性だらけでやりずらかったとこころは?

◆市瀬
それがないんですよ。

◆大地
みんな元男役だからね、男っぽいよね。

◆市瀬
アットホームでした。

ーーー今年を振り返ると?

◆大地
今年は「8人の女たち」や地球ゴージャスの「海盗セブン」など新たなことに挑戦した年となりました。とてもいい年だったなと思います。

ーーー宝塚の月組でトップと名脇役として在籍された大地さんと未沙さん、またこうして共演してお互いいかがでしたでしょうか。

◆大地
未沙のえるという名脇役が宝塚を去るということは、宝塚にとってもすごい損失なのにという風に思いましたが定年で辞めるということなので、それで終わらせるのはもったいないと思って今回ご一緒したのですけど、なかなかいないキャラクターとしてどんどん未沙のえるにしか出せない味を出していって欲しいなと思っています。

◆未沙
ありがとうございます。名脇役とか言われたら(笑)いい相方として宝塚時代にいくつもの作品をやらせていただいて、なんかぐいぐい引っ張られて勉強したことがたくさんあるので、27年ぶりに一緒に出来るのは懐かしいし嬉しいです。良いスタート切らせていただきました。

◆大地
27年たった?という位すぐに戻りましたよね。

 

『大江戸緋鳥808』劇場版

 

原作:石ノ森章太郎原作『くの一捕物帖』より

演出:岡村俊一

脚本:渡辺和徳

 

出演: 大地真央

湖月わたる  貴城けい 原田龍二/市瀬秀和 未沙のえる

青山良彦  隆 大介 小野寺丈/山崎銀之丞/ 東 幹久

 

公開:2013年1月5日・6日・12日

上映劇場はコチラ

 

DVDも発売

販売価格:5,500円

詳しくはコチラ

 

 

 
 

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