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宝塚歌劇花組公演『雪華抄』『金色の砂漠』明日海りお、花乃まりあ 囲み取材 2017年01月

(2017年01月05日記載)

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宝塚歌劇花組公演 宝塚舞踊詩 『雪華抄(せっかしょう)』
トラジェディ・アラベスク 『金色(こんじき)の砂漠』
明日海りお、花乃まりあ 囲み取材

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公演について(公演資料より)

宝塚舞踊詩
『雪華抄(せっかしょう)』
作・演出/原田 諒


<特別出演>・・・(専科)松本 悠里
花鳥風月——日本ならではの風雅な趣をテーマに、華麗に格調高く繰り広げる舞踊絵巻。華やかな初春の風情に始まり、夏のきらめく波濤、秋の月、そして雪の華が舞う白銀の世界から桜花夢幻の春の讃歌へと、絢爛豪華な場面が次々に展開されます。現代的なエッセンスを加え、宝塚風にアレンジした日本古来の伝説なども織り交ぜながら、四季の美しさと艶やかさを華やかに謳い上げた日本物レビューの意欲作。
国際的に活躍するファッションデザイナー丸山敬太氏が、衣装デザイン・監修を手掛けます。


トラジェディ・アラベスク
『金色(こんじき)の砂漠』
作・演出/上田 久美子


昔々、いつかの時代のどこかの国。砂漠の真ん中にあるその王国の王女は、“ギィ”という名の奴隷を持っていた——。

自分がどこから来たのかも知らず、王女タルハーミネの奴隷として育てられた少年、ギィ。常に王女に付き従って世話をする彼は、長じるにつれ、美しく傲慢な王女に心惹かれるようになる。ギィを憎からず思うタルハーミネではあったが、王女の立場と何より彼女自身の矜りが、奴隷を愛することを許さない。タルハーミネはわざと高圧的な態度でギィを虐げる。奴隷でありながら矜り高いギィは、そんな王女を恋の前に屈服させたいと激しい思いを募らせる。
ギィの怒りにも似た愛は、やがて報復の嵐となってタルハーミネと王国を呑み込んでゆく——。
架空の古代世界を舞台に描き出される、愛と憎しみの壮絶なアラベスク。
  

初日囲み取材が行われました。(2017年1月2日)

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◆明日海りお
皆様、明けましておめでとうございます。
2017年、東京宝塚劇場では初めての舞台となりますので組子一丸となって頑張りたいと思います。
よろしくお願いいたします。

◆花乃まりあ
明けましておめでとうございます。
新年ということで心新たに1カ月間を務めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

―――『金色(こんじき)の砂漠』は、宝塚ではなかなか難しい関係を
描いた作品ですが、苦労点などをお聞かせ下さい。


◆明日海りお
台本を読んだ時に「これは難しいな」と思いました。上田久美子先生のもとでお稽古を重ね、
先生を信じてそれぞれの人物像を深めることと、お互いに対する思い、
ただ愛おしい、愛しているということだけでなく、憎しみもあり執着もあり(の関係性を)、
私たちが生の感情を激しく動かすほどいいと信じて、今なお発展途上中です。

◆花乃まりあ
公演していても、大劇場の千秋楽を終えても、もっともっとこの作品を良くするために
自分が出来ることがあるのではないかと思っています。難しい作品だなと思うのですが、
その分毎日やりがいがあって、この作品に巡り合えた事は幸せだなと思います。

―――花乃さんは退団ということはあまり意識されていないのかなと思いますがいかがですか。

◆花乃まりあ
お芝居をしている時は全く意識出来ないというか、しないというか、
それが正しい道だと信じてやっております。

◆明日海りお
私もお芝居をやっている間は退団公演だと思うよりは役に集中していただいた方がいいと思いますので、
この役を生き抜き「ああ気持ち良かった~」という気持ちで卒業していただけるように、
お互いに役に集中したいと思います。


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―――宝塚舞踊詩 『雪華抄(せっかしょう)』のみどころを。

◆明日海りお
丸山敬太さんが監修して下さいましたお衣裳、そして舞台セット、
やっぱりタカラヅカが一番だなと思っていただけるのではないかと思います。
きらびやかさにうっとりしていただきたいですし、我々も所作やメイクなどを研究してまいりましたので
そのあたりも観ていただけたらと思います。

◆花乃まりあ
出演させていただきながらも、衣裳も歌詞も美しく日本の素晴らしさを感じております。
お客様にもその美しさに酔いしれていただけたらなと思います。

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―――2017年、舞台人としてどんな年にしたいですか。

◆明日海りお
とことん集中する時は集中して、組を引っ張っていけたらいいですけど、
少し落ち着くところは落ち着いて、みんなの頼もしさもより実感しながら、
緩急を付けてとことん突き詰めていきたいなと思います。

◆花乃まりあ
最後に自分自身も満足し、お客様にも満足していただいて、
組子のみなさんや明日海さんにも満足していただけるように精一杯演じたいと思います。

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宝塚歌劇花組公演

宝塚舞踊詩 『雪華抄(せっかしょう)』
トラジェディ・アラベスク 『金色(こんじき)の砂漠』

 

日程:2017年1月2日(月)~2月5日(日)

会場:東京宝塚劇場

 

https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2016/konjiki/index.html

 

 

 
 

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