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映画『ヴェルサイユの宮廷庭師』 2015年10月

(2015年10月06日記載)

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映画『ヴェルサイユの宮廷庭師』


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『ヴェルサイユの宮廷庭師』
10月10日(土)より角川シネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマほか全国公開

作品紹介(公式資料より)

歴史上もっとも華やかで、最高にドラマティックな伝説に包まれているヴェルサイユ宮殿。この華麗なる宮殿誕生の裏側で、大胆な発想でフランス史に挑んだ感動作が生まれました。アカデミー賞®女優ケイト・ウィンスレット主演作『ヴェルサイユの宮廷庭師』が、10月10日(土)より角川シネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国公開致します。
舞台は17世紀フランス。国王ルイ14世は栄華のシンボルとして、ヴェルサイユ宮殿の増改築を計画、庭園を設計するのは、国王の庭園建築家アンドレ・ル・ノートル。本作は、彼と共に「舞踏の間」の建設を任された、稀有な才能を持つひとりの名もなき女性庭師が起こす愛と奇跡を描いていく。歴史的大ヒット作『タイタニック』や『愛を読むひと』など様々なヒロインを演じてきたウィンスレットが、「サビーヌ・ド・バラはわたしよ!」とまで言い切り、求めるものに向かって飛び込んでいく自由な感性と情熱で、格式ある伝統に新風を吹き込むサビーヌを全身全霊で演じている。


ストーリー(公式資料より)

1682年フランス。田園地方の庭園で、ひとりで生きるサビーヌ(ケイト・ウィンスレット)の元に、予想もしない仕事のオファーが舞い込んだ。フランス国王ルイ14世(アラン・リックマン)が計画する新たなる王宮の庭園建設に白羽の矢が立ったのだ。国王の庭園建築家アンドレ・ル・ノートル(マティアス・スーナールツ)との面接を受けるが、伝統と秩序を重んじる彼と対立してしまう。しかし、自由な精神で向き合う彼女の言葉が忘れられず、宮殿における中心的な庭園造りをサビーヌに任せることにするル・ノートル。大きな可能性を秘める彼女に、少しずつ心魅かれていく-。

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『ヴェルサイユの宮廷庭師』に寄せられたコメント一覧(敬称略/五十音順:公式資料より)

赤川次郎(作家)
整然とした人工美のフランス式庭園に、男と女の秘めた想いが静かに燃える。この着想の妙。完成した舞踏場の華やかな幕切れが目にしみる「大人の恋愛映画」だ。

朝海ひかる(女優)
フランスの木の草の花の香りを感じる事ができる作品。その安らぎとは真逆の人間ドラマ。そのバランスが絶妙でした。<舞踏の間>にいつか立って“小さな混沌”を感じてみたい。

池田理代子(劇画家・声楽家)
壮麗さで世界に冠たる、ヴェルサイユ宮殿とその庭園。人工的でシンメトリックなフランス庭園にぽっかりと存在する、遊び心に満ちた野外舞踏場は、自立した女主人公の存在を象徴するようである。ゆったりと流れる時間が、現代の私たちを癒してくれるに違いない。

石原和幸(庭園デザイナー)
”庭の出来が悪ければ、自分の命はない”という言葉にすごく感動しました。そして、庭師の人生そのものがデザインに反映される事をつくづく感じました。花や緑の映像がとても美しく、庭や造園に携わる方は是非見てほしい。

上野 梓(日本初の女性石職人)
誰も成し得ない事に挑戦する主人公の強さは人としての美しさに溢れていた。ヴェルサイユの煌びやかな世界以上に魅力的だった。

生方ななえ(モデル)
愛を奪うのが人ならば、愛を与えるのも人。これは、再生の物語。うつくしい色彩に満ちた映像の中、紡ぎだされる世界はこんなにも素晴らしい。

大髙博幸(ビューティ エキスパート)
史実と虚構(フィクション)の綾織りが新鮮。特に興味深いのは、主人公との絡みによって、国王や貴婦人達の人間的感情が吐露されていくこと。完成した「舞踏の間」の愛らしい美しさも必見です。

賀来千香子(女優)
ケイト・ウィンスレットの瞳の奥の憂いが印象的!ヴェルサイユの響きに誘われ、愛が、優しい噴水のように流れている映画だと感じました。

假屋崎省吾(華道家)
大好きなヴェルサイユ宮殿。園芸少年だった頃を思い出しながら、夢の実現のために未曾有の困難に翻弄されながらも乗り越える美しき女性庭師の生き方にうっとり。ケイト・ウィンスレットの魅力満載です。

KIKI(モデル)
サビーヌは荒地で咲くバラのようだ 彼女のもとからは 瑞々しい土と芳しい花の香りが漂ってくる 彼女は当たり前のように 人々をやさしさと強さで包み込む ひとりの女性として 見習いたくもあり そして 女性でありながらも 惚れてしまうのだった

齋藤 薫(美容ジャーナリスト/エッセイスト)
こんな視点があったんだ! 「ヴェルサイユ宮殿ですら、泥にまみれて仕事を全うする女の方が美しい」という仮説に激しく心揺さぶられた、想像を絶する宮廷もの。

紫吹淳(女優)
私が愛するヴェルサイユ宮殿が舞台で心踊る。無名の女性庭師が鮮烈な感性で世紀の大事業に挑む愛と勇気の物語。女子力アップを目指す人必見! ひと花ふた花咲かせてね!!

辛酸なめ子(漫画家/コラムニスト)
17世紀の造園家の女性サビーヌに、時代を超えてキャリアアップ術を教えてもらいました。最も大事なのは大自然からエネルギーを吸収することでしょうか……。

中野京子(作家)
太陽王ルイ14世がどれほどヴェルサイユの庭園にこだわったか、そして「舞踏の間」の、あの不思議な小石の動きと音の秘密がわかります。

雅姫(モデル/デザイナー)
植物を愛し、自然と対話する心がある人は、雄大なロマンを持つ、自立した、とても魅力的な女性。リネンの作業着を身に纏い、がむしゃらに働く姿からは想像できないくらい、一輪のバラにそっと触れる指先は美しく繊細でありました。

水 夏希(女優)
「あの美しく広大な庭園も人の手で創られたのだ」 何もない森から「永遠の美」が生まれる瞬間を体験しました。美しい映像とロマンス、ヒロインの芯の強さに勇気を貰ってください!

湯山玲子(著述家)
情熱を持って仕事し、人間的に立派であるならば、けっこう、男たちは応援してくれて、恋愛関係にもなりえる、という、実は女の方が信じようとしない真実を堂々と描き爽快。

余 貴美子(女優)
庭園設計を通して、王宮を取り巻く人々の人生とラブロマンスが絡み合う世界! 秘め事を覗き見するような背徳感のドキドキする色っぽさ!



 

映画『ヴェルサイユの宮廷庭師』

 

監督・共同脚本:アラン・リックマン

原題:A Little Chaos

字幕翻訳:松浦美奈

後援:フランス観光開発機構/ブリティッシュ・カウンシル

配給:KADOKAWA

 

出演:ケイト・ウィンスレット、マティアス・スーナールツ、アラン・リックマン、スタンリー・トゥッチ

 

10月10日(土)より角川シネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国公開

 

http://versailles-niwashi.jp

 

 

 
 

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