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日本テレビ開局60年特別舞台『真田十勇士』製作発表 2013年08月

(2013年08月29日記載)

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日本テレビ開局60年特別舞台『真田十勇士』
製作発表が行なわれました



▲(後段左より) 鈴木伸之、村井良大、石垣佑磨、高橋光臣、中村 蒼、福士誠治、音尾琢真、 加藤和樹、駿河太郎、青木 健
(前段左より)マキノノゾミ、比嘉愛未、松坂桃李、中村勘九郎、真矢みき、加藤雅也、堤 幸彦

公演について(公演資料より)


日本テレビ開局60年特別舞台として2014年1月7日(火)から、青山劇場にて、舞台『真田十勇士』を上演します。主演の猿飛佐助役は、「第20回読売演劇大賞最優秀男優賞」を受賞し、高い実力を評価されている歌舞伎俳優・中村勘九郎が、霧隠才蔵役は、映画、ドラマ、舞台などで大活躍する今最も注目の若手俳優・松坂桃李が演じます。さらに、忍びの娘・火垂役を比嘉愛未が演じ、この作品で初舞台を踏むのも話題です。また、十勇士の根津甚八役に福士誠治、同じく真田大助役に中村 蒼、筧十蔵役に高橋光臣、由利鎌之助役に加藤和樹、海野六郎役に村井良大、三好清海役に駿河太郎、三好伊三役に鈴木伸之、望月六郎役に青木 健の出演が決まり、映像・舞台経験が豊富で、個性豊かな顔ぶれがズラリと集まりました。そして、徳川方の忍び集団の首領・久々津壮介役にはチームナックスの音尾琢真、十勇士の強敵となる忍び役・仙九郎役に石垣佑磨、さらに、十勇士を束ねる真田幸村役にはベテランの加藤雅也、大坂城の主であり十勇士の運命を握る物語の要とも云える淀殿役には真矢みきが出演します。
脚本は時代物をはじめ数々の名作を世に贈り出す演劇界の重鎮・マキノノゾミ、演出は今最も多忙な映画監督として知られ、ライヴ・エンタメでも絶賛される演出家・堤 幸彦、最強の2クリエイターによる初顔合わせが実現。
平成版『真田十勇士』は、猿飛佐助、霧隠才蔵など、作品の原点である「真田十勇士」に焦点をあて、十勇士の伝説は何故生まれたのか、真田十勇士の真実は何だったのかを描き出し、心を打つ人間ドラマとして、スケール感あふれる魅惑のエンターテインメントとして、新たなスペクタクル時代劇として甦ります。

ストーリー(内容に触れています)


