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『木村花代デビュー15周年コンサート~8月7日は花代の日~』が開催されました 2013年08月

(2013年08月21日記載)

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2013年8月7日
『木村花代デビュー15周年コンサート~8月7日は花代の日~』が開催されました

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「しあわせのカケラ」~木村花代15th anniversary~ CDリリース

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劇団四季デビューから15年! お馴染のミュージカル・ナンバーを中心に、初の日本語バージョンCD化となるミス・サイゴン「Maybe」オリジナル・ソング「しあわせのカケラ」を含む木村花代ベスト・セレクション!!2013年8月7日、木村花代デビュー15周年コンサート「8月7日は花代の日」コンサート会場にて発売を開始。グランアーツオンラインショップにて販売中。「May be」(ミス・サイゴン)も収録!初の日本語バージョンCD化です。 ご自宅で、あの歌が聞けます。限定500枚です。

(収録曲目) 1 Part of your world (The little mermaid) 日本語詞 松澤薫/近衛秀健 曲 アラン・メンケン 2 Someone to watch over me(Crazy for you) 日本語詞 和田誠 曲 ジョージ・ガーシュイン 3 ガス~劇場猫(Cat’s) 日本語詞 浅利慶太 曲 A・ロイド・ウェバー 4 Honey Honey(Mamma Mia) 日本語詞 浅利慶太 曲 ABBA 5 私はイエスがわからない(Jesus Christ Superstar) 日本語詞 岩谷時子 曲 A・ロイド・ウェバー 6 Think of me(オペラ座の怪人) 日本語詞 浅利慶太 曲 A・ロイド・ウェバー 7 May be(ミス・サイゴン) 日本語詞 岩谷時子 曲 C・M・シェーンベルク 8 ベルナデッドの歌(ルルドの奇跡) 詞 ハマナカトオル 曲 山口琇也 9 夜のボート(エリザベート) 日本語詞 小池修一郎 曲 シルベスター・リーヴァイ 10 私だけに(エリザベート) 日本語詞 小池修一郎 曲シルベスター・リーヴァイ 11 Time to say goodbye 詞 ルーチェ・クアラントット 曲 フランチェスコ・サルトーリ 12 幸せのかけら 詞・曲 新妻由佳子

商品名 : 「しあわせのカケラ」~木村花代15th anniversary~
商品コード : KH-001
価格 : 2,500円 (税込)
Vo:木村花代
Vo:奈良坂潤紀(M-9)
Pf:砂原嘉博
Vl:柴田奈穂
Per:飯塚直
編曲:砂原嘉博
発売:(有)グランアーツ  こちらのページで購入可能です。



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▲コンサート会場でも販売されました。

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▲木村花代さん着用のアクセサリーも会場特設コーナーで販売に。
(「Nene Laco.」詳細はブログでもご覧いただけます。http://ameblo.jp/nene-laco/ shopはこちらhttp://nenelaco.thebase.in/ )



『木村花代デビュー15周年コンサート~8月7日は花代の日~』が開催されました
(2013年8月7日/STB139)

今年は木村花代さんにとって俳優生活15年目の節目を迎えたメモリアルイヤーとなります。そこで15周年を記念し六本木のライヴハウスSTB139にてコンサートが開催されました。 開催日は「花代」さんにかけて、8月7日。ゲストはミスサイゴンでも共演し、公私ともに仲良しだという笹本玲奈さん。そして数多くの舞台やコンサートを務められている宮崎誠さんが音楽監督&演奏、構成&演出は奈良坂潤紀さんでした。当日の模様をレポート致します。


会場にてリハーサルが行われました。音の響き、マイクの場所、演奏のタイミング、トークの内容、映像の出し方のきっかけなど本番の段取りを確認していきます。今まで数多くのライブ活動を行ってきた木村花代さんは、ひとつひとつの項目をクリアしながらテンポ良くリハーサルを進めていきます。途中でゲストの笹本玲奈さんが『ジャンヌ』のお稽古場から駆け付けて合流。予定通りの時間にリハーサルは終了。あとは本番を待つのみとなりました。

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▲演奏の合間に着替えなければいけないので実際にドレスを着て、ドレスやアクセサリーの段取りも確認していきます。
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▲譜面・進行表を見ながら最終チェック。さりげない姿も画になります。

