情報紙から飛び出した 演劇系エンタメ サイト
Copyright Since1999 情報紙ターミナル
Copyright Since2010 株式会社ERIZUN

ミュージカル『シスター・アクト~天使にラブ・ソングを~』開幕 2014年06月

(2014年06月08日記載)

『エンタメ ターミナル』では舞台を中心としたエンターテインメント関連情報をWEB記事として発信しています。
掲載内容は、掲載日付のものとなりますので、最新情報は各自ご確認ください。

※ 記事・写真等の無断使用・無断転載は禁止しています。なお、リンクはフリーです。

 
この記事おススメ!って思った方は   をクリック!(4 人がクリック)
Loading...

ミュージカル『シスター・アクト~天使にラブ・ソングを~』開幕
森公美子さんバージョンの写真公開

925_001

『シスター・アクト~天使にラブ・ソングを~』とは(公演資料より)

『天使にラブ・ソングを・・・』のタイトルで日本でも大ヒットした映画がついにミュージカル化!
ミュージカル版を製作したプロデューサーはなんと、映画で主演を務めたウーピー・ゴールドバーグ本人!
という話題沸騰の中、2009年にロンドン・パレイディアム劇場で開幕、各紙絶賛・連日スタンディングの
大ヒット公演となりました。評判は世界を駆け巡り、2010年にはドイツ・ハンブルグ、
2011年には満を持してブロードウェイに上陸、トニー賞5部門のノミネートを受けるなどの快挙を達成!
現在までに北米ツアー、ドイツ・ハーグ、オランダ・ハーグ、フランス・パリ、オーストリア・ウィーンなど
世界中の老若男女を興奮の渦に巻き込んでいる大ヒットミュージカルが、いよいよ日本で初演となります!

映画でウーピーが演じた歌手・デロリス役に挑むのは、元宝塚男役トップスターで帝劇の主演作も多い瀬奈じゅんと、
ゴスペル歌手顔負けの森 公美子のWキャストという、奇跡の顔合せが実現!デロリスの幼馴染で警察官のエディ役には、
舞台映えするルックスとパワフルな歌声で魅せる石井一孝。冷酷なギャングの親玉で、デロリスの元恋人・カーティス役には
ダンスで魅せる大澄賢也と、『レ・ミゼラブル』でジャン・バルジャンとジャベールの2役を演じた吉原光夫がWキャストにて。
修道女たちをやさしく見守るオハラ神父役には村井國夫、厳格な修道院長役には鳳蘭とベテラン勢がしっかりと脇を固め、
実力・人気ともに日本初演に相応しい豪華キャストが勢揃いいたしました!

圧倒的な音楽の数々は、『リトル・マーメイド』『アラジン』『美女と野獣』『魔法にかけられて』など、
ディズニー映画の殆どの音楽を手掛けたアラン・メンケンによるもの。ミュージカル化のために全て書き下ろした
綺羅星の如きミュージカル・ナンバーは、本作の大きな見どころ・聴きどころの一つです。
そして演出は、『ミー・アンド・マイガール』『ダンス オブ ヴァンパイア』『ウェディング・シンガー』など、
とにかく盛り上がれるミュージカルをこれまでいくつも手掛けてきた山田和也が、今回も帝劇をはじめ各地を熱狂の渦に巻き込みます!


STORY

破天荒な黒人クラブ歌手デロリスは、殺人事件を目撃したことでギャングのボスに命を狙われるハメに。
重要証人であるデロリスは、警察の指示でカトリック修道院に匿って貰うが、
規律厳しい修道女たちからは天真爛漫なデロリスは煙たがられてしまう。
そんなある日、修道院の聖歌隊の歌があまりに下手なのを耳にしたデロリスは、修道院長の勧めもあって、
クラブ歌手として鍛えた歌声と持ち前の明るいキャラクターを活かして聖歌隊の特訓に励むことになる。
やがて、デロリスに触発された修道女たちは、今まで気づかなかった「自分を信じる」というシンプルで大切なことを発見し、
デロリスもまた修道女たちから「他人を信頼する」ことを教わる中で、互いに信頼関係が芽生え、
聖歌隊のコーラスも見る見る上達する。が、噂を聞きつけた修道院にギャングの手が伸びるのも時間の問題であった・・・。
果たしてデロリスは無事に切り抜けることが出来るのか?修道院と聖歌隊を巻き込んだ一大作戦が始まる!

観劇レポ(6月6日マチネ)

「日本人キャストが舞台でやるとどうなるんだろう?」と正直言って
想像つかなかったのですが、出てくるキャラクターが次から次へと
いろんなことをやらかしながらの大騒動。
映画版の良さを生かしつつ、舞台の魅力を詰め込んだ作品に仕上がっていました。

ひょんなことから殺人事件の目撃者になったデロリスの逃亡劇は、
せっぱつまった状況なのに、どこかコミカル。

かくまってもらった先の修道院ではやりたい放題、
逃亡劇のドタバタを最後までひっぱりつつも、
聖歌隊指導を始めてからは徐々にシスターたちの心がひとつになっていきます。
それが歌声や生き方にも重なり・・・

笑って泣いて、やっぱり笑顔。
なかなかここまで底抜けに明るく楽しいミュージカルはないかもしれません。

この日のデロリスは森公美子さん。
パワフルボイスはもちろん、役にもぴったり。
そしてこんなにアクティブな森さんを見たのは初めてかも。
ダブルキャストの瀬奈じゅんさんももちろん観たい。

修道院長の鳳蘭さんは、本当にいい味を出しているし、
エディの石井一孝さんはご本人の持ち味を生かしています。
カーティスの大澄賢也さんはボスにしては軽い軽い。でもそれがなんだかコミカルで面白く、
ダブルキャストの吉原光夫さんがどんな演じ方をしているのか興味をそそられます。
オハラ神父の村井國夫さん、シスターの春風ひとみさん、浦嶋りんこさんは
適材適所。こういう方が出演しているから作品の面白みを増すんです。
シスターメアリーのラフルアー宮澤エマさんは、昨年初舞台を踏んで今回帝劇初出演。
歌声伸びやかで、今後が楽しみな女優さんです。

これぞハッピーミュージカルの決定版。
そんな印象を受けました。曲も良くて楽しかったです!


925_002

925_004

925_005

925_003

925_006

 

ミュージカル

『シスター・アクト~天使にラブ・ソングを~』

 

音楽:アラン・メンケン/歌詞:グレン・スレイター

脚本:チェリ・シュタインケルナー&ビル・シュタインケルナー

演出:山田和也

 

日程 :2014年6月1 日(日)~7月8 日(火)

会場 :帝国劇場

各地で公演あり

 

お問い合わせ:東宝テレザーブ

03-3201-7777(営業時間 午前9時30分~午後5時30分)

 

オフィシャルホームページhttp://www.tohostage.com/sister_act/

 

 

 

 
 

情報は書き込んだ時点のものですので、実際の内容と異なる場合があります。
あらかじめご了承下さい。

[ PR ]