関が原の戦いから10年以上の歳月が流れ、徳川家康は天下統一を目前にしていた。最後に残ったのは、豊臣秀吉の遺児・秀頼【福士誠治】と付き従う武将たちであった。秀頼の母・淀殿【真矢みき】は、「豊臣の世をふたたび」という妄想に駆られ、徳川との対立を深めていた。大坂を戦場とした戦が始まるのは、もはや時間の問題となっていた。 紀州(現在の和歌山県)九度山、抜け忍びの猿飛佐助【中村勘九郎】は、真田幸村【加藤雅也】と出会う。幸村は天下に知られる名将だが、関が原で西軍に与したため、九度山で隠遁生活を送っていた。ところが、実際の幸村は、芯には光るものがあるものの、無口で平凡な武将にしか見えない。幸村大活躍のエピソードは、「噂話に尾ひれが付いたものか、偶然が重なったに過ぎない」と言う。己の虚像と実像のギャップに悩み、名誉を保ったまま、命を落すことまで考える幸村。その話を聞いた佐助は俄然、目を輝かせた。 「オイラの嘘で、あんたを本物の立派な武将に仕立て上げてみせようじゃないか!」 押しかけ家臣となった佐助は、幸村を本物の「天下の名将」にすべく、いわば<真田幸村をプロデュースする>ために策を考える。まずは、頼りになる仲間を探し、かつての忍び仲間・霧隠才蔵【松坂桃李】と再会する。容姿端麗で頭の切れる才蔵だが、山賊に身をやつしていたところを佐助に誘われ、「本物の英雄づくり」という世の中を相手にした大博打を仕掛けようとする考えに共鳴し、幸村の家臣になることを承知する。才蔵の屈強な2人の手下、三好清海【駿河太郎】と三好伊三【鈴木伸之】も行動をともにする。 やがて、関が原などで戦経験豊富な強者・由利鎌之助【加藤和樹】、仕官先を探して諸国を旅する武芸者・筧十蔵【高橋光臣】など、新たな仲間が加わっていく。そんな中、佐助と才蔵は新たな企てを思いつく。幸村の存在をより神秘的なものにして世間に売り込むため、一騎当千の勇者たちを揃えて、世の中を震え上がらせようと…。仲間は十人、思った通り、「真田十勇士」の存在は一気に噂として広まった。 「世間というものは常にわかりやすい英雄を欲しているから、そこを利用するんだ!」 一方、徳川方の忍び集団の首領・久々津壮介【音尾琢真】は、娘の火垂【比嘉愛未】とともに、忍びの里を抜けた佐助と才蔵を付け狙っていた。壮介は影の存在である忍びの宿命を背負いながら、真田の勇者たちを追い込んでゆく。火垂も同じ使命を帯びているのだが、昔恋心を寄せていた才蔵に対しては複雑な感情を抱いており、闘いの場面では常に心の葛藤が見隠れしていた。久々津集団には、豪腕無敵の戦士・仙九郎【石垣佑磨】という存在も控えており、佐助たちの行く手をさえぎり、時として格闘、乱戦となり、毎回激しい戦いを繰り広げていた。 幸村は本当に大坂に味方するのか? 諸説が飛び交う中、最後まで決断を渋っていた。そんな中、昔の佐助とよく似たお調子者の根津甚八【福士誠治】をはじめ、幸村の忠実な家臣・海野六郎【村井良大】、そして、幸村の長男で幸村を信じて疑わない実直な息子の大助【中村 蒼】、大助に付き従う家来・望月六郎【青木 健】らが加わり、ようやく10人が揃い、名実ともに「真田十勇士」が誕生したのだった。 豊臣と徳川が一触即発となる中、九度山に意外な人物、淀殿が訪ねてきた。幸村は若かりし頃、淀殿を慕っており、今なお純粋な思いを抱いていた。佐助たちが考えた「虚像を真実として貫き通す」という企てに本腰を入れて乗ろうと決めた瞬間だった。十勇士たちも賛成し、幸村の意を汲んで大坂方に味方することが決まった。「真田十勇士」たちは、いよいよ大坂城に入場し、慶長19年(1614年)、遂に「大坂冬の陣」の幕が切って落されようとしていた…。 佐助の本当の狙いは何なのか? 才蔵は仲間を信じているのか? 火垂の恋は叶わぬまま終わるのか? 幸村は本物の名将になれるのか? 淀殿の思惑の裏にあるものは…? それぞれがそれぞれの思いを抱えたまま、最終決戦の場に突入し、豊臣と徳川に翻弄された十勇士の運命は思わぬ方向へと突き進んでいく。たとえ、佐助や才蔵たちが望もうと望まなかろうと…。

製作発表が行なわれました(2013年8月27日)


▲日本テレビ放送網(株)取締役 常務執行役員 丸山公夫

日本テレビは今年開局60年を迎えました。『真田十勇士』は日本テレビ開局60年特別舞台。「特別」なのでございます。脚本、演出、キャスト、豪華な方々に集まっていただきました。舞台は、2014年1月7日から2月2日まで東京の青山劇場にて上演いたします。開局以来の過去最大規模の特別舞台ということで。脚本はマキノノゾミさん、演出は堤幸彦さんと、日本を代表する2大クリエイターの初顔合わせで大変楽しみにしております。主演は猿飛佐助役として、歌舞伎界、演劇界の時代を担う中村勘九郎さん。霧隠才蔵役には、今まさに大活躍の松坂桃李さんなど、豪華なキャストが勢揃いしております。2014年は、大坂夏の陣が開戦して400年にあたるそうですが、激動の動乱の世の最後を飾る伝説のヒーローたちの物語を、日本テレビ開局60年特別舞台として、お届けしたいと思っております。一人でも多くの皆さまにご覧いただけますよう、ご協力を宜しくお願いいたします。なお、東京公演に続きまして、2月には読売テレビ開局55年、こちらも特別舞台ということで大阪、梅田芸術劇場にて上演いたします。こちらも東京公演同様、宜しくお願いいたします。


