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『あるジーサンに線香を』 ~若返ったら、あなたはもう一度恋をしてみますか~ 囲み取材 2013年11月

(2013年11月05日記載)

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『あるジーサンに線香を』
~若返ったら、あなたはもう一度恋をしてみますか~
囲み取材&舞台稽古が行なわれました



撮影:横井明彦

作品について


舞台『あるジーサンに線香を~若返ったら、あなたはもう一度恋をしてみますか~』が、
2013年11月3日(日)の亀戸・カメリアホール公演よりスタートしました。
南相馬公演・11月8日(金)、京都公演・11月17日(日)、金沢公演・11月19日(火) と全国を回り、
11月29日(金)から12月8日(日) まで東京・銀座博品館劇場にて行われます。
東野圭吾さんの短編作品が初めて舞台化された2012年に初演された作品で、今回が再演となります。

物語


舞台は病院。87歳の佐川照男(モト冬樹)は、腰を痛めて入院していた。
今日も医師の新島(おりも政夫)に勧められ、一人ぽつんと日記を書いている。
照夫は、この頃物忘れが激しく、自分が惚けてしまうのでは、と死を恐れ、
漠然と心配しながら不安に駆られていた。
ある日、日記を書くための辞書を買いに来た売店で店員の千春に出会う。
親切にしてくれる千春をふと、妻・扶美と重ねていた。
そんな照男の前に照男の前に死んだはずの妻・扶美(山本陽子)が現れた。
扶美の声は誰にも聞こえていない、どうやら照男にしか見えないようだ。
そこに新島と、照男が密かに好意を寄せる看護師の花田広江(愛華みれ)がやってくる。
新島から思わぬ言葉が。「佐川さん、あなた、若返ってみませんか?」新島は、
動物では成功し、あとは人間での実験が残っているだけだという。
身寄りも無く、年齢の割に元気で、信頼もある照夫だからこそお願いをする、
と言葉巧みに誘う。扶美が止めるも、照男は手術を受ける事を決意し承諾書にサインする。

手術後一週間後。照男は、60代にまで若返っていた。
その後、照男はみるみると早いスピードで、20代にまで若返っていく。
見た目と同じく、心も若返っていく照夫。次々と出会った若い女性と恋に落ち、
毎日が楽しい日々の中、青春を取り戻していくが、それもつかの間。
若返りが止まり、とうとう老化が始まった―。
生とは、死とは、人生とは、幸せとは・・・彼は若返ることで、幸せになれたのか―?

出演者による初日コメント(提供写真 撮影:横井明彦)


◆モト冬樹
再演ですので初演の時に疑問だったものが解消されてテンポもよくなっています。
80代から20代まで若返るのですが、より違いがわかりやすくするために80代は顔色を黒くしてみました(笑)
体力的には、テンションを上げないといけないし声も高くなるので、20代を演じるのが一番大変です。
あまり見たことがないような舞台だと思いますので、たくさんの人に見ていただきたいです。
そして考えさせられる舞台になるように頑張ります。僕らも楽しみにしています。

◆山本陽子
モトさん演じる佐川照男の妻・扶美を演じます。
私は幽霊の役なので、衣装替えが2着しかなくて楽なのですが、
他のキャストのみなさんが、何着も着替えなければいけなくて大変そうです。
再演できるということは、とても大事なことですし、嬉しく思います。
初演の時は探り探りだったことが、今回はクリアになって演じやすくなりました。
ぜひお楽しみいただければと思います。

◆松原夏海
売店の店員の千春役をしています。千春ちゃんは、夢に向かう女の子です。
私は今回初めて参加したのですが、すでに出来上がった空気の中に入っていくのが
初めは緊張しましたが、今はとても楽しく過ごせています。
(どの年代のモトさんが好みですか?という質問を受けて)若返ったモトさんも素敵ですが、
私は普段のモトさんが素敵だと思います。みなさんについていけるように頑張ります。

◆愛華みれ
おりもさんの演じる医者のサポートする花田広江という女医を演じます。
再演ということで、息もぴったりです。
モトさんが演じる男性は、どんどん歳が若返っていって、いろんな年代の女性と恋に落ちます。
どの年代の男性も本当は松原さんのような若い女性が好きかもしれませんが、
舞台では私も恋の相手の一人ですので、中堅どころも忘れないでください(笑)

◆おりも政夫
新島光彦という若返り実験を行い野望を企てる役です。
僕の役はシリアスな部分を感じさせなければいけないので、それが伝わるように努力しています。
冷酷であり続けないといけないので、お客さんに「こいつ憎たらしいな」など思われたら成功です。
初演との違いというと、セットが2階建になったりテンポアップしたりと改善点がいくつもあります。
より素敵な作品になってますので、ぜひ見に来てください。










 

『あるジーサンに線香を』

~若返ったら、あなたはもう一度恋をしてみますか~

 

原作:東野圭吾『怪笑小説』所収(集英社刊)

脚本:福田卓郎/演出:中村金太

出演:モト冬樹、山本陽子、松原夏海、愛華みれ、おりも政夫

桜乃彩音、坂元亮介、田村幸士、川和郁子、おおらいやすこ、草野元紀

 

【亀戸公演】

日程:2013年11月3日(祝・日) 15:00開演

会場:亀戸文化センター・カメリアホール

 

【東京公演】

日程:2013年11月29日(金)~12月8日(日)

会場:銀座博品館劇場

チケット料金:前売・当日 8,000円(税込・全席指定)

*未就学児童入場不可

 

お問合せ:

キョードー東京0570-550-799

(平日12:00〜18:00/土・日祝10:00〜18:00)

博品館劇場 1F TICKET PARK 03-3571-1003

 

<地方公演>

【南相馬公演】2013年11月8日(金)

南相馬市民文化会館 大ホール

 

【金沢公演】 2013年11月19日(火)

北國新聞赤羽ホール

 

【京都公演】 2013年11月17日 (日)

京都芸術劇場・春秋座

 

http://www.bsfuji.tv/aru_jisan/

 

 

 
 

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あらかじめご了承下さい。

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