こうして本番の時を迎えました。満席のお客様が見守る中、
いよいよ第一部が開演です。

「CRAZY FOR YOU OVERTURE」の演奏の後に木村花代さん登場。続けて「I GOT RHYTHM」ではダンスを交えたパフォーマンスを披露し、いきなり会場内の熱気もヒートアップ。「あ~踊ったら息切れしちゃった」と言いつつ、「今日は素敵なひとときを皆様と過ごしていけたらと思います」という開幕宣言とも言うべき挨拶がありました。トークでは「本当に私はこのSTB139でライブをやるのがすごく夢でした。ジャズを聴くのが好きで、ジャズライブハウスに通っていた時期がありました。この場所にも何度か足を運んでいて、いつかこんな舞台の上で歌えるようになったらいいなと思っていたのですが、その夢が叶いました!ありがとうございます。そしてもうひとつ夢が叶い、念願のCDが本日発売されました。今日はCDの曲も何曲か盛り込み、初披露となる曲もございます。最後までみなさんと楽しく過ごしていきたいと思いますので宜しくお願いいたします。次の曲は私が好きなジャズ風にアレンジした“Embraceable You”です」(木村)。

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▲ミニスカートでアダルティーに。

「おや、花代ちゃん今日は珍しくドレスじゃないなと思っている方もいらっしゃると思います。もちろん今回もドレスを用意しています。なぜドレスが多いかといいますと、無駄にドレスが似合うんです!(笑)」と笑いを取りながらトークを進め、「お洒落なドレスと言えばこの曲です!」と曲紹介。
「お洒落は私の切り札」曲途中で衣裳チェンジ。「この早替えが出来るのは劇団にいたからこそ!」(木村)。

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▲ライトに当たって光を放つドレス。木村花代さんの笑顔もキラキラ輝いていました。

木村花代さんが大好きだという『リトルマーメイド』より「PART OF YOUR WORLD」、『オペラ座の怪人』より「THINK OF ME」、オペラ『トゥーランドット』より「Nessun dorma」を熱唱。どこまでも広がるような歌声に聴き入りました。続いては、客席も「キラキラ~!」の部分で絶対に参加してください!という趣向で始まった『ウィキッド』より「POPULAR(関西弁バージョン)」。ディズニー映画~オペラ~そしてコミカルな演技を交えた表現力で次々と表情を変える木村花代さん。


休憩を挟んで第二部。ゲストの笹本玲奈さんを交えて『ミス・サイゴン』より「overture~wedding medley」。お2人は『ミス・サイゴン』で初共演しました。

木村「初めて会った時は敬語だったんだよね。玲奈っちの舞台を見ていて、何て素晴らしい女優さんなんだろう!と思っていたという話を告白したんです。玲奈っちも私の『クレイジー・フォー・ユー』とかを見ていてくれたんだよね」。笹本「ハイ、京都劇場で見ました」。木村「それで一度焼肉やさんに行ったんだよね」。笹本「・・・」。木村「あ、覚えてないね(笑)。一緒に焼肉を食べた時に敬語をやめようよという話になり、芸歴で言ったら玲奈っちの方が上でしょ?と言って年数を数えたら、芸歴タメじゃん!ってね」。笹本「そうそう、同期だったら敬語はやめようということになってね。私は花ちゃんと呼ばせていただいているんです」。木村「それから仲良しなんだよね」。と、お2人が仲良くなったエピソードを披露しました。

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▲グッと大人っぽく作品の世界観に浸ったかと思えば、トークでは一緒に野球観戦に行った時の話などで盛り上がり、懐かしい話に花を咲かせました。

続けて「I STILL BELEAVE」「MAY BE」「ON MY OWN」。

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▲「MAY BE」はCDにも収録されています。
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▲「花代ちゃんだからこれにしよう!」と花柄のワンピースを選びました!(笹本)

ここからは再び木村花代さんの歌唱で『エリザベート』より「私だけに」は気品と芯の強さを歌で表現、シャンソン「ラストダンスは私に」はアップテンポで歌い、「TIME TO SAY GOOD-BYE」では高音を響かせました。

「大人の女性を演じる機会が増えてきました、そういう役を演じていける女優になっていきたいと思っております」(木村)。

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▲ご自身もおっしゃる通り、Aラインのドレスがよくお似合いです。
「今日、こうやってみなさんと同じ空間に立ち、歌えることがすごく幸せでした。みなさんからの愛を胸にいっぱい受けて歌わせていただきました。ありがとうございます。劇団四季退団後たくさんのお客様と触れあう機会をいただいています。今まで伝えきれなかったたくさんのありがとうを、ひとりひとりのお客様の目を見て伝えていきたいと思っております。みなさまにどのように恩返ししたらいいのだろうと考えまして、感謝の気持ちを込めてオリジナルソングを作らせていただきました。CDのタイトルにもなっています。みなさまへのありがとうの気持ちがたくさん詰まった曲になっております」(木村)

自身の思いを込めて初披露曲「幸せのカケラ」が歌われました。


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▲15年分の感謝を込めたこの表情にグッときました。

最後は笹本さんも再び登場し『ウィキッド』より「FOR GOOD」を歌い、閉幕となりました。

盛りだくさんな内容となった今回のコンサートでは、木村花代さんのファンの方への思いとサービス精神満点の心意気が感じられました。


 

 
 

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