▲脚本:マキノノゾミ

脚本のマキノノゾミでございます。宜しくお願いいたします。そんなに特別なものだったとは…(笑)真田十勇士というのは、ご案内の通り元々はフィクションですので、脚本家としては、非常に挑みがいがあるというか。これが歴史の事実、原作にものすごく縛られるとなると、違う苦労がありますけれども、真田十勇士という物語を、自由に新しく想像して良いというようなことだという風に思っております。色々な真田十勇士があると思うのですが、その中でもひときわ印象に残り「面白かったね」「あれは特別だったね」と言われるようなものにしたいと思っております。宜しくお願いいたします。


▲演出:堤 幸彦

特別な舞台の演出をさせていただいて、恐縮でございます。日本テレビ様と言えば、20代のころアシスタントディレクターを始めた頃に、この辺(会見が行われた日本テレビ南館がある付近)を走り回って、弁当を…って、どうでもいいですね、こんな話は(笑)とにかく、ひとかたならぬ思い入れがありまして、全身全霊で頑張りたいと思っているのです。多くを語るまでもなくご覧いただきたい舞台でございます。マキノノゾミ先生の自由な発想、日本テレビさんの特別な思い入れを引き受けまして、このメンバーと走り続けていきたいと思うのですが、一言で申し上げますと、まず俳優の皆さん《大変》です。ご覧になる皆さん《楽しめます》。これに尽きると思います。ありがとうございます。


▲猿飛佐助(さるとび さすけ)役 中村勘九郎

本日はたくさんの皆さまにお集りいただきまして、ありがとうございます。この日本テレビの60年という記念すべき年に、このような素敵な舞台をできることを、とても誇りに思います。先程、マキノさんがおっしゃっていた通り、オリジナルの今までに観たことのない真田十勇士に、堤さんが息を吹き込んでくだすって、これだけ豪華な皆さんと共演できること、それだけで楽しみです。今、大変だと(堤さんの顔を見る)おっしゃってたので、とても気持ちが落ち込んでいるんですけれども…(笑)楽しめる作品にするよう頑張りますので、宜しくお願いいたします。


▲霧隠才蔵(きりがくれ さいぞう)役 松坂桃李

霧隠才蔵役の松阪桃李です。皆さん今日は本当にありがとうございます。今回、時代劇が初めてでして。初めての時代劇が舞台で良かったなと思っています。舞台というのは長いスパンの中でやっていけるので、これだけ自分の体の中に落とし込める時間があるというのは貴重だなと思っています。充実した時間が過ごせるんじゃないかなと思っておりますし、マキノさんの脚本、堤さんの演出の中でやれるというのも、非常に光栄です。そして、何よりこの豪華な皆さんと一緒にやれるというのが楽しみです。足を引っ張らないように、座長の(中村)勘九郎さんに必死に食らいついていこうと思っております。宜しくお願いします。


▲火垂(ほたる)役 比嘉愛未

比嘉愛未です。今回の舞台が私にとって、初舞台であり、本格的なアクションは初めてです。なので、緊張と期待で胸がいっぱいなのですけれど、豪華なスタッフ、キャストの皆さんと、ご一緒できるのは、本当に幸せ者だなと思いますし、今から楽しみで仕方ありません。初舞台は人生の中で、たった1度きりなので、悔いが無いように、全身全霊で最後まで役を生きていきたいと思います。応援宜しくお願いいたします。


▲根津甚八(ねづ じんぱち)役/豊臣秀頼(とよとみ ひでより)役 福士誠治

今回、根津甚八と、豊臣秀頼の二役を演じさせてもらいます、福士誠治です。本日は、どうもありがとうございます。今回は、真田十勇士と、もう一役やらせていただけるということで、少しプレッシャーもありますが、また新しい真田十勇士の中で、何か良いスパイスになれれば良いなと思っております。一人でも多くの方に観ていただけるよう頑張ります。今日は、ありがとうございました。


