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恵比寿ガーデンプレイス内に『YEBISU GARDEN CINEMA』が3月28日オープン! 2015年03月

(2015年03月26日記載)

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3月28日恵比寿ガーデンプレイス内にオープン!
『YEBISU GARDEN CINEMA』内覧会レポート


黒で統一されたスタイリッシュな印象のスクリーン1。

施設概要について(資料より)


『YEBISU GARDEN CINEMA』、《&CINEMA 〜五感で、街と一緒に、新しい映画館の楽しみ方を見つけよう〜》を
コンセプトに誕生する映画館です。恵比寿ガーデンプレイスは、2014 年10月で開業20周年を迎え、
ブランドメッセージとして掲げている「女性を中心とした学びや成長を実感できる場」を提供することを目指し、
多くのファンに惜しまれながら2011年に閉館した映画館・恵比寿ガーテンシネマを超える新しい文化芸術の情報発信を
行うために『YEBISU GARDEN CINEMA』をオープンします。アメリカ・インディペンデント作品を中心としながら、
世界から選りすぐられた文化の香り高い映像作品を揃えるだけに留まらず、演劇、ミュージカル、ファッション、
クラシックコンサートなどの「ライブビューイング」を実施していく等、映画を起点として様々な要素が有機的に
結びついていくような新しい形態の映画館を目指していきます。また、恵比寿三越ほか各施設や、
恵比寿ガーデンプレイスが企画する各種アートイベント等とも連動させ、文化芸術の情報発信機能の強化を図るほか、
近隣のシネコンにはない豊富なアルコール類やフードメニューを揃えサービスの充実を図ります。
2スクリーンの約280 席(スクリーン1:190席、スクリーン2:90席)、カップホルダー付きワイドシートと
ラグジュアリーシートを採用し、寛ぎの鑑賞空間を提供します。高画質・高精細の映像設備「4Kデジタルプロジェクター」と、
臨場感あふれる音を再現する音響設備「7.1ch サウンド」により、上質な映画を高品質の環境で存分に楽しむことが出来ます。
多彩なコンテンツ向けに3Dシステムも標準完備。オンラインチケッティングはもちろん、現金やカード決済可能な自動発券機と、
フードやドリンクを提供するカフェカウンターや女性向けパウダーカウンターは利便性だけでなく
エレガントでスマートな映画ライフを実現します。



座席の間隔もゆったり。シートの座り心地も良いです。

カップホルダーの幅も、かなり広いです。

ゆったりとしたプライベートシートは、映画に没頭できる特別席。

スクリーン2は、赤いシートです。

映画のワンシーンに出てきそうな大きな時計。

美術館のような内装です。

開放感が感じられるシャトー広場が一望できる窓辺。

カウンターテーブルにはコンセントも。

様々な映画関連のチラシが置いてあります。

プレスプレビュー会見(2015年3月25日)

『YEBISU GARDEN CINEMA』の概要について、解説がありました。

◆サッポロ不動産開発 代表取締役社長 生駒俊行
恵比寿ガーデンプレイスは、21年前、約100年間ビールを造ってきた工場の跡地に、日本で初めての複合開発の街として
誕生しました。オフィス、住宅、商業、ホテルなどの複合の施設に加えて、この街では文化発信施設というものも
重要だということで、恵比寿ガーデンシネマや東京都写真美術館などを併せ持つ複合施設であります。
おかげさまで昨年、恵比寿ガーデンプレイスは20周年を迎えました。恵比寿ガーデンプレイス自体は年間1200万人の
お客様にお越しいただいている街です。恵比寿ガーデンシネマは、5年前に一旦休館させていただきました。
20周年を迎えるにあたり、この街がこの先10年20年皆様にご支持いただけるように、
色々な方々のご意見をお伺いしたのですが、やはり一番多かった声がシネマの復活。
長年この街を愛してくださっているお客様ほど、そういうご意見が多かった。
これからの恵比寿ガーデンプレイスにとって、お客様に色々な価値を提供したいという中で、
こういった施設が改めて必要だということで、復活にかけて準備をして参りました。
この度、ユナイテッドシネマさんなど、パートナーのご協力をいただいて、
3月28日のオープンを迎える事ができるということは本当に嬉しく感じております。
新しいシネマのコンセプトは《&CINEMA 〜五感で、街と一緒に、新しい映画館の楽しみ方を見つけよう〜》。
五感でというのは映像を見るということだけではなく、色々な意味で楽しんでいただける館にしていこうと考えております。
街と一緒に、色んな複合の施設がありますので、色んなエッセンスと映画館を同時に楽しんでいただけるような
映画館を目指して、これからも一生懸命やっていきたいと思っております。今後とも宜しくお願いいたします。

