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アトリエ・ダンカンプロデュース 交響劇『船に乗れ!』開幕 2013年12月

(2013年12月14日記載)

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アトリエ・ダンカンプロデュース
交響劇『船に乗れ!』開幕


作品紹介(公演資料より)


2010 年本屋大賞ベストテンに選ばれた “青春小説の金字塔”
藤谷治の青春音楽小説が初舞台化!

藤谷治氏の『船に乗れ!』(ポプラ社刊)は、音楽一家に生まれ、早くからチェロを学び、
哲学書を読み漁るなど自分を「高貴な人間」だと思っていた主人公・津島サトルが、
二流の音楽高校に入学し、バッハやモーツァルト、メンデルスゾーンなどの名曲とともに、
ニーチェやソクラテスの哲学を通奏低音に、さまざまな出会い、恋愛、挫折を経て成長する、
青春という季節のきらめきと残酷さを描いた感動の青春音楽小説3部作です。
爽快な第一楽章「合奏と協奏」、哀切な第二楽章「独奏」、感涙の第三楽章「合奏協奏曲」で構成される物語は、
恋人でヴァイオリニストの南枝里子、ピアノ教師の北島先生と弾くメンデルスゾーン『ピアノ三重奏曲』から、
ベートーベン『春』、チャイコフスキー『白鳥の湖』、バッハの『無伴奏チェロ組曲』、
クライマックスのバッハ『ブランデンブルク協奏曲第5番』、フィナーレのモーツァルト『ハフナー』まで、
そして二人のサトルが歌うパブロカザルスの『鳥の歌』など、どれもが胸を突き刺し、
哀しくも、生きることの歓びを切々と謳います。
作品の発表当時は、新聞・雑誌・テレビ等のメディアで数多く取り上げられ、
本屋大賞のベストテンに選出されるなど、話題をさらいました。
この『船に乗れ!』が、ミュージカルはもちろんのことコンサートやショー、
テーマパークなどダイナミックな演出に定評がある菅野こうめいによって初舞台化されます。
全編クラシック音楽の調べにのせて、“クラシック”と“青春”と“哲学”が融合した“交響劇”という
新スタイルのミュージカルです。

ミュージカル界を担う山崎育三郎×福井晶一がダブル主演!
若手からベテラン俳優が一同に会し、現役オーケストラと共に贈る交響劇がここに誕生する

45歳になったサトルによる高校時代の回想によって綴られる『船に乗れ!』。
主人公津島サトルの高校時代を若手ミュージカル俳優として絶大な人気を誇る山崎育三郎が、
45歳のサトルを劇団四季を昨年退団し、上演中の舞台「レ・ミゼラブル」でジャン・バルジャンと
ジャベールの二役を演じている福井晶一が務めます。
青春の残酷さに直面しながらも成長していく姿を、そして苦悩を乗り越え成人したサトルを山崎と福井が体現します。
共演は、サトルの初恋相手となる南枝里子に声優・アイドル・歌手として活躍する小川真奈を抜擢。
サトルの親友でありオーケストラ仲間に平方元基、増田有華・谷口ゆうな(ダブルキャスト)、
オーケストラメンバーに松岡卓弥、加藤雅美、入野自由・石井一彰(ダブルキャスト)、
輝馬、前山剛久、木内健人、西岡優妃、吉田萌美といった若手俳優が結集し、サトルとともに青春を過ごします。
更に、担任教師役に文学座の金沢映子、サトルが尊敬する哲学教師役に加藤虎ノ介、枝里子の母親に木の実ナナ、
サトルの良き理解者であるピアノ教師に田中麗奈、サトルの祖父に小野武彦とキャリアと実力を兼ね揃えたキャストが顔を揃えます。
そして物語の中枢を担うオーケストラには、現役の音大生で編成する
オーケストラ・東邦音楽大学管弦楽団から40名が実際に出演者としても参加します。
この俳優達と共に、エターナル(永遠・不滅)なクラシック音楽がドラマを彩る、豪華で斬新な舞台が船出します。

あらすじ


音楽、哲学、そして恋……あの頃の僕は、すべてを手に入れたと思っていた。
だが高校時代の三年間で、僕はすべてを失った。
もしかしたら、最初から何も手に入れていなかったのかも知れない。
ひとりの少年の、青春時代の挫折の物語。
裕福な音楽一家に生まれた津島サトルは、幼い頃からチェロを学び、
芸高を受験するも失敗。不本意ながらも新生学園大学附属高校音楽科に進む。
大好きな哲学書を読み漁り、ヴァイオリン専攻の南枝里子に恋をする。
しかしドイツへの短期留学をきっかけに、二人の仲に亀裂が入ってしまう。
そして、帰国したサトルには、受け入れ難い真実が待っていた・・・

出演者による初日コメント


◆山崎育三郎

---稽古を終えて、いよいよ初日を迎える手ごたえは?
クラシック音楽とお芝居の融合。今までにない、新しい演劇のスタイルが誕生しました。
キャスト全員、楽器演奏のリハーサルにもかなり力をいれてきました。
学生時代に戻ったような、青春を感じながらの稽古期間。
日本初演、オーケストラとキャストで演劇の革命を起こしたいと思います。

---40 人強の後輩オーケストラとの共演の感想を
オーケストラはなんと41人!こんなに豪華なオーケストラ編成はミュージカルではあり得ない事です。
そして、その41人の現役音大生が出演者の1人として舞台に立つ。画期的なことです。
オーケストラの中に僕の音楽大学付属高校の同級生が何人もいます。
この縁にも感動しています。素晴らしいオーケストラの力で、作品に大きなエネルギーが生まれています。

---これからご覧になるお客様へメッセージをお願いします
思い出したくない過去、傷つけ傷ついた日々、誰にだってある青春時代。
サトルの高校3年間を通じて、皆さんにもタイムスリップして頂きたいです。
もしかしたら、胸がキュンと苦しくなるかもしれませんが、見終わった後には何故か清々しい気持ちになる。
そんな作品です。僕はこの作品を愛しています。お客様にどのように受け入れて頂けるかドキドキしますが、
千秋楽までサトルの青春を謳歌したいと思います。
新感覚のお芝居、交響劇「船に乗れ!」見に来て下さい。劇場でお待ちしています。



撮影:加藤孝

 

 

100 年分のありがとう。ハウス食品 PRESENTS

アトリエ・ダンカンプロデュース

交響劇『船に乗れ!』

 

原作:藤谷治 (ポプラ社刊「船に乗れ!」より)

脚本:鈴木哲也

脚本・演出・作詞:菅野こうめい

音楽監督・作曲:宮川彬良

指揮:西村友

プロデューサー:池田道彦

出演:山崎育三郎/福井晶一

小川真奈 平方元基 増田有華・谷口ゆうな(Wキャスト)

松岡卓弥 加藤雅美 入野自由・石井一彰(Wキャスト)

輝馬 前山剛久 木内健人 西岡優妃 吉田萌美

金沢映子/加藤虎ノ介

田中麗奈/木の実ナナ/小野武彦

東邦音楽大学管弦楽団

 

会場:東急シアターオーブ

日程:2013年12月13日(金)〜21日(土)【全12回公演】

お問合せ:アトリエ・ダンカン03-3475-0360(平日12時~18時)

 

http://www.fune-ni-nore.com

 

 

 
 

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あらかじめご了承下さい。

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