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坂東玉三郎演出 DAZZLE(ダズル)出演 airweave presents『バラーレ』 開幕 2015年03月

(2015年03月09日記載)

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坂東玉三郎演出 DAZZLE(ダズル)出演
airweave presents『バラーレ』 開幕

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関連記事:製作発表https://enterminal.jp/2014/12/ballare/

公演について(資料より)

歌舞伎界の立女方であり日本を代表するアーティスト坂東玉三郎が、
DAZZLE(ダズル)のパフォーマンスに衝撃を受け、今回“初めて”ストリートダンスの演出を手掛ける。
DAZZLEは、ストリートダンスとコンテンポラリーダンスを融合させ、幻想的で独創的な“唯一無二”の作品を
創造するダンスカンパニー。その作品スタイルはダンスを見ない層からの支持も高く、
現に09年の舞台「花ト囮(はなとおとり)」はダンス公演でありながら演劇祭でグランプリ受賞している。
国内に留まらず海外でも評価されている彼らと、
坂東玉三郎の芸術への至高の美意識とのコラボレーションによって、
新しい『バラーレ』(=イタリア語で“踊る”の意)の世界が誕生する。

DAZZLE(ダズル)とは

ストリートダンスとコンテンポラリーダンスを融合した
世界で唯一のダンススタイルを創造するダンスカンパニー。
幻想的な物語を徹底的な美意識で構築し、
ダンス表現の常識を打ち破る比類なき世界観を提示し続けている。
振付&演出の長谷川達也を中心に1996年に結成。
2009年発表の舞台「花ト囮」が国内外で数々の賞を受け脚光を浴びた。
2010年韓国「SAMJOKOアジア演劇祭」、2011年ルーマニア「シビウ国際演劇祭」、
2012年イラン「ファジル国際演劇祭」招聘など海外での活躍もめざましい。

■坂東玉三郎からDAZZLE(ダズル)へのコメントより
日本でこのようなパフォーマンスが存在しているなんて、素晴らしい出来事です。
踊ることは、言葉にならない魂の現れ。人間、地球、世の中、喜び、悲しみ、矛盾。
夜の街中で徐々に育って来た不思議な動き。若者の心の叫びが作品になって行く。
やがてその動きが音楽に乗り、観衆に生き甲斐や感動を与えて行く。
時代と共に大人の芸術になって行く。日本の未来に向かう新しい表現の誕生。

コメントが届きました(2015年3月9日)

◆演出/坂東玉三郎
ストラヴィンスキーの「春の祭典」は、複雑なリズムの中で32分間踊りっぱなしの作品ですが、
この曲を一曲ダンスカンパニーが作るというのは大変なことなんです。この曲には“春がやって来る”ということと、
“生贄を捧げる”というテーマがあるのですが、これは“踊る”という意味での生贄なんです。
ですから、立ち上がれないほどの踊りになります。今回とても良くできたと思いますし、
DAZZLEがストリートダンスを基本にしながらも、そこにハマらない面白さが出たと思っています。
マーラー作曲の「交響曲第四番第三楽章」は非常に優しい音楽です。“平安なる死”という意味があるのですが、
今回バラーレのプログラムを組むにあたって第一部の「春の祭典」が終わった後は、やわらかい音楽が良いと思ったのです。
そこで、この曲を選びました。これもまた、ストリートダンスから始まったDAZZLEには今までなかった、
柔らかい優しい振付がなされています。人間が生まれてから平和に死んでいき、
それが繰り返されるというようなテーマがこの舞台の中に出てくると思います。
後半は、音楽が一番ダイナミックになったところを振りで表現するのは難しいので、24人のアンサンブルを追加し、
DAZZLE9人と合わせて33人で一気に踊って死を迎えていくというような構成になっていて、非常に華やかなものになっています。
そのまま、第三部は同じ33人で「タンゴ・アルゼンチーノ」を踊ります。このタンゴは通常のタンゴとは違った解釈で、
音楽を楽しくまた冗談をまじえて、33人がタンゴの中で遊んでいるような構成にしてあります。
「春の祭典」は難解な音楽、マーラー作曲「交響曲第四番第三楽章」は美しい曲ですが現代の若い人たちに
馴染みのない音楽なので、3曲目最後は、曲に対して知識がなくても楽しめるような音楽を選びました。
舞台「バラーレ」が、いよいよ赤坂ACTシアターで開幕です。
33人のダンサー、そしてスタッフともみんな力を合わせて、古典的でもありまた現代的な楽しさもあるプログラムができました。
どうぞみなさんこぞってご来場いただければと思っております。


◆出演/長谷川達也(DAZZLE主宰)
一年前から稽古を始めてずっと積み重ねてきて、いよいよ本番を迎えます。
芸術を極めていらっしゃる玉三郎さんが、舞台に立つ表現者としてどうあるべきか言葉をつくして下さり、
その一つ一つが本当に印象深くて目からうろこが落ちるような体験でした。技術的なことはもちろん、
精神的な部分もすごく勉強になったと感じています。
「バラーレ」は、音楽の力が非常に強い公演です。ストラヴィンスキーの「春の祭典」もマーラーの
「交響曲第四番第三楽章」も、「タンゴ・アルゼンチーノ」も歴史的な名曲なので、それぞれの曲のテーマ、
イメージを膨らませて振付を考えました。
特に「春の祭典」は、とにかく楽曲が複雑で、大変な振付でしたがそれを乗り越えて今作品が出来上がっております。
それも含めて観ていただきたいと思います。
DAZZLEはもともとストリートダンスから派生しているダンスカンパニーですが、今回の公演はストリートの枠を飛び越え、
バレエでもコンテンポラリーダンスでもなく、またジャズでもモダンでもない、どんなダンスジャンルにもとどまらない
すごく独創的なダンス作品になっています。玉三郎さんのご指導のもと、本当に美しい舞台作品になっているのを
実感しているので、ダンスを知っている方はもちろん、ダンスを知らない方にも、こんなダンスがあるんだ、
こんな美しい作品があるんだというのをぜひ感じていただけたらと思います。

舞台写真

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airweave presents『バラーレ』

演出:坂東玉三郎

出演:DAZZLE(ダズル) 

アンサンブル24名

 

日程:2015年3月7日(土)~3月15日(日)

会場:赤坂ACTシアター

2014年12月7日 一般発売開始

 

チケットスペース 03-3234-9999
(月~土10:00~12:00/13:00~18:00)

http://www.tbs.co.jp/act/event/ballare/

 

 

 
 

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あらかじめご了承下さい。

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