◆サッポロ不動産開発 マーケティング部 三谷真治
映画業界の動向としては、ミニシアターの数は2007年から2008年をピークに減少の一途を辿っております。
特に渋谷エリアでは、アート系ミニシアターのスクリーン数が飽和状態になり、作品のクオリティ維持ができず
客足が遠のいていました。その結果、現在の渋谷エリアのスクリーン数はピーク時の26スクリーンの半分以下となる
12スクリーンにまで減少してしまっています。また、最近では2013年銀座エリアのミニシアターが閉館、
2015年6月には六本木エリアでも閉館予定となっております。アート系ミニシアターが減少していっております。
しかし近年では『グランド・ブダペスト・ホテル』や『チョコレートドーナツ』『クロワッサンで朝食を』などに見られる
ミニシアター発のヒット作品が増加傾向にあります。アート系ミニシアターも良質な作品選定によってはお客様の支持が
得られるということが証明されております。新しい『YEBISU GARDEN CINEMA』では、かつての恵比寿ガーデンシネマが
そうであったように、作品の規模に関わらず、良質な作品を丁寧に上映し、世に送り出す事でお客様の元に感動をお届けいたします。

◆サッポロ不動産開発 企画部 大木梨江
ODS作品の展開についてご紹介します。ODSとは、Other Digital Stuffの略称で、映画館で映画以外のコンテンツを
紹介する事を差します。例えば、オペラ、バレエ、演劇、歌舞伎などのステージイベントを上映することを言います。
新しい『YEBISU GARDEN CINEMA』では、このODS作品を展開し、自分の成長を感じられたり、自分の世界が広がった感覚が
感じられる、そんな映画館を目指していきます。鑑賞系コンテンツとして、バレエやオーケストラなどのクラシックな作品を
上映いたします。海外の作品や、時代を越えた芸術家の作品を通常の上演では見る事ができないアーティストの細かい表現まで
大画面で見る事ができますので、特別な臨場感をお客様に味わっていただけると思います。また、レクチャー系として、
映像を切り口とした講義コンテンツを上映したり、コラボ系コンテンツとしては、大画面に映し出された絵本を読み手が生で
読む絵本の読み聞かせ、落語と映像のコラボレーションを展開していく予定です。

『YEBISU GARDEN CINEMA』のコンセプトは《&シネマ》で、
映画とシネマを掛け合わせることでこれまでの映画館には無かった新しい価値を生み出す事がコンセプトとなっております。
『YEBISU GARDEN CINEMA』と恵比寿ガーデンプレイスの各店舗、各施設を掛け合わせることで街全体が誘起的に繋がっていく
ような企画を計画しております。店舗との連動としては、レストランの最高峰三ツ星レストランを有する
ジョエル・ロブションブランドと連携を取り、当映画館内で、ジョエル・ロブションブランドの味が楽しめるメニューを
ご用意いたしました。一流の料理に合うアルコールを世界中のワインを取り扱う専門店WINE MARKET PARTYから取り揃えます。
さらに恵比寿三越とは食やファッション面で映画作品と連動した世界観が楽しめる企画を行って参ります。
施設連動としてウェスティンホテル東京では、映画作品とコラボレーションしたメニューをホテル内のレストランやラウンジで
ご用意し、ホテルをご利用のお客様にも当映画館の、映画の世界観をお楽しみいただける展開を見せていきます。
また恵比寿ガーデンプレイスで毎年行われている野外イベントとの連動やガーデンホール、ガーデンルームで行われている
イベントに連動し、恵比寿ガーデンプレイス全体で映画館を楽しめる企画をシーズン毎に用意していく予定です。