▲真田大助(さなだ だいすけ)役 中村 蒼

真田大助役を演じます中村蒼です。本日はお越しいただき、ありがとうございます。今回、こんなに素敵なキャストの皆さん、スタッフさん、そして素敵な劇場で、この舞台が出来ることをとても嬉しく思いますし、これからある稽古、本番をすごく楽しみにしております。今まで、色々な方々がやってきたこの作品で、それと同時に、僕が演じます真田大助という役も色々な方々が演じてきたと思うのですが、今回は、自分なりの真田大助を演じられるように頑張りたいと思います。


▲筧十蔵(かけい じゅうぞう)役 高橋光臣

筧十蔵を演じます高橋光臣です。これだけの布陣なので、今は、ただただ楽しみです。あとはやるだけだと思っています。ぜひ楽しみにしていてください。ありがとうございます。


▲海野六郎(うんの ろくろう)役 村井良大

皆さん、こんにちは。海野六郎役を演じます村井良大です。これだけ素晴らしいキャストの皆さんに囲まれて、とても幸せな気持ちです。今回、殺陣がたくさんあると思うのですが、堤さんが先ほど「大変」だとおっしゃっていたのですが、写真撮影の時に、火縄銃を持たせていただきまして。あ、これはあまり動かなくてもいいのかな?と、ちょっとニヤリと思っていたのですが。今ダメだと言われたので・・・頑張ります(笑)。宜しくお願いいたします。


▲三好伊三(みよし いさ)役 鈴木伸之

三好伊三役をやらせてもらいます、鈴木伸之です。本日は、ありがとうございます。このような素敵な、素晴らしい方々とご一緒できること、本当に光栄に思っております。そして僕は、キャストの方々の中で最年少だと思うので、必死に足を引っ張らないように一生懸命頑張りたいと思います。


▲望月六郎(もちづき ろくろう)役 青木 健

望月六郎役を勤めます、青木健です。全身全霊を尽くして、この特別な素晴らしい舞台に挑みたいと思います。宜しくお願いします。


▲三好清海(みよし せいかい)役 駿河太郎

三好清海役を演じます、駿河太郎です。宜しくお願いします。それなりに、年齢は上の方だと思うのですが、皆の足を引っ張らないように頑張ります。宜しくお願いします。


▲仙九郎(せんくろう)役 石垣佑磨

皆さん、今日はありがとうございます。石垣佑磨です。真田十勇士、今回特別オリジナル作品になると思うのですが、僕のキャラクターは、どこを探しても出て来ないんですよ。ネットで探しても、ウィキペディアにも載っていないので、載れるように仙九郎を作りたいと思います。宜しくお願いします。


▲由利鎌之助(ゆり かまのすけ)役 加藤和樹

由利鎌之助役を演じます加藤和樹です。今日は、お集りいただきありがとうございます。これだけ豪華なキャストの皆さんと、特別な舞台に出演できることを、本当に嬉しく思っております。ですが、特別に作品に出るからには、出ただけでは意味がないと思っております。その中で特別な存在になれるように、精一杯頑張っていきたいと思っております。宜しくお願いいたします。


▲久々津壮介(くぐつ そうすけ)役 音尾琢真

音尾琢真です。久々津壮介という役は、真田十勇士と敵対する忍び軍団のドンなんですけれども、これまた実在はしない役で。だけれども、おそらくそんな人いたであろうというような人物であると。それこそ忍びっぽいなと、もしかしたら真田十勇士より、俺の方が忍びっぽいんじゃないかと思って、心ワクワク躍っているところでございます。ワクワクしながらも、この人物に命を吹き込んで、楽しい素敵な舞台にしたいと思っております。