フード&ドリンクの楽しみ方としては、旧恵比寿ガーデンシネマとの違いとして、
新しい『YEBISU GARDEN CINEMA』では、劇場内で食事を楽しめるようになりました。映画と食事を楽しんでいただきたいという
思いを込めて、当映画館のカフェの名前を「&カフェ」と名付けて他の映画館では味わえない素敵なフードとお酒を
ご用意いたしました。メニューは美味しいことはもちろんですが、映画を見ながらでも食べやすい、でも食べている姿がまるで
立食パーティーのようになるようフィンガーフードを中心に取り揃えました。
コーヒーはホテルなどで使用されているイタリアの『LAVAZZA(ラバッツァ)』の豆を採用。
ソフトドリンクは定番商品に加え、デトックス効果とリラックス効果を持つ、
イギリスの伝統ハーブドリンク『CORDIAL(コーディアル)』や、
北欧ナンバーワンブランドのスムージー『froosh(フルーシュ)』など、ナチュラル系ドリンクもラインアップいたしました。
エビスビール創業の地の映画館として、元祖プレミアムビールの『エビスビール』もご用意いたしております。
またビールの他にも、数種類のカクテルやワインといった豊富なアルコールもご用意しております。
ミシュラン東京版創刊以来三ツ星を取り続けているジョエル・ロブションが有する、ジョエル・ロブションブランドと
コラボレーションをし、見た目にも美しく、彩り豊かなメニューをご用意いたしました。
いつもの映画ライフを贅沢で、上質な映画ライフに変えてくれること間違いありません。シャトーレストランや
ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブションでは、通常販売されていない『YEBISU GARDEN CINEMA』でしか味わえない
ジョエル・ロブションスペシャルボックスもご用意しておりますので、ぜひお楽しみいただければと思います。
このように『YEBISU GARDEN CINEMA』では映画目的だけではなく、フードやアルコールだけを目的に来場されることも新しい
『YEBISU GARDEN CINEMA』の楽しみ方の1つになるよう、クオリティ高いフードメニューをご用意しておりますので、
お客様それぞれに合った、カフェの利用方法を見つけていただければと思います。

『YEBISU GARDEN CINEMA』の内装デザインは、従来の映画館とは異なる映画館を目指して、
映画だけではなく、空間を楽しんでいただくために自分の成長を感じられる場所に
相応しいよう、博物館や美術館などの凛とした雰囲気を意識しています。映画は非日常の世界です。
映画が終わってロビーに出たとたんに急に現実に戻されるのではなく、
映画の余韻にもう少し浸っていられる、そんな空間をお客様に提供していきたいと思っています。

◆ユナイテッドシネマ 営業部 番組編成室 松本富士子
かつての恵比寿ガーデンシネマは、良質なアート系作品を数多く上映していた劇場であり、多くのミニシアターファンにも
愛された劇場でもありました。今回、新しく誕生する『YEBISU GARDEN CINEMA』では、かつてのガーデンシネマが大切にしてきた
ミニシアターファンの方々にもご満足いただける良質なアート系作品を上映していくというスピリットを引き継ぎつつ、
新しい時代のニーズに応える作品、バレエや演劇、音楽といったODSなどの多彩なコンテンツなども積極的に上映してまいります。
ガーデンシネマファンの皆様の期待を裏切ることなく、かつ時代に合わせたコンテンツを上映し、より多くのお客様に
ご来場いただけるようなラインナップをお届けしていく予定でございます。また、新しい『YEBISU GARDEN CINEMA』では、
世界各国から選りすぐりの作品をミニシアターファンにお届けするだけではなく、恵比寿ガーデンプレイスにお越しいただいている
感性や審美眼を磨き、自分の世界を広げたいと考えている大人の女性のお客様に向けた作品の編成にも力を入れて参ります。
幅広いジャンルから、様々なタイプの作品をラインアップすることによって、『YEBISU GARDEN CINEMA』にお越しくださる
お客様にバラエティに飛んだ良質な作品の数々をお楽しみいただける機会をご提供できればと考えております。
『YEBISU GARDEN CINEMA』のラインアップにご期待ください。



パウダールームでゆっくりと身支度を整えることができます。

映画の世界観溢れる化粧室。

「&CAFE」のカウンター。

可愛らしいスモールサイズスイーツ。

ワインにも相性が良さそうなキッシュやケークサレも。

オリーブオイルで仕上げた「パロミータス」のポップコーン。
季節に応じてフレーバーが変わります。写真はシーソルト、アールグレイ、紫芋MIX。

 

 

『YEBISU GARDEN CINEMA』

 

所在地:東京都渋谷区恵比寿 4-20-2

問い合わせ:恵比寿ガーデンプレイス・インフォメーション

TEL 03-5423-7111

 

http://www.unitedcinemas.jp/yebisu/

 

 

 
 

情報は書き込んだ時点のものですので、実際の内容と異なる場合があります。
あらかじめご了承下さい。

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