▲真田幸村(さなだ ゆきむら)役 加藤雅也

真田幸村を演じさせていただきます、加藤雅也です。いつか仕事をしたいと思っていた脚本家のマキノさんと、演出の堤さんと一緒にできるということで、いまワクワクしております。また、歌舞伎界のプリンス(主演の中村勘九郎さん)、そして宝塚のプリンス、元トップスター(真矢みきさん)が、同時に演じるという特別な舞台に参加できることを非常にワクワクしております。これだけの若いメンバーの中で、おそらく僕は最年長だと思いますが…(隣の真矢みきさんが「私です」と一言)え!嘘!聞かなかったことにして!!殺陣の足を引っ張らないように頑張りたいと思います。宜しくお願いいたします。


▲淀殿(よどどの)役 真矢みき

たぶん一番最年長です(笑)。お芝居は、マキノさんの素敵な脚本があり、演出が堤さんです。そして、皆さんと初めてお会いしたのですが、勢いのある人たちってすごいなって、磁場の強いところに立っているような、グルグルするようなことを感じました。そういうところには、勢いのある記者さんたちが集まってくるんだなと思って、フラッシュと勢いの強さに圧倒されています(笑)。私ができることは、年齢が一番上なので「飲み会いい加減にしようね」とか、そういうことを楽屋で言っていきたいと思います(笑)。でも、内容のところは、私は大阪城にろう城し、溺愛した息子のことをどう思って過ごしたのかというところを、来年の1、2月の私たちの冬の陣までに考えたいと思います。あと、1つだけ言いたかったのは、私、大阪城を1回だけ見たことがありまして、非常にハッとした思い出があります。ライトアップされた大阪城の足元からバッと見上げたのは、勘九郎さんのお父様の勘三郎さんの平成中村座の舞台でした。ホリゾント(舞台で使われる背景幕又は壁)を開けて、最後ホンモノの大阪城をバッと見せて、勘三郎さんがバンと飛び込んでというシーンが、本当に印象に残っておりまして。今回、勘九郎さんが主演ということで、ご縁があって嬉しいなぁと思っております。そういう光景が、私の役を鼓舞してくれていると思います。どうか、宣伝の方、宜しくお願いいたします。

質疑応答


―――今回の『真田十勇士』は、「忍び」を中心に据えているようですが、その物語を教えてください。それを受けて、中村勘九郎さん、松坂桃李さん、「忍び」を演じる魅力、面白みをどう感じているか教えてください。

脚本家・マキノノゾミ
「忍び」とは、本当に「忍び」なわけで、歴史には残っていないものというのが前提にあると思います。実は裏でこんな話だったんだよとか、この話がのちに真田十勇士として語り継がれるようになったんだよとかいうことが出来たら面白いなと思います。実態は、もっと違う話だったようなことが、出来るんじゃないかなと思います。

中村勘九郎
男子ならば、必ず子どもの頃に憧れていた存在です。特に、歌舞伎の世界に生まれたので、刀とかが家に転がっていましたので、それを持って忍者ごっととかしていたんですけれど、大人になるにつれて「忍び」というものはカッコいいだけじゃないものなんじゃないかと思うようになってきまして。ドロドロした部分やダークな部分も、表現できたらいいかなと思います。

松坂桃李
色々な戦国武将が名を挙げるにあたって、彼らは一人で名を挙げているわけではなくて、裏で動いている者がいると思うんですよね。それが「忍び」だったり、他の者たちだったりすると思うんですけれど。そういう裏方的な者が、その中で色々な物語が繰り広げられているのが非常に男からしても魅力的というか、非常に心奪われる部分があるんじゃないでしょうか。



▲松坂桃李、中村勘九郎

 

日本テレビ開局60年特別舞台

『真田十勇士』

 

【スタッフ】

脚本:マキノノゾミ

演出:堤 幸彦

 

【キャスト】

中村勘九郎

松坂桃李

比嘉愛未

福士誠治

中村 蒼

高橋光臣

村井良大

鈴木伸之

青木 健

駿河太郎

石垣佑磨

加藤和樹

音尾琢真

加藤雅也

真矢みき

 

【東京公演】

2014年1月7日~2月2日

青山劇場

 

【大阪公演】

2014年2月7日〜19日

梅田芸術劇場メインホール

 

http://www.ntv.co.jp/sanada60/

 

 

